マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

マルタの信仰宣言・・・『はい、主よ、あなたが世に来られるはずの神の子、メシアであるとわたしは信じております。』

2019-07-18 10:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

7月18日。年間第十五木曜日。曇り時々雨。

        毎週木曜日は・・・  『聖書100週間』
  
      いよいよ、このグループは、今日と残り二回で、『全聖書完読』。
           聖書100週間の完了の日を迎えます。
       今日も、仲間と熱のこもった分かち合いとなりました。


       今日の通読範囲は、『ヨハネ福音書 7章~12章』

いよいよ。
      イエスは、公然と、ご自分の身分を明かされます。

    
    『わたしが父の名によって行う業が、わたしについて証しをしている。
         わたしと父とは一つである。
       わたしは復活であり、命である。』
            ヨハネ福音書 10章25&30&11章25節節
 

 当時。
    『死んだラザロを生き返らせる』という『奇跡』 をイエスは起こされました。
        その場面で、イエスは、ご自分の身分を明かされたのです。


その場面:奇跡を見たヨハネが、聖書で語るのです。                

 
          『ある病人がいた。
 マリアとその姉妹のマルタの村、ベタニアの出身で、ラザロといった。

     このマリアは(イエスや弟子たちが自宅を訪れた際に)、
    主に香油を塗り、髪の毛で主の足をぬぐった女である。

       その兄弟ラザロが病気であった。
 
     姉妹たちは、イエスのもとに人をやって、
   「主よあなたの愛しておられる者が病気なのです。」と言わせた。』


   イエスは、迫害を逃れ、ペレアを離れ,エルサレムから東に3㌔ほどの所にある
        ベタニヤの村の外れにいました。


     『イエスは、マルタとその姉妹とラザロを愛しておられた。
  ラザロが病気だと聞いてからも、なお同じところに三日間滞在なされた。

 「ユダヤの人たちが、ついこの間もあなたを石で打ち殺そうとした危険な場所です」
       と弟子たちが(マルタの家に)行くのを止めようとしました。


    三日後。
    イエスは弟子たちに言った。
         「もう一度、ユダヤに行こう。」
   「わたしたちの友ラザロが眠っている。しかし、わたしは彼を起こしに行く。』


      そこでイエスは、はっきりと言われた。
  「ラザロは死んだのだ。
     私がその場に居合わせなかったのは、あなたがたによかった。
        あなたがたが信じるようになるためである。
           さあ、彼のところへ行こう。」


       マリアとマルタのところには、多くのユダヤ人が、
           兄弟ラザロのことで慰めに来ていた。


    マルタは、イエスが来られたと聞いて、迎えに行った
 

    が、マリアは家の中に座っていた。

マルタはイエスに言った。

  「主よ、もしここにいてくださいましたら、わたしの兄弟は死ななかったでしょうに。
     しかし、
    あなたが神にお願いすることは何でも神はかなえてくださると、
         わたしは今でも承知しています。」』


      マルタは、イエスはがラザロを助けてくれると信じていました。
          マルタは、一回目の『信仰宣言』 をしたのです。



マルタの信仰宣言に応え・・・
   イエスも語ります。


      
     『イエスは、「あなたの兄弟は復活する」と言われた。』

      
  

    マルタは、アブラハムや他の人たちが抱いていた希望、
      『将来の地上での復活』についてイエスが話しているのだと考えたようです。

そこで。   
  
   『マルタは、「終わりの日の復活の日に復活することは存じております」 と言った。

     イエスは言われた。
  「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。
    生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことがない。
          
            このことを信じるか。」

      マルタは言った。
  「はい、主よ、
  あなたが世に来られるはずの神の子、メシアであるとわたしは信じております。」

   
      マルタは、イエスはがラザロを復活させると、信じました。
        マルタは、二回目の『信仰宣言』 をしたのです。

 

     『マルタは、こう言って(信仰宣言をして)から、
 家に帰って姉妹のマリアを呼び、「先生がいらして、あなたをお呼びです」と耳打ちした。
    マリアと、姉妹の見舞いに来ていたユダヤ人たちは、イエスのもとに行った。
     イエスはまだ村に入らず、マルタが出迎えられたところにおられた。

 

      マリアはイエスを見るなり、足元にひれ伏し、
 「主よ,もしここにいてくださいましたら、私の兄弟は死ななかったでしょうに」と言った。
   イエスは、彼女が泣き、一緒にいたユダヤ人たちも泣いているのを見て、
  

    心に憤りを覚え、興奮して、言われた。 「どこの葬ったのか。」

       彼らは、「主よ、来て、ご覧ください」と言った。

           イエスは涙を流された。』
     

       イエス様は、愛するラザロの死をまじかに見て、
         深くうめいて苦悩し,涙を流します。
    それを見た人たちは,イエスがラザロを深く愛していたことを知ります。

 

      『イエスは、再び心に憤りを覚えて、墓に来られた。

 イエスは、「もし信じるなら、神の栄光が見られると、言っておいたではないか」と言われた。
    
    人々が石を取り除くと、
           イエスは天を仰いで言われた。
  

    「父よ、わたしの願いを聞き入れて下さって感謝します。
   わたしの願いをいつも聞いてくださることを、わたしは知っています。
    しかし、
    わたしがこう言うのは、周りにいる群衆のためです。
   あなたがわたしをお遣わしになったことを、彼らに感じさせるためです。」

    こう言ってから、

        「ラザロよ出て来なさい」と大声で叫ばれた。
  
  すると、
  死んでいた人が、手と足を布で巻かれたまま出てきた。顔は覆いで包まれていた。
        
     イエスは人々に、「ほどいてやって、行かせなさい」と言われた。

           以上。ヨハネ福音書 11章1-44節

 

     イエスが、ラザロの墓を訪れた時は、
           イエスならず、信者も迫害を受けていました。

       それでも、信者たちは祈っていたのです。

  「主よ,もしここにいてくださいましたら、私の兄弟は死ななかったでしょうに。
      イエス様、早くおいで下さい。」 と。

        イエスは、以前から、言い続けておられたのです。

       「私を信じる人は、決して死ぬことがない。」 と。

  
    
    マルタは、兄弟の死の時に、
       『イエスの御言葉』を悟って、『信仰宣言』をしました。

 「あなたが神にお願いすることは何でも神はかなえてくださると、わたしは今でも承知しています。」
   「主よ、あなたが世に来られるはずの神の子、メシアであるとわたしは信じております。」

 

    マルタの周りにいた群衆も、
       イエスが、ラザロを生き返らせるのを見て。
    『イエスは神がお遣わしになった方である。』 と確信したことでしょう。
  
    
    私たち今に生きる者は、

      ヨハネが書いた 『ラザロの復活・生き返り』 を読んで・・・
        マルタがイエスを信じたように、

   イエスがラザロを生き返らせたことを、『神のしるし』と信じますか?
   イエスは、今も又終わりの日にも、命をくださる方である、と信じますか?
   イエスは神と一体、神の子であることを、信じますか?

                イエスに、日々、問われてるのです。
          さてさて。どうしましょうか? イエス様に何とお答えしましょうか?


『今日の入祭唱』

     『新しい歌を神に歌え。
  神は不思議なわざを行われた。神の偉大な右の手、その尊い腕は救いの力。』
              詩編 98章1節


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
一つのことを長年かけて完了することは、仲間の支え合いでできること、神のお恵みですね。嬉しいことです。
                          お元気で!