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ここは標高1600mに有る高ボッチ高原
鉢伏山から高ボッチスカイラインを4~5分、走れば駐車場に到着です
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ところで山頂は何処なのかしら?
ぐるり見渡すも其れらしき高みが見当たりません
案内図を確認しますと納得
駐車場から山頂までの標高差は僅か65mしか無いのですから
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左に見えるのはたった今、歩いた鉢伏山
こうして見ると中々立派な山容ですね
何時の間にかススキに囲まれ足元のユウガギクは帯となって山頂に続いていました
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アッと言う間に着いてしまった山頂
・・・ですが景色は一級品 壮大な眺めです
富士山も北アルプスも雲に隠れてしまいましたが
八ヶ岳も甲斐駒ケ岳も意外な近さで望めます
嬉しい事に三座同定する山々の殆どが足跡を残した懐かしい山ばかり
ここでウンチク
高ボッチのボッチですが、此処では峰を差すようですがアイヌ語で巨大な高原の事を言います
たかの峰?たかの高原?・・・ん?私の?
こんな面白い伝説もあります
昔むかし「だいだらぼっち」と言う巨人が京都の山を信州に運ぼうと藤蔓で背負いやってきました
ところが藤蔓が緩んでしまったので縛りなおそうと腰かけた時にウッカリ土がこぼれてしまったのです
まぁしゃあないかとそのままにして出来たのが高ボッチ山
さぁもう一踏ん張り
立ち上がろうと足を踏ん張った時に出来た足型が後に諏訪湖になりましたとさ
そんなお話しです
諏訪湖と言えば厳冬期の御神渡りが有名ですね
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遠くに牧場が見えました
歩き足らない私達はその牧場を目指します
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人影も途絶え静けさに包まれた高原に僅かに波打つ銀色のススキ
足元にはニガナやヤマラッキョウの花が咲きヒョウモンチョウがお食事の最中です
思わずゴクリ
この日はお弁当持参では有りませんでしたので
近くで買おうとしたところお店が見つからないまま高原に来てしまったものですから
私のお腹の中には鉢伏山の山頂で分け合って食べたサンドイッチとおビールしか入っていないのです
「もう少し先で、もう少し先で」は失敗の元と言う事を思い知らされました
おビール?(ノンアルコールですよ)
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ノンビリ牛たちが草を喰む牧場までやってきました
アルプスを背に如何にも気持ち良さそう
この広大な草地は毎年、夏に行われる草競馬が有名です
勿論、見た事は有りませんが、きっと勇壮な戦いが繰り広げられる事でしょう
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花はノコンギクとナギナタコウジュ
地味ながら名前に魅かれる捨て置けない花にカメラを向け駐車場へと向かいました
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帰りに寄った望月に有る春日温泉(望月荘 源泉掛け流し 500円)
美人の湯のうたい文句通り「お肌すべすべ」の温泉でした
温泉に当たると、その日がとても幸せな日として締めくくられます
近くへ行ったら又、来てもいいねと思える温泉に満足し家に着いたのは20時でした
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>駐車場から山頂までの標高差は僅か65m
それなら 自分も余裕で登れそうです(^^)/
ススキが秋真っ只中の風情を感じさせてくれますね
頂上からの眺め
素晴らしいの一言ですね
この山は展望所みたいな存在ですね
牛さんたちが
またtり過ごす牧場も のどかで好いですね
もう~
最高の山登りじゃないですか
京都のおこぼれですか?・・・・
そういえば 愛知県にもでいだらぼっちの言い伝えがあります。
石巻山と 本宮山に足をのせて おし○○こをしたら 間に流れる豊川になったとか
全国にこんな話があるのでしょうね?
それにしても なぜに長野県でアイヌ語?
前に 北アルプスが手に取るように見えて震える程感動したことあります。
山としてはたいした山では無いかもしれませんが 展望の良さは他に比べようもなく 好きな山の一つです。
そういえば 前に浜名湖の花火大会の時に この山にテン泊して場所を取っている人がいました。
特別の花火を鑑賞できたでしょうね?
キラキラひかる芒の穂が美しい。
牛ものんびりとしていいですね。
お弁当は忘れずに(^◇^)
下山=温泉、これは私の頭の中の辞書には同じ言葉として掲載されています。
切り離せない言葉です。
いつかあの辺に住みたいと家族に言うといつも止められる私です<笑。
冬は寒いよ、近くに知り合いがいないのよ、などと・・・<汗&笑。
よくよく考えてみると、
この辺りドライブした記憶があります。
何度、訪れてもお気に入りの場所です。
エピソードも合わせて拝見すると天界から見てるような気になりますね
ヤマラッキョウ・・こちらはまだまだ蕾が多かったです
こんな素敵なところで放牧されて牛さんも良い環境でストレスなど感じないでしょうね
乳牛かな??
温泉も最近行ってないなぁ・・・
こちらも、見ていて気分最高!って叫びそう(^^)
ススキがお空をくすぐって
それを見ていたユウガギクが笑う
暖かな陽だまりの中
牛の夫婦がひなたぼっこ?
こそこそ何やら秘密のお話?
あぁ~のどかなお山風景 いいですね♪
伝説も面白い
諏訪湖がだいだらぼっちが付けた足跡だったなんて
これまた愉快♪
うふふ 楽しませて頂いています♪
お山には色々な物語転がっていますよね♪
取り敢えず、これでクリアです。
気持ちの良い散歩が出来ました。
>標高差65mなら余裕で・・・
御冗談を
Kさんならホップ・ステップ・ジャンプでしょう。
展望は最高です。
空気が澄んでいる日でしたら、それこそ・・・死んじゃう~位、素晴らしいでしょうね。
モウ・・・理解しましたよ!上手い!!
ウッシッシ!!
そうなんです。
長野県の山は京都のおこぼれを頂いて山が出来ました。
そう言えば京都には高い山が有りませんね。
これは長野の山岳風景を見た負けず嫌いの京都の山好きが、そんな話を作ったのかもしれませんよ・・・ね。
豊川の水は「お〇〇こ」なんですか?
ワオー、でぇだらぼっちはデカイですからね。
長野とアイヌ
早速、調べてみました。
大昔、関東甲信越辺りまでアイヌは居住していた様です。
納得できそうなのが「谷」という文字
アイヌではこの字を「や」と呼ぶそうです。
東京の渋谷もそうですが私が住む高崎でも四谷(よつや)、谷中(やなか)と全て「や」
「たに」で呼ぶ地名は見当たりません。
ところが西へ行くと谷が付く地名は「○○たに」で「や」とは呼ばないそうです。
長野に毎年(?)アイヌ文化フェスティバルが開催されるのは、やはり何か関係が有ると見てよいのでしょう。
どらさんのお蔭で勉強ができました。
お腹の虫だけが騒いでいたくらいで私の歩みもノンビリ
こんな一日が有ってもいいですよね。
Fsさんも山と温泉は切り離せませんか?
入った湯が塩素臭いと二度と行くものかと思いますが
源泉掛け流し、そして今回の様に美肌温泉で有れば尚更、長野方面に行った時
また寄りたくなってしまいます。
お弁当・・・ハイ肝に銘じます
なかなか見る事の出来ない諏訪湖の御神渡りという自然現象を
一度は見たいと思っているのですが機会に恵まれません。
家からですと峠を幾つも超えないといけませんので、それもネックになっている様です。
永住は無理として一週間位、滞在してはどうですか?