マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

四旬節の黙想会。  そして  『すべての人のための受難の道』

2015-03-22 09:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

  今日・3月22日は四旬節第五主日。
   四旬節の最後の週を迎えました。

四旬節は、全教会、各共同体、そして信者一人ひとりにとって 『心を新たにする時』 です。
    それは、とりわけ 『恵みの時』 です。
 『今や、恵みの時、今こそ救いの日』  コリントの信徒への手紙 6章2節

神は、わたしたちを救うためにご自分の独り子をお与えになったほどに、この世を愛しておられます。
人は、今日、無関心という利己的な態度が、無関心のグローバル化といえるほどに、世界中に広まっています。
  したがって、
神の民は、無関心になったり自らの中に閉じこもったりしないように、心を新たにしなければなりません。
                                                                             2015年四旬節 教皇メッセージより。

     今日。 私たちの教会では、 『黙想会』 でした。
   
黙想会指導司祭の、黙想への入道のための講和、を一部再現します。

 
『心を新たにする』ことについて考えるために・・・・
    二つの聖書の言葉を読みながら、
『すべての人のためのキリストの受難の道』 の話がありました。

聖書その一。

  『ヨハネは、人を悔い改めに導くために水で洗礼を授けていた。

 イエスが、ガリラヤからヨルダン川のヨハネのところへ来られた。
      彼から洗礼を受けるためである。
   ところが、
     ヨハネは、それを思いとどませようとして言った。

    「私こそ、あなたから洗礼を受けるべきなのに、
    あなたが、わたしのところへ来られたのですか。」』
                      マタイ福音書 3章13&14節       

        『キリストの洗礼』
 
                                         エル・グレコ作品

  黙想指導者の話。

  キリストは、
 罪のないご自身でしたが・・・
罪を意識し悔い改めようと洗礼を受ける人々の列の、最後尾に並びました。
 ヨハネは、それを思いとどませようとしますが、イエスは言います。
「正しいことをすべて行うこのは、我々にふさわしいことです。」 同3章15節

 そのことは

  イエスは、
公生活を始めるこの時から、自分の身に、『人類の罪』 を背負われたのです。
我が身に担った『人類の罪』のために、『悔い改めの洗礼』・ヨハネの洗礼を受けたのです。
   『すべての人のための受難の道』 人類をこの上なく愛しぬかれる人生。
      それ
は、洗礼の時から始まった。 ということです。
 

聖書その二。

       『見よ、わたしの僕は栄える。
      はるかに高く上げられ、あがめられる。
彼の姿は損なわれ、人とは見えず、もはや人の子の面影はない。

    『わたしたちの聞いたことを、誰が信じえようか。
       見るべき面影はなく、
   輝かしい風格も、好ましい容姿もない。

      彼が担ったのはわたしたちの病。
   彼が負ったのはわたしたちの痛みであった。

        彼が刺し貫かれたのは
     わたしたちの背きのためであり、
      彼が打ち砕かれたのは
     わたしたちの咎のためであった。

    彼が受けた懲らしめによって
      わたしたちに平和が与えられ、
    彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。                           
                        イザヤ書 52章13節~53章5節 

          『十字架を抱くイエス』
 
                            こちらも エル・グレコの作品

 黙想指導者の話。

  キリストは、
 公生活の間中・・・
病の人に会えば治しました。 罪人をいやしました。
  『医者を必要とするのは、丈夫なひとではなくである。
     私が来たのは、
  正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。』
                                                     マルコ福音書2章17節

 そのことは、

   イエスは、
人生の最後には、わたしたちの咎のため、見る影もなく、刺し貫かれたのです。    
 『すべての人のためのキリストの受難の道』 人類をこの上なく愛しぬかれる人生。
     それは、
十字架上の死で終わった。完成した。 ということです。

     黙想指導者のまとめの言葉。

   皆さん!
 四旬節の間中・・・節制の生活を続けておいでのことでしょう。
   祈り と 断食 と 慈善・愛の日々でしょう。
      その中で
    最も大事なことは、『愛』 です。

   四旬節の間だけでなく、生涯を通して、
   キリストが私たちを愛してくれたように、
  いつも、すべての人を愛しぬくことです!
                 それがクリスチャン・神の民です!

                           以上。とてもシンプルな講和でした。

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
人生の道はシンプルです。 それは愛しぬくこと。 
   何事も、シンプルは結果がはっきりするので、厳しいですね!


淀川ハーフマラソン。 走ってきました!  そして  『忍耐をもって実を結ぶ人は幸い。』

2015-03-22 00:50:39 | スポーツ・ランニング・自転車・水泳・ゴルフ・散歩・・・

     淀川ハーフラソン走ってまいりました。
 何日も前から、ブログで、お騒がせをいたしました。


       仲間・四人と完走いたしました 

    特別ゲストの「有森裕子」さん。        ラン前のスナップです。
                               走る気満々。素敵ですね! 

 断トツの驚きの速さで完走した若手さんは、、大会二回目出場の、仲間のホープ。
 同じ年のお二人は、マラソン初出場 と 子育て真っ最中のキャリアウーマンの仲間。

      ・・・御三人ともに、社会の現役真っ最中ランナー。 立派でした。
 
 ばあちゃんアスリートの私。
          ・・・
走らせて頂ける喜びを感じさせて頂いたランでした。

             ありがとうございました


今日の 『詠唱』 の御言葉。
   
       『よい心で神のことばをたもち、
             忍耐をもって実を結ぶ人は幸い。』
                                                ルカ福音書 8章15節

   私たち4人も、忍耐して、完走の実を結ぶことができました。
       苦しみの後の実を見ることは幸せです。

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記録。 今日・21日は21,0975㎞。
       3月走行距離合計 137,2925km。