たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(続)霊山・嵩山(大天狗)

2021年11月14日 | 登山

続き

 

大天狗に向かって雄さん、登り始めました

続いて私、だが道半ばで断念。バランスの悪さ・以前は楽しんで登っていた岩場に対して異常なまでの慎重さ・・・歳を取った証拠でしょうか。「無理するな」の雄さんの掛け声に素直に従った私でした。

「ロープを弛ませるな、鎖を踏むな、体を岩から離せ」と言う指導の下にハーネスに身を固めて登る太田から来た女性を羨ましい気持ちで見送りました。

懐かしい山頂の大天狗。やはり思い出すのは真剣な目をして登ろうとした愛犬マー君の姿です。

大天狗の岩には3mほどの鎖が設置

 

山頂からの展望は360度。孫も娘も酔いしれたで有ろう場所です

雄さん、戻って参りました。彼もやはり「きつかった」と

実城(本丸=と言っても恐らく砦の様な物だったのでしょう)が有ったとされる場所に70体の観音様と1体の阿弥陀如来様が戦没者を弔う為に置かれたのでしょうか。そしてそれは何時の事でしょうか。

 

 

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実城の平から一寸した岩をアップダウンして途中のピークを上り詰めれな中天狗。小春日和の様な暖かさに包まれた此処は景色を眺めながら昼食に良さそうと思ったが一人で行って来いと言われた場所なので断念。遠く妙義山の山稜が霞んでいる。

昼食は結局、小天狗登り口の広場でとった。何時もの鮭弁当。後は冷蔵庫に有ったものをかき集めて。


秋の霊山・嵩山

2021年11月13日 | 登山

8月、宮沢池のアサザ鑑賞後、嵩山の小天狗を登った時に秋の嵩山を縦走しようと決めておりましたが、その季節がやって来ました。嵩山は今回で4度目の登山です。

8月に来た時に登った小天狗、その岩から駐車場に向かってワイヤーが張られていますが、これは5月の節句の日、100匹の鯉を大空に泳がせる為の仕掛けで今は嵩山の風物詩となっております。

今日は表登山道より入山

たった一輪のアザミ

マムシグサ

里山登山には絶好の日和、早くも真っ赤なモミジの出迎えを受けました

   

左→「弥勒穴」 数年前この岩を孫のRは登っております

右→「一升水」 岸壁から常に水滴が落ちている事からそう名付けられました。

今はいずれの岩も土砂崩れか何かの災害で通行禁止の看板が立ち近づく事は出来ませんでした。

「経塚」今は大天狗に挑む前に心を静める為の一服場所となっておりますが戦国の世、若き城虎丸は「もはやこれまで」と大天狗から身を投げる決意をした場所なのですね。さぞや無念だった事でしょう。

 

この実は赤い色をしておりますがムラサキシキブでしょうか? 時期で赤く変わるのでしょうか?

 

大天狗の鎖場直下、登山ガイドと共にやってきた太田の山岳会の人達、紅一点の女性はセルフビレイをしてもらう為の装備を整えていました。続きますのでコメント欄はお休み致します。


嵩山(たけやま)小天狗

2021年08月16日 | 登山

続き

 

 

ふるさと公園に咲く花々を眺めながら散策をしていると行く手に

この標識を見つけた私。「何だよ登るのか?」「小天狗までなら15分位だから登ろうよ=実際は30~40分 (^_-)-☆=

 

  

踏み入れて直ぐ先に「一の木戸」 側にキツネノカミソリが咲いていました。山中各所には1番から33番まで石仏が置かれています。ここが1番。古くから霊が宿る山として信仰を集めている霊山なのですね。

 

地図が示す雷光型の登山道は3~40分とは言え結構な急坂です。その雷光型の途中、634m地点にこんな看板が置かれておりました。

「もう15分はとうに過ぎてるぞ」後ろからそんな声が聞こえて来ましたが無視

ここは何番霊場だったか、私も確かめる余裕なし

仏像の分岐から一登りで記憶に在る小天狗・大天狗の分岐に到着しました。上衣が必要なほど冷たい風が吹き抜ける稜線です。小天狗までは5~6分。もう着いた様なものです。

 

