たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

ようこそアカボシゴマダラ

2019年09月16日 | 昆虫

雑草が蔓延る庭は虫たちの楽園です

 

「かくれんぼする者 寄っといで~~」

そんな暇 無いんだってばー

「そんなこと言わないで僕を探してよ~~ねぇねぇってば~~」

 

傍らで雪寄せ草とホトトギスが物静かに花を開き始めました

藤の葉の上に居るのはもしかして?

 

青花フジバカマも何時の間にか咲いていたんですね 

 もう花に勢いがなくなってきておりました

暑さは人間を怠惰にするものです

うっかり、見ずに終わるところをアカボシゴマダラ(xアサギマダラ)が教えてくれました

     アサギマダラ→アカボシゴマダラの間違いでした
ひげ爺さん、教えて下さって有難うございました


暑いのが大好きなんだって

2019年08月21日 | 昆虫

ここのところ大気の不安定な状態を喜ぶべきか暑さは取り敢えず一段落しました

馬の背を分ける とは良く言ったものです

15時過ぎに雷雨が押し寄せみるみる庭を濡らしましたが屋根を叩く音がしません

外を見ますと濡れているのは一段下がった場所から南側でした

ただ、この雨は暫く続く様です

湿度が高いと窓を開けて置けませんのでこれも困った事ですね

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以下は猛暑に苦しんだ数日前の写真です

 

 

 

「兄の家の駐車場にて」

 かんかん照りが大好きな百日草は今が花盛りです

そこへやって来た蝶もまた暑さを物ともしません

そう言えば私も子供の頃はこの暑さが好きでした

友人と連れ立って川で水遊びをしたり笊を持って魚取りをしたり昆虫採集をしたり

「宿題をやりなさいよ~」 「夜やるー」

そんな感じで一時も家の中に居る事は無かった気がします

この日はよくよく蝶に縁が有る日でした

 家に戻りましたら 今度はアゲハチョウがマリーゴールドの上を飛び交っておりました

そろりそろりと近づく私に気付いていないのでしょう

いえいえ、気付いてないわけ有りませんよね 

無視するに値する人物と見なされたか


養蚕で栄えた茅葺民家

2019年03月15日 | 昆虫
つづき


昆虫観察館を出ますと45ヘクタール(東京ドーム39個分)の自然林に

囲まれた昆虫の森が広がります

自然の地形をそのまま生かしているので休日、子供達は

虫取り網を手に手に(持ち帰りは不可ですが)黄色い声を発しながら

昆虫を追いかける姿が森のアチコチに見られるのでしょう


ネコヤナギ


ミツマタ


ベニマンサク


ロウバイ


セツブンソウ


野鳥の声が響く中、春の花を愛でながら暖斜面を登れば前方に民家が

見えてきました、大室公園にも在ったおよそ50坪の赤城型民家ですね


「竹馬」や「ぽっかん」・・・懐かしいですねぇ





   



磨き抜かれた床が有り土間が有り台所(だいどこ)が有り

その一角には馬屋も有る典型的な農家の暮らしが見られます

吊るされた裸電球の灯りが温かですね




これは「削り花」と言いましてニワトコやヌルデの木を段に削り

桑の芽吹きを模して作られた様です

この削り花は床の間、神棚、便所、屋敷稲荷、井戸、田畑、道祖神等に供え

一家の平安と農作物の豊作を祈ったのだそうです

   

養蚕農家には必需品の機織り機と蚕室へ上がる急階段

   



これらが何に使われたものか

もしも私と同世代で有るならば説明するまでも無くお分かりの事でしょう


さて、これは何を意味したものでしょう

苦手な方もいらっしゃるでしょうから(実は私もですが)

サイズを小さくして載せますね

クリックすれば大きくなりますので興味のある方は是非

但し責任は負いません






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琉球アサギマダラ 「桐生昆虫観察館にて」

2019年03月13日 | 昆虫
つづき




この蝶は昨日アップしましたシロオビアゲハです

いわゆるシロオビアゲハの擬態で

毒を持つベニモンアゲハに似せて我が身を護っているのだとか








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きれい~、澄み渡った空の色と言ったら良いでしょうか

この蝶はリュウキュウアサギマダラ

私達が良く目にするアサギマダラの仲間ですが

琉球の海の色をそのまま映した様な美しいブルーです


ウッワ!こちらに向かって来る~










余りに美しくて

私らしくないですね、何枚も何枚も載せてしまいました

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こんなのもおりました



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日本最大級の蝶・オオゴマダラ etc

2019年03月12日 | 昆虫
大室公園で桐生昆虫観察館への近道を蝶保護観察員の方が教えて

下さったお蔭でナビに頼る事も無くすんなり行きつく事が出来ました

お目当ては南国に生息する蝶

ムッとする温室内は上衣を羽織っているのが苦痛な程でした


早速、現れたオオゴマダラ

羽を広げると13~16㎝ まさに日本最大級の蝶々です

フワ~リ・フワ~リ

まるでティッシュペーパーが風に吹かれて舞っている様

優雅と言うか気怠そうと形容した方が有っている様な羽ばたきでした






時に挑発するかの様に鼻先ををかすめて飛び去ったり

大人でも夢中になってしまうのですから小さな子はどんなでしょう

早くに知っていれば四季を通じて孫を遊ばせて上げられたのに・・





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ギョッとする様なこの蝶々はタテハモドキです

石垣島に多く生息しているとの事ですが温暖化の影響でしょうか

最近、九州でも確認されているのだとか




しかし見れば見るほど不思議な蝶々ですよねぇ

あの2個の眼状紋に射すくめられてしまう昆虫も居るんでしょうね

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この蝶々は? 名前が解りません

ブルーの斑紋が地味な羽をカバーしていました

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こちらはシロオビアゲハ

最後のシロオビアゲハは黒いミディドレスを纏った貴婦人にみえますよね

黒いドレスと言えばルドルフ皇太子の死後

生涯を喪服で通したシシの愛称を持つエリーザベトの姿がダブります

            

温室内に咲いていた蝶の好物、アゲラダムを始めとした熱帯の植物です

クリックして頂ければ大きくなります

明日に蝶が続きますので本日はコメントを閉じました



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