一昨年、友人に戴いたタンチョウ
鉢植えではどうも自信がなく地植えを試みた
それでも芽が出るまでは心配で庭に出る度に観察していたところ
ヤッタ―
2ミリほどの花芽を確認
さてどんな舞を披露してくれる事でしょう
そして日を追う毎に葉は未だ確認できないまま茎が伸び先端の花は仄かな赤さを持っていよいよ開花
ようこそー
開花して一週間後、下の方に葉が見えてきた頃になると
恥じらいに似た赤さも消え白い衣装に包まれた貴婦人へと変貌
オー、何という凛とした姿
貴女は花期が長いんでしたよね、暫くは鶴の舞いを楽しませて貰う事にしますワ
すると後方で何やら咳払い
エッ???
「私の舞も見て下さいよ」とは葱坊主
「ハイ・・・アン・ドゥ・トロア」
「ドゥ・ドゥ・トロア」
今年の大雪による怪我の功名と言う事ですね
なかなか素敵ですよ・・・アン・ドゥ・トロア
そこへやって来たツグミバード
「僕にはどう見てもシェーのポーズに見えますが・・・」
「何て事を言うの 失礼よねェ プリンシパル様 これ豊年の舞いですよねェ」
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