4月15日のブログ
そろそろシラユキゲシが咲いている頃ではないだろうかと様子を見に出かけて参りました
桜と桃の花が丁度満開
虎口門に向かう足元には、ハコベ、タンポポ、カラスのエンドウ、ムラサキケマンが咲き目を上げればキブシがたくさんの房を垂らして春を盛り立てています。
目的のシラユキゲシです
昨年、観に来た時は終盤を迎える時でしたが今年は丁度開花したばかり。杉や雑木に囲まれた薄暗くジメっとした窪地の中に浮き立つ様に4つの花弁をツンともたげておりました。
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カメラを向けていると二人の女性が搦手口からやって来ました。「シラユキゲシと言う花ですよ」と教えると「初めて見ました」と感激! 何時から根を下ろしたのか私も今回が二度目の出会いです。近い内に西上州の鹿岳に登ると言うので「それはシカダケではなくカナダケと読むのですよ」から始まり40分ほど山談議に話が弾みました。性格が明るいのかとても楽しい二人でした。
この瑞々しさ 花言葉は「優美」だそうです。納得できますね。
ああ、
こちらが箕輪城のシラユキゲシですね。☺️
あの立ち姿と色の白さが素晴らしく、名前も絶妙ですよね。
私は去年の鎌倉で初めて目にしまして、今年も奥多摩の集落で見ることが出来ましたが、
今のところ、ご近所散歩や通勤散歩では見つけたことがありません。
近くに咲く場所があると、毎年の楽しみが増えると言うものですね。😊
この花は見たことのない花ですが、調べてみると中国大陸の高原地帯から観賞用として渡来した
花のようですね。なんでも茎や葉をちぎると、オレンジ色の汁が滴り落ちることから中国では血水草と
呼ばれているみたいですね。ジメジメとした窪地の中に咲くからこそ、この色が目立つのかもしれませんね。
鹿岳をカナダケと呼ぶなんて・・・お二人の女性もびっくりだったことでしょう。
登山前にたかさんたちとお会いになられて、正確なことを聞けてよかったですよね。
公園に行くと会えるのですが行かれないのでたかさんの所で見せていただけてうれしかったです。
鹿岳をカナダケ❣
絶対読めません。
2年前に前の家を買って塀を壊して家も壊してしまって日当り抜群になったら無くなってしまいました
今横の方の日の当たらないとにも咲いてたと思って見に行ったら花が一つだけ残ってました
葉っぱも同じ花も同じように見えるからそうなのかな温かいとこにでも咲くものなのですかね
明日とりあえず写真撮ってみます
ゲシの学名はエオメコンだそうで、それは
ラテン語のようです。シラユキゲシは漢字で
白雪芥子。その花は、写真を見ると清らかで
美しい感じがします。
シラユキゲシという名称は、どなたが命名したか
わかりませんが、花の雰囲気をよく表していて、
とても素敵だと思います。
和名が素敵な植物はたくさんありますね。日本人
の感性の豊かさには、つくづく感心させられます。
数年前には見られなかったシラユキゲシが何時の間にか150坪ほどの地を埋め無数の花を見せています。
この花は根で繁殖する様で一度根付けば絶える事が無いのだそうですね。
人知れず山奥に咲くそんなイメージですが恐らくどなたかが数株植えたのが広がったのでしょうか。
薄暗い中に灯りを灯した様な風情は離れがたい美の世界です。毎年の楽しみが一つ増えました。
どなたかこの花の性質を知っている方が陽光を遮るジメっとした地を選んで植えられたのでしょうね。
箕輪城には所縁もない花ですが楚々とした姿は廃城にとても良く似合っています。長野氏の無念の血水草とも言えそうです。
鹿岳は昔、鹿を追い狩猟をした事から鹿(か)の岳と呼ばれていたのがカナダケに転化した様です。
巨大な岩塊が二つあつ特異な山のため鎖や梯子を駆使して登るバラエティに富んだ山です。勿論、登りましたよ。
この花を見るのは今回で2度目ですが初めて目にして以来、とても気になる存在になりました。
一度根付けば絶える事の無い強い植物であるそうですので散歩の楽しみが一つ加わったのは嬉しい事です。
鹿岳はイケリンさんの所で記しましたが、昔はこの辺り鹿が多く生息していたのでしょう。
鹿は(か)とも読みますので鹿の岳が転化してカナダケに転化した様ですね。
そうですか! シラユキゲシがベルさんのお家の所で観られるのですか。
この花が丈夫に育つ環境に関しては良く分かりませんが意外に強い花なので場所を選ばない植物かもしれませんね。
ただ、うっかり庭に植えますと繁殖力が旺盛なため管理が大変となりますから育てるとしたら鉢植えでしょうかね。
何れにしても側にあるこの花が毎年咲いてくれたら嬉しいです。どんな状態で咲いているのか是非、写真で見せていただけますか!
調べてみましたら、チョット恐ろしい様な血水草を始め呼び名は色々有る様ですね。でもやはりシラユキゲシが一番この花に相応しい呼び名でしょうか。
日本人の感性がが生んだ名前・・・仰る様に花の雰囲気を良く表している名前であると思えます。
この花は比較的、病害虫に強く手が掛からない植物と聞きます。そう言えば蝶が花の周りを舞っている姿は見かけませんでした。
折った時に滴るオレンジの汁に毒が有るのを知っているのか、シラユキと言う優しさに、たじろいで虫も近寄れない・・・のかな!