う~ん、久し振りの岩の感触 

“きつい急坂だったけど・・・うん、来て良かった” と言う顔に見える

榛名山を真裏から望みます

西方面

小天狗が見下ろす、ふるさと公園に帰り着きました。はい、お疲れ~

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下の写真は33年前に登った「大天狗」です。この後、孫を連れて登りましたので今回は3度目の嵩山です。

激戦の末、斉藤憲宗は自刃し弟の城虎丸は、この大天狗から飛び降り自決、一族は婦女子まで自刃、あるいは城虎丸の後に続いて飛び降り嵩山城は落城したのでした。 少し先に城跡でしょうか石仏が並ぶ御城平が在り苔むした石仏の表情はどこか寂しそうに目に映ったものでした。

大天狗の岩場に愛犬マー君も挑戦。しかし爪が岩に掛からず何度試みるも・・・遂に断念。必死な姿がいじらしかった~。 初代マー君、カヌーイスト野田知佑氏のカヌー犬「ガク」に瓜二つと言ってよい程よく似た犬です。

これは嵩山では無く高岩での鎖場ですがオーバーハングした岩(ここで亡くなった登山者もおりました)をヤットコサ登った姿がマー君に似ていて笑ってしまいました。


(3)牛伏山を登り終えて

2021年04月07日 | 登山

続き

長い外階段下りを終えて橋を渡ると今は名残も無い蝋梅の郷です。もう山菜が出ているのでしょうか、男性が袋を下げて山に入って行きました。

ニワトコ

前方に人家が見えて来ると無数の白タンポポが路肩を飾っておりました。種でも出来ていたら少し頂いて家の横の草むらにでも蒔きたいくらい

 

 

 

人家に咲いていた花々

ドリームセンターに戻って参りました。最初、気が付きませんでしたが此処は以前、蓮の花を観に来た場所。東屋が有って気が付きましたが目的が違うと初めて訪れた場所に見えてしまうものですね。

 

湿地帯を歩くとまさかの水芭蕉が咲いていたではありませんか。此処で水芭蕉が見られるとは・・・大興奮の余り疲れも吹き飛んだ程です。

牛伏展望で言葉を交わした女性も水芭蕉に足を止められた様です。「石段を下って来たのですか?」「お城まで行き桜並木を観ながら車道を下って来ました」 袖すり合うも多少の縁で何となく親しみが湧きます。

 

駐車場から眺めた城型展望台、その昔、砦か狼煙場が有った場所なのでしょうか。

これは一部ですが、とにかく凄い桜の数(4月2日)見渡す限りです。

山を楽しみ人影もたったの4名、勿体ない気もしますが、こうして何の心配も無いオマケ付きの山行は「さよなら、お気を付けて」と手を振る女性に見送られて無事に終わりました。


(続)牛伏山

2021年04月06日 | 登山

続き

周辺はミツバツツジがひときわ華やかに山肌を彩っております

シックイタケがビッシリ、これは木を枯らしてしまう困りもの

 

ロープを手繰り寄せようとした時に写すとは・・・

キブシ

モミジイチゴ ?

 

山桜がソメイヨシノに変わって急に華やかな景色になりました。舗装された道を辿って左に折れれば電波塔の建つ休憩所は目の前です。

牛伏山稜線は千本桜と言われるほど何処を見ても桜桜桜、丁度、見ごろを迎えたところでした。

白花カラスノエンドウ

ヤダー 

お腹の虫が最速してます。先ずはランチタイム

この道を辿れば城を模した展望台の建つ牛伏山頂です。女性が向かっておりますが随分前、車で来たことが有るので私達はパス。

東屋に居た地元の女性が教えて下さった階段を下山に取る事に致します。話によれば、とにかく長い階段下りがドリームセンター手前まで続くのだそうです。

 

なるほど長い。しかも一段毎にザレ石が浮石状態に敷き詰められているので、とても速足で降りることは出来ません。途中、私達より年配の男性が登って行きましたが凄いものですね。話では1000段有るとか・・・登りも下りも相当、難儀しそうな階段です。

これはダンコウバイ? アブラチャン?

ちょっと甘く見ておりましたがこの階段下りは結構、膝に来ます。歳を考えなさいよと言われそう。二度と使いたくない登山道でした。

未だ続きますので今日もコメント欄は閉じました。