たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(2)世立八滝 (大仙の滝・段々の滝・箱の滝)

2017年10月29日 | アウトドア

R405から数分下った所に有る落差20mの大仙の滝 (おおぜんのたき)です


野反湖の帰りウオーキングクラブで寄った時は滝壺に降りられたのですが

水嵩も増しあの時の滝とは全く別物に見えます




響き渡る轟音、人を寄せ付けまいとする飛沫

台風直後、大迫力で迎えてくれた大仙の滝でした


一端、R405に戻り段々の滝 (だったのたき)を目指します




息が切れる様な階段登りの途中で木の間越しに段々の滝が

そして対峙する岩壁に巨大な窪みが

説明では天狗の足跡と有りましたが・・・ナンダカナァ!


急階段の登りの後はツンノメッテ転がり落ちそうな急階段の下り




下りきった場所は増水し渕になっております、絶体絶命、此処までか!

サァどうする ここを何とか渡らねば先に進む事が出来ません

『雄さんが脇の岩に取りつく その後を私が続く 滑ったら膝までずぶ濡れだ

渡り終えて、さて困った! 飛び降りたら頸椎に響きそう

逡巡していると雄さんが「俺の背中に乗れ」と助け舟  目出度し目出度し』

   

振り返れば今、降りてきた急階段

行く手を見ればアルミの梯子を交えての急登が待ち受けています

登っては下り又、登る そして岩のへツリ

まるでアドベンチャーワールドではないですか


ここは一服の穏やかな空間です

でも・・・右手には・・・

   



登ったり下ったり合計706段の階段を駆使して段々の滝にやって参りました

落差は30m有るそうです

ここも飛沫が酷く側に近寄る事は出来ませんでしたが

紹介の写真では通常、幾筋もの流れが優美に見える姿が本来の様です

ふと先ほどの「へつり」の場所に目を向けますと四苦八苦している一組の若い男女

声が届かないので手真似で“横の岩をへつる”と伝えますが理解できなかった様で

その内、諦めて引き返してしまいました



   

さて再びアルミのハシゴが登場いたします

手の力で上がれるので助かりますが鎖だったら一寸、面倒



   

少しばかり草が邪魔でしたが構わず奥に進みますと、この先「立ち入り禁止」

降りられないよう鍵がガッチリ掛かっておりました

下へ続く石段が見えるのに人参を鼻先に垂らされた馬の心境です

何とか体を不自然によじって岩の隙間から箱の滝を写しました


少し下った場所から木々を透かして見える久内の滝(多分)を眺めながら

次の滝へと進みます

続く


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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
越後美人さん、こんばんわ (たか)
2017-10-30 22:01:05
いえいえ、越後美人さんのご主人さんも困った時には手を差し伸べてくれるはずです。今まで、その様な場面に出くわさなかっただけなんですよネ。
「大文字にですか?」 キカセルヨウデハズカシイジャアリマセンカ。
凄い迫力でしょう!普段はもっと大人しいのですが、この日は大暴れ、やんちゃ坊主の様に暴れまくっておりました。
飛沫も半端では無く 雨具でも有ればもう少し近づいて、あのドウドウとした音も一緒に写せましたのに・・・残念!
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木もれ日さん、こんばんわ (たか)
2017-10-30 21:52:43
「100%有りません」・・・今まで手を借りなくてはならない場がなかっただけなのでは?
私は頸椎症を持っておりますので、これが発症しますと一ヶ月は寝たきり状態になってしまいます。
なので「手が掛かるなぁ」と主人もきっと内心では思っているはず。、決して甘えている訳ではナイノヨ!
私も来るまではこんな厳しい所だとは思ってもいませんでしたので、あの下りを見た時には正直、ビビりマシタ。
野反湖は良く行く場所です。でもこのスポットは気になりながらも何時も素通りでした、今回思い切ってやって来られて一つ宿題を終えた気分になりました。
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okeiさん、こんばんわ (たか)
2017-10-30 21:27:46
滝の在る場所は、ある意味、山よりキツイですね。今回は水量が多すぎて滝壺まで行けませんでしたが、その為には更に険しい道を下りなくてはなりませんから。
私はフクラハギや腿に痛みを感じる事は有りませんが最近、始まった腰痛や持病の頸椎症を抱えていますので下りには結構 神経を使います。
今回、三脚は持って行きませんでした、と言うより見ての通りのハードな道でしたので持って行かなかった事は正解だったかもしれません。
それほど厳しい登り降りだったのです。
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延岡の山歩人Kさん、こんばんわ (たか)
2017-10-30 21:15:25
とにかく飛沫は酷くて近寄れませんでしたが台風のお蔭で迫力ある姿を観る事が出来まいた。
タイミングとしましては、この日に行って良かったかもしれませんね。
ダッタの滝、絵葉書の様・・・?ちょっとほめ過ぎの様な気もしますが。
この滝ももう少し近寄れたのですが、やはり飛沫に邪魔されてしまいました。
出来るなら真正面から写して観たかった滝です。
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niceshotpeteさん、こんばんわ (たか)
2017-10-30 21:08:55
niceさんがいかれたあの日はR405は一部交通不可だったんでしたっけ?こ
の405は温泉三昧、野反湖、チャツボミ苔、そしてこお世立八滝と見どころ満載の道ですね。
白砂山、狙ってますね。そうです、絶対行くべきです。少しばかり残雪は有るかもしれませんが野反湖がレンゲツツジで飾られる頃、白砂山は
シャクナゲやイワカガミが迎えてくれますよ。niceさんは未だお若い!どんな山にでも挑戦できるのが羨ましい限りです。ぜひ世立八滝と組み合わせて。
アイラブ群馬ですか?私も新潟に恋焦がれて通った時期が有りました。振られた覚えはありませんが、何時の日か もう一度アタックしてみたいと思っております。
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こだるさん、こんばんわ (たか)
2017-10-30 20:53:27
さすが滝のこだるさん、この滝も探索済みだったのですね。 そう易々とは見せてなるものかと言うかの様な最初の試練、急階段。 
こちらも負けじと何とかクリアすればその後も容赦の無い登りが待ち受けて・・・でしたよね。
>あの恐ろしい名前を付けられた滝・・・・「さつうぜん」ですね!
実は見学不可の二つの滝が無ければ無理をしてでも行ったのですが、こちらは暮坂峠からの方が近そうでしたので何れという事で今回は断念いたしました。
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takeziiさん、こんばんわ (たか)
2017-10-30 20:33:53
takeさん、思った以上に簡単では有りませんでした。先ず現れた急な階段の登り下り、それだけで体力の半分を使い果たした感じです。
そこへ、あの「へつり」です。普段でしたら何の問題も無い場所も増水すると思わぬ苦労を知られるものなのですね。
落差20メートルの大仙の滝は姿形が如何にも滝らしいでしょう。
何しろ飛沫が凄くて滝壺に近づけなかったのが残念です。
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たまボブさん、こんばんわ (たか)
2017-10-30 20:17:22
とにかく水量も音も豪快でした。ここは私も初めてだったのですが案内板に記しては有るものの、まさか これ程急な階段の登り下りだったとは思ってもみませんでした。
へつった場所は僅か2m強ほどでしたが此処で落ちる訳にもいかず結構、緊張したんですよ。
一つ滝を観る度に登っては下り仰る通り中々ハードな世立の滝
4ツの滝をクリアして次ぎの滝へ行く為にどんな苦労が待ち受けているのか期待と不安が入り混じる滝見道でした。
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本当に! (越後美人)
2017-10-30 15:57:22
木もれ日さんと同じです~(^^;
我が家も「俺の背中に・・・」なんて絶対!にないです!
下手すれば、私の服の裾でも引っ張られそうですよ。
しかし、なぜこの素晴らしいシーンを「小文字」にするかなあ~(笑)
私に、もしこんなことがあったとしたら、どどーんと大文字にしちゃいますけどね~(笑)

