マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

信仰の頂点・完成・・・『キリストの聖体』。 そして 祝福に入る。

2016-05-29 09:30:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

キリストの聖体

『イエスは言われた。
「わたしは命のパンである。
天から降って来たパンであり、これを食べる者は死なない。

このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。」』 ヨハネ福音書6章48-51

 
今日は5月29日。キリストの聖体の祭日。
今日の主日は、信仰の完成を三段階に分けて、たどります。

一段階目。
『今日の第一朗読』
 旧約聖書より。

『いと高き神の祭司であったサレムの王メルキゼデクは、パンとぶどう酒を持ってきた。
彼はアブラムを祝福して言った。
「天地の造り主、いと高き神にアブラムは祝福されるように。」 創世記14-18

旧約時代。
唯一の神を信じるアブラㇺ

『信仰の父』と呼ばれます。
ユダヤ教キリスト教イスラム教を信じる、いわゆる『選民』の始祖です。
による人類救済の出発点として選ばれ祝福された最初の預言者・アブラムです

BC1900年頃。
アブラムが人類初の『選民』として選ばれ、『唯一の神を信じる信仰』が始まりました。

 

そして。

二段階目。
『今日の第二朗読 使徒の言葉』
 新約聖書より。

『皆さん、わたし自身、主から受けたものを、伝えます。
すなわち、
主イエスは、引き渡される夜(最後の晩餐の夜)、パンを取り、感謝の祈りを捧げてそれを裂き、
「これはあなたがたのためのわたしの体である。」と言われました。
また、
食事の後で、杯も同じようにして、
「この杯は、私の血によって立てられる新しい契約である。」と言われました。』
         使徒パウロのコリントの教会への手紙 11章23-26

キリストの時代。
唯一の神・三位一体のキリスト

AC0年。
アブラハムから1900年後。アブラハムから続く血のつながった42代目。

神の独り子・イエスキリストが、この世に降り、誕生し・・・
『私を見る者は神を見ているのである。』と宣言し、自らの生き様で神を伝え、
『唯一の神を信じる信仰』が、確かなものになっていきました。


最後に。

三段階目。

『今日福音 キリストの言葉』 新約聖書より。

『イエスは五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで、
それらのために賛美の祈りを唱え、裂いて弟子たちにわたしては群衆に配らせた。
すべての人が食べて満腹した。』  ルカ福音書 9章11-17

現代・聖霊の時代。
唯一の神・三位一体の聖霊

AC2016年5月29日。
『キリストの聖体』
今日も、司式司祭によって聖別されたパンを、霊的な『聖体』と信じて、拝領する私達・カトリック信者たちは、キリストの聖体を食べて、霊的満腹を味わいます。
『唯一の神を信じる信仰』が、キリストの我が身を裂いての贖罪により頂点に達し、完成しました。そして人類は祝福に入りました。

 
以上。
『キリストの聖体』の祭日に、
信仰の三段階の『聖書・神の言葉』を聞き、『キリストの聖体』を食べ、
今日も又、私達の信仰を確かなものとした主日でした。 


『熊本地震』の被害に遭われている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日の日曜日は楽しい一日でしたか?
私は教会バザーで『居酒屋・燻製店』開店で、
モウモウと良い香りを出しながら燻製料理を作り、売り上げました。完売!万歳!
今日のバザーの売上総金は、熊本と東日本の災害地に献金されます。