続き
9時に山荘を辞し11時、登山口に着いたので河口湖に在る与勇輝ミューズ館に行く事にした。
与勇輝の言葉・・・「人形とは自分を凝縮させて姿形を変えた分身であり心の奥に有る変身願望の現れでも有ります」
与氏は世界的にも評価の高い人形作家の一人。「布の彫刻」と評されているそうだ。この何とも言えない子供達の顔の表情、懐かしい木綿の着物。幼い日に気持ちが戻る瞬間だった。
河口湖
「たかに忍野八海を見せてやりたい」と言う事で河口湖から足を伸ばした。雄さんの説明に寄れば田園風景の中に八海が光り、その向こうに大きな富士があると言うはずだったが、来てみれば田園の代わりに土産物店が八海を囲み呼び込み合戦をしている忍野の風景。余りの変わりように雄さんは驚愕。私自身も余り感動は湧いてこなかった。焼きヨモギモチを売っている店員さんに「昔の方が良かった」と言うと「皆さんも、そう仰います」と言っていた。
猿橋(日本三奇矯の一つ)
木曽の棧、岩国の錦帯橋と共に日本三奇矯の一つで数百年に渡り美しい構造を見せ続けている。橋脚を使わずに支え桁を重ねた独特は土木工事は世界的にも珍しく貴重なものだそうだ。安藤広重が描いた「甲陽猿橋の図」でも知られている橋である。
都留市の電柱にあった真木温泉の看板を頼りに車を走らせる。大月市で橋を渡ると道は次第に細くなり、やがて人家が途絶えると山中へと吸い込まれた。奥久慈の湯沢温泉が一瞬、頭によぎる。
ところが着いた真木温泉は予想に反して驚くほど立派な湯宿だった。(日帰り入浴、タオル付1000円) たかが風呂だけの、しかも山帰りの汚い私達に対して玄関にズラリと並んだお出迎え、お見送りに背中がムズムズする思いだった。
コメント欄はお休み致します。
写真を見せて頂き「オッ!錦帯橋が」と思わず声が出そうになりました。
フォロー者や応援者の多いたかさんブログに、それとなく岩国、錦帯橋の名前までアップして頂いて嬉しく感謝しています。
いつも素晴らしい写真、登山体験など幅広いたかさんブログを拝読していますが、多くが読み逃げで申し訳ありません。
今後ともよろしくお願いいたします。
東京で展示会があると必ず行っていました。
忍野八海も私もがっかりでのの帰りに寄った時は中国の観光団でバス14台全部中国人でやかましくて食べ歩きしているしがっかりでした。
もう行かなくていいかな~。
絵や彫刻なら表情も作れますが 布で表情を作る
なんて すごいですねぇ~
アーチの連なりが美しい錦帯橋は画像では何度もお目に掛かっておりますが残念ながら未だ一度も訪れた事が無いのですよ。
九州の帰り何故寄らなかったのか悔やまれます。
そうなのですか。錦帯橋を作る時に猿橋を参考にしたと言う事は今、初めて知りました。
台風で被害を受けながらも見事、復活しましたよね。
美しさで言ったら日本一ではないでしょうか。
日本の宝ですね。
与勇輝さんのお人形は随分まえから気になっておりましたが河口湖にミューズ館があると知り足を伸ばしました。
テレビでしか観た事が無かった人形の数々を目の前にした時には興奮を抑えられない程でしたよ。
雄さんが手にしているのは与勇輝氏の人形写真集です。
私が気に入った人形はとても高くて手が出せませんでしたので、せめて写真集をと購入致しました。
顔の表情と言い木綿の暖かさと言い素晴らしいですよね。
小物全て木綿で作られている様です。
与勇輝さんのプロフィールを覗いてみましたら
男性ですがお人形の様に優しいお顔立ちなのです。
引き込まれましたよ。