今日は冬至だ。
凸凹の柚子が届いた。いい匂い!!
今日は昼の長さが一番短く、明日から一日一日長くなる。
この日を迎えると本当にほっとする。
子育て時代、すっかり暗くなった保育園に迎えに行くのは辛かった。
子どもが寂しい思いをしているのではないかと気を揉んだ。
陽が早く落ちる…というのはいっそう寂しさを誘うのだ。
冬至までひと日ひと日の日暮かな 草間時彦
・こんな心境だった…
ちちははの慰めあひし柚子湯かな 廣瀬直人
花のごとてのひらひらく柚子湯かな 岡部玄治
・柚子湯には温かい句、ほっこりする句が多い
刃を研ぎて冬至南瓜に挑みけり 沼崎千枝
・南瓜を煮て食べる風習もある。
ところが、この時期の南瓜はとても固いのだ。
挑みけりが、利いている。
男より女艶めく柚子湯かな ume 2019
ぽこぽこと浮いて柚子湯の赤子かな ume 2017
・これは句会のお題で作ったumeさんの句。
「男より」の句は、投句していない。
埋もれていたので出してみた。
今日は南瓜を食べて、
頂いた柚子がたっぷり入った柚子湯で、温まろう。