この滝の迫力は凄いですね。
豊かな水量で、近くにいれば「どうどう」と、腹に響く音がするのでしょうね。
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Unknown (木もれ日)
2017-10-30 09:49:48
「俺の背中に…」 たまに夫婦で歩きましたが 、そんなことは一度も。今後も100パーセントありえません😃

706段の階段といい、たかが滝巡りと侮れませんね。そこだけ切り取れば、三千メートル級の岩山と変わりません。
お二人の冒険心、体力、気力畏れいります!
野反湖畔をブラブラ歩きしたことはありますが、近辺には知られていない魅力的な所が沢山あるのですね。楽しみです。
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Unknown (okei)
2017-10-30 09:23:03
素晴らしい〜〜

滝もさることながらたかさんの体力、度胸、表現力ハラハラしながら見させて頂きました。

丸太の階段、足裏が全部付かない所を上り続けるとヒラメ筋がピクピクして鍛えていない足は数日筋肉痛が取れない私。
行ってもいないのに行った様に人に話してしまいそうです。
シャッタースピードを変えて撮影の滝、足場の悪いこの道を逞しいご主人様、三脚持参でしょうか?
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お早うございます (延岡の山歩人K)
2017-10-30 06:55:11
 >響き渡る轟音
落差20mの大仙の滝
水量豊かで 流石に迫力ありますね

 段々の滝
紅葉の中でみる滝は ひと際美しいです
写真 良いアングルで 決まってますね
まるで絵葉書の様です

滝巡りも なかなかスリリングで面白そうです
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405号 (niceshotpete)
2017-10-29 21:40:09
7月にちょっと齧った405号線。
やはり魅惑的な場所ですね。
白砂山前泊日帰りなんて慌ただしいスケジュールじゃもったないですね。
世立八滝。初めて知りましたが、私でも行けそう。
やっぱり、I love Gunmaですよ~。
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すごい増水 ! (こだる)
2017-10-29 20:57:11
たかさん  こんばんは~。
私も階段の連続で息があがりそうだったことを思い出します、
それにしてもすごく増水してて滝も歩道も迫力と緊迫感満点ですね!
このあと恐ろしい名前を付けられたあの滝も登場するのですね、
増水でどんな姿に豹変してるでしょうか 次回も楽しみです(^^)/
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これはこれは (takezii)
2017-10-29 17:38:49
簡単な滝見物かと思いきや・・。
階段、梯子、岩へつり・・・
越えて行かないと 会えない滝、
いいですね!、
有る程度 なれていないと ビビッてしまう、想像出来ます。
落差20m、いつもより水量の多いという大仙の滝、かなり迫力有り、いい写真が撮れましたね。
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滝、階段、へつり、梯子・・・ (たまボブ)
2017-10-29 17:02:58
美しい紅葉の中に大仙の滝、増水で轟くような水音だったでしょう。
急な階段の上り下りの後は行きつく暇も無く、濡れた岩場のトラバースとは惨い仕打ち・・・
落ちたら怪我はなくても冷水を浴び、秋深まる山では寒さでちじみ上がってしまいますよね。
御無事で何よりでした、さすが百戦錬磨の山男と山女ですね。

その後も更に梯子を越えて見えてきた数々の滝、
苦労も報われる風景ですが、何ともハードですね。

八滝だからまだまだ続くのですね、すっ、すっごい・・・
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