たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

ボストン美術館・日本美術の秘宝と寅さん

2012年06月07日 | 登山

海を渡った幻のコレクションは10万点以上、その内の90点が里帰りをした

その作品の数々を鑑賞する機会に恵まれた

今年の春 見事、難関の学芸員である資格を取得し国立博物館の仕事に就いたYちゃんが「是非」とチケットを2枚下さったのだ



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兄の母校である赤門を左に→→京急地下にある駐車場(¥2000)→→国立博物館へ

長蛇の最後尾に並ぶと約40分待ちというアナウンスが流れた。6月10日が最終日のため駆け込み客が多いのだろう

余り興味はないが森の上に今年オープンのスカイツリーが見えたのでする事も無くに一枚


先ず中に入ると平櫛田中作の岡倉天心像が出迎えてくれた

展示されている作品の撮影は禁止されている為ここに紹介する事は出来ないが

平安から江戸時代の屏風絵、仏画、仏像、絵巻物、能装束、刀剣等々スーパースターの名品がズラリと並ぶ

そうした中で深く印象に残ったのは曽我しょうがく68歳の作、ダイナミックな「雲竜図」だった

そして全長25mという遣唐使の活躍をユーモラスに描く絵巻物も今、鮮明に浮かんでくる


観覧は優に2時間半を費やし博物館を辞したのは4時半

さて、折角なので柴又の帝釈天に行ってみようでは有りませんか

R6を20分、スカイツリーが嫌でも目に入る水戸街道だ







よう、そこの青年

雄さんと仰いますか

遠路はるばるご苦労さんにございます

生憎「とらや」は店じまい、まァ帝釈天でもユックリ見て行っておくんなさい

エッ?アタクシでございますか?

そりゃぁアナタ、あれですよ。風の吹くまま気の向くまま

あの雲の様に流れ流れの旅が性に合ってるんでございますよ

それじゃゴメンなすって

そんな声が聞こえてきそうな参道を進むと正面に帝釈天の門が見えて来た










気が付けば18時、思えば今日は昼食抜きだった

食堂を探して歩いていると柴又駅近くに唯一開いているラーメン店

ここでラーメンと柴又餃子を注文する事に・・・

しかし、この柴又という町 性格が皆良い

5人ほど道を尋ねたのだがソレゾレが親切で安い駐車場まで教えてくれた

ラーメン店の家族も気さくで、味も良い上に210円引き

ふと韓国の人たちの親切さがラップする様だった






さて、後は家に帰るだけ

電飾に彩られたスカイツリーに見送られ上野を後にした






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6月3日 苔の花

2012年06月03日 | 日記
AM4:00 けたたましいカラスの鳴き声で目が覚める

寝てから未だ3時間半、冗談じゃない  と布団を被ってウトウトしたら今度はガビチョウだ

美しい歌声を披露したい気持ちはわかりますが・・・勘弁して下さいよ



                                   (今年は未だカメラに収められず昨年、写した物を使用)

そうなれば根競べ、絶対負けるものかとまたウトウトだったか深い眠りだったか。取り敢えずは寝る事は出来た

・・・・・・イケナイ 携帯の目覚ましを解除するのを忘れ・・てしまった

結局、今日は寝かせてくれないって事ね

雄さんが朝食の用意をしてくれている間

眠い目を擦り擦り剪定バサミを持って密になってしまった椿の剪定をする事にした

しかし、天辺は片手では無理

五右衛門の髪の様になった樹形を眺め“忙しい雄さんに頼んだら嫌な顔をされるだろうな”

どうしたものかと思案していると「何をやってる、また手が痛くなるぞ」と。思わずニタリ

やり始めると別の木も気になる

朝食後、非難の声を浴びつつまたまた剪定バサミを片手に





ふと足元に目をやれば苔の花がビッシリ

昨年の夏の暑さで大分やられてしまったがまた一面を覆ってくれるだろうか




                

呆れた雄さんは大根葉を間引き先日、教えた漬物作りを始めた

今年は私の不調に反比例する様に作物の元気が良い









勿論、ミニ畑を囲む花々も元気イッパイだ





今年は国蝶オオムラサキが又、来てくれるだろうかと思っていたら黒アゲハが代わりにやって来た

頭の上では山鳩が「焼酎有ったか~」と鳴いている

鳩と言えばポッポッポが定番だが、そんな鳴き方をする鳩はここらでは見かけない

どれもこれも「ショウチュウアッタカ~」



さーて、今日も午後の散歩に出かけよう

どの家もどの家も色とりどりの花が咲きこの時期の散歩は浮き浮きする

どなたの趣味なのだろう

庭いっぱい色々な種類のバラを咲かせ芳しい香りを提供している家が有った

そう言えば娘の家も今頃はとりどりのバラが開花している事だろう

ぐるりと回れば田植えの済んだ田んぼからカエルの鳴き声が耳をくすぐった

夕方には雨になるのだろうか




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