たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

心に残る思い出の山 茂来山 (1718)

2021年05月10日 | 心に残る思い出の山

茂来山(もらいさん) 平成10年11月 往復3:00  休憩2:15

(長い前置きは略)葉を落とした木々の間には冬の気配が漂い始め身のしまる様な晩秋の風が足元を吹き抜けていく。先ずはゲートを越えて林道を行くと本来の登山口標識が有り更に川を渡って沢伝いに落葉道を行くと水源地を示す看板が有った。

歩きやすい道は此処まで。左へカーブし山腹の雑木林に入ると石ころの混じる登りが始まった。時間的にいって、そろそろトチの大木がある辺りと思っていると

                             木の下方右に私

前方に太い枝を四方に大きく張り出した老大木が立ちはだかった。重なり合う異様な瘤が気の遠くなる様な年月を私たちに語り掛けている。とにかく凄い木だ。

ここから登りは更にきつくなり一言も言葉を交わさないまま雷光型になった道をひたすら稜線を目指した。

漸く着いた稜線であったが山頂まではもう一踏ん張り。ここ迄がきつかったので、その一踏ん張りが結構、太腿に応えたが山頂に出なければ展望に出会えない山なので、ここは遮二無二ガンバルしかない。

これぞ まさに頑張った甲斐が有った!と言う事か。針葉樹の林を抜けると突如360度の展望が待っていた。 山頂には一組の夫婦が、その展望を楽しんでいた。聞けば何と高崎から来たとの事。雄さんの実家の町内の隣だった。オヤオヤである。

次回に続きますのでコメント欄はお休み致します。


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