梅さんのかわら版.umelog

笛吹川フルーツ公園の紅葉

プレバト俳句~吊り橋

2023-08-12 03:11:45 | プレバト俳句

吊橋に四つの碇鰯雲  村上健志

題:吊り橋

才能アリ1位70点 田辺智加(ぼる塾)
    吊り橋や覚悟を決める鰯雲
才能アリ2位70点 伊藤俊介(オズワルド)
    夏空の青だけ見てと手を引く君よ
 添削 夏空の青だけ見てと手を引く君
凡人3位65点 河井ゆずる(アインシュタイン)
    秋麗や五十鈴の緒の手光射す
 添削 秋麗やひかりに揺るる五十鈴の緒
凡人4位55点 新山(さや香)
    高秋の吊り橋ややにしがみつき
 添削 高秋の吊り橋赤子ぎゅっと抱く

1ランク昇格 ◆馬場典子
   かなかなの遠のいてゆくかずら橋

1つ前進  ◆横尾渉(Kis-My-Ft2)
   秋光の跳ね橋ドローン追うチワワ

掲載決定 ★村上健志(フルーツポンチ)
   吊橋に四つの碇鰯雲

吊り橋という題は発想が広がるのか、
みんなそれぞれに、シチュエーションが豊かだ
句に物語があって、今回は楽しかった

楽しかったと言えば、先日開催されたumeさん句会の出来事を少し…
この句会は住んでいる所も、年齢も職業も様々な人が集まっている
「赤とんぼ」のお題が出されたが、その赤とんぼについてものすごく盛り上がった
というのは、みんな田舎に住んでいるので、赤とんぼのいる風景は見ていて、
その経験を句に詠んでいる

わっと湧くように飛んでいる風景、山の上から風に乗って降りてくる風景…
自句自解では、その自分の見た又経験したことをイキイキと説明するのだが、
そこに幾人かが加わって赤とんぼ談議が始まり、井戸端会議のようになってしまった

主宰の先生も、周りの人も黙ってそれを聞いている
他の句会ではあり得ない光景で、なんとも微笑ましいなぁと感じた
ひとしきり話し終わったところで「もういいけ~、次に行くよ」
と先生が切り出すのだ

句会とは、偉い先生がいて、話すのも聞くのも緊張する
無駄話など、絶対できない雰囲気だ
だから、このumeさん句会はちょっと特殊かも知れない
これも、主宰の先生のお人柄なのだ
この楽しい雰囲気の中で勉強できることは、幸せなことだと感じている



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