マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

水曜日木曜日金曜日・・・『聖書三昧』 そして 『命を救うために、神がわたしをお遣わしになった。』

2019-07-11 10:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

7月11日。木曜日。曇り。


水曜日~金曜日の三日間。

            朝から晩まで・・・   『聖書三昧』
 
        聖書三昧のための 『三種の神器』          於:My書斎
     
写真:『少年サムエルの祈り』 昨夏巡礼の土産:『十字架の文鎮 誕生日プレゼント:『万年筆』

        気持ちを『三昧』にするためには・・・
 『形』を整え、音をシャットアウトして、雑念を追い払うことから始まる。
        窓から目に入る『緑』も助けになる。


   まずは。

   水曜日。明日と明後日・二日分の『聖書100週間』の予習。
           合計18章の予習となる。
        明日はヨハネ福音書の6章 & 明後日はサムエル記下の12章。
         頭をひねって・・・ともかく時間がかかる

   続けて。

   木曜日。午前中は『聖書100週間』クラス。午後は金曜日の通読範囲の再読。
            午前中の分かち合が、一日中、頭を離れない。
         寝ても覚めても、午前中の『分かち合い』が、頭をかけめぐる。
         心と頭に、『分かち合い』が、となってしみこんでいく。

   そして。

   金曜日。午前中は『今日の通読範囲』の再々読。午後は『聖書100週間』クラス。
         2時~4時。真摯で素晴らしい『聖書の分かち合い』となる。
          その後。 分かち合いの余韻が素晴らしく、離れがたく、
                しばらくのおしゃべりとなる。


     そして・・・
      最後は。

       『聖書三昧』の三日間の終了は、『花金です。

       夫は、三日間は、私に話しかけるのも遠慮がちです。
       妻は、聖書三昧、夫との会話は聖書関係が多くなる。

           
         金曜日の夜は、『花金』、無礼講。
           おいしいつまみをあてに、
         世間話で、『ワイン三昧』 なのです。
         詰まった頭に聖書ワインがしみこむのです。


     楽しい私の、水曜日~金曜日の、定番スケジュールです。

 

そして。

今日は7月11日。年間第十四木曜日。


『今日の第一朗読 兄弟にエジプトに売り飛ばされた末っ子ヨセフの言葉


   『その日、ユダはヨセフの前に進み出て言った。

      「ああ、御主君(ヨセフ)様。

  御主君は僕どもに向かって、『父や兄弟がいるのか』とお尋ねになりましたが、
    
そのとき、御主君に、

  『年とった父と、それに父の年寄り子である末の弟がおります。
  その兄(ヨセフ)は亡くなり、同じ母の子で残っているのはその子だけです。』と申し上げました。

  ヨセフは、そばで仕えている者の前で、もはや平静を装っていることができなくなり、
      「みんな、ここから出て行ってくれ」と叫んだ。

   だれもそばにいなくなってから、
      ヨセフは兄弟たちに自分の身を明かした。
       
ヨセフは、声をあげて泣いた。

 
      ヨセフは、兄弟たちに言った。

    「わたしはヨセフです。お父さんはまだ生きておられますか。」


    兄弟たちはヨセフの前で驚きのあまり、答えることができなかった。

        ヨセフは兄弟たちに言った。

      「どうか、もっと近寄ってください。」

     兄弟たちがそばへ近づくと、ヨセフはまた言った。

   「わたしはあなたたちがエジプトへ売った弟のヨセフです。
しかし、今は、わたしをここへ売ったことを悔やんだり、責め合ったりする必要はありません。

  命を救うために、神がわたしをあなたたちより先にお遣わしになったのです。」』
                                                 創世記 44章18節~45章5節

 

   その昔。

    12人の兄弟の末っ子のヨセフは、最高の服を与えられ、父の寵愛を受けていました。
     それは、兄たちの嫉妬心を買い、兄たちからヨセフは疎ましい存在でした。

  ヨセフは、愛される子の特徴で天真爛漫、兄たちの気持ちは分からなかったのでしょう。

  
 そんなある日。

 ヨセフは夢を見て、兄たちに告げます。
     
    
        『私の束が起き上がり、まっすぐに立つと、

    
   兄さんたちの束が周りに集まってきて私の束にひれ伏しました。』創世記 37章7節
     
  もう一つの夢。
  『太陽と月と十一の星が、わたしにひれ伏しているのです。』創世記 37章9節

        
        ”自分を何様だと思っとるんじゃ?!”
      兄たちの嫉妬心は、憎しみへと変わっていきます。

 そんなヨセフに、父親がおつかいを頼みます。

  『兄さんたちが元気でやっているか、羊の群れも無事か見届けて、様子を知らせておくれ。』
                           創世記 37章14節                     

 

    これぞ。

       兄たちの、ヨセフを殺す、チャンス到来!
 
    ヨセフは、山で羊飼いをしていた兄たちに、穴に突き落とされます。

       井戸の中にヨセフを見つけたミディアン人の商人は、
          銀20枚でイシュマル人に売り、  

  
     イシュマル人はヨセフをエジプトに連れて行ってしまうのです。


      売られたヨセフを、兄も父も死んだものと思っていました。
         ところが。

       ヨセフは、異国エジプトで、苦労を重ね、才覚を発揮し、  
             エジプトの長官になります。

 
  それから後。

          カナンの地・イスラエルでは飢饉が発生。
    父の命令で、ヨセフの兄たちは、豊かなエジプトに食料を求めて来ます。
       
    そのとき、兄たちは、エジプトの長官となったヨセフに巡り合うのです。


        弟ヨセフの前で、
      恐れひれ伏す11人の兄たちの姿は、
        幼い頃に『ヨセフが見た夢』の実現となりました。

 

      恐れ敬う兄たちに、弟ヨセフは『挨拶』をします。

     『わたしはあなたたちがエジプトへ売った弟のヨセフです。
しかし、今は、わたしをここへ売ったことを悔やんだり、責め合ったりする必要はありません。    

  命を救うために、神がわたしをあなたたちより先にお遣わしになったのです。』

 

    兄たちに捨てられ、売られて異国エジプトの奴隷になったことの結果・・・
        家族を、飢饉から命の安全へ、救ったヨセフは、
           『キリストの前表』なのです。  

    神から異国地上に派遣され、十字架の苦しみを背負ったことによって、
          人類を、死から永遠の命へ、救ったイエスは、
            『メシア救い主』なのです。

 
 聖霊は聖書を読む者に、
    
      『神は悪からさえも善を引き出し、悪を膳に変えて、
       『神の救いの計画』を推し進める方である。
             ・・・事実を教えるのです。


『今日の拝領唱』

       『神の恵みを思い、そのいつくしみを深く味わえ。
           神に希望をおく人はしあわせ。』
               詩編 34章9節


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様の『三昧』は何ですか。夢中になって若くいられますよね。一石二鳥でしょうか。 お元気で!