7月19日。年間第十五金曜日。雨時々曇り。
聖書100週間・・・ 『コーヒーブレイク』
『聖書』 と 『伊勢 海老せんべい』
今日の『お茶菓子』は、仲間の伊勢神宮参りの『お土産・海老せんべい』でした。
仲間がお持ち下さる色々各地の美味しい『お土産菓子』が、
聖書の『御言葉』で満杯となった頭を、ほぐしてくれる。
おいしさに、心がなごみ、
楽しい旅行話に、笑い顔があふれます。
仲間っていいな!
聖書もいいな! お土産菓子もうれしいな!
今日も 感謝!感謝!
そこで。
今日の通読範囲は、『サムエル記下 13章~24章』
イスラエル二代目王・ダビデ。
ダビデ王の、神への謙遜、従順、献身、そして祈り、を学びました。
『詩編を祈るダビデ王』
フラ・アンジェリコ作品。
ダビデの治世。
事件が一つ起こりました。
『ダビデの世に、三年続いて飢饉が襲った。
ダビデは主に託宣を求めた。
主は言われた。
「ギブオン人を殺害し、血を流したサウルとその家に責任がある。」
ダビデ王はギブオン人を招いて言った。
「あなたたちに何をしたらいいだろうか。」
ギブオン人はダビデ王に答えた。
「わたしたちを滅ぼし尽くし、
わたしたちがイスラエルの領土のどこにも定着できないように滅亡を謀った男、
あの男サウルの子孫の中から七人を私たちに渡してください。
サウルの町ギブアで、主の御前に彼らをさらしものにします。」
ダビデ王は、(神の言われるとおりに)「引き渡そう」と言った。
ギブオンの人々は彼らを山で主の御前にさらした。七人は一度に処刑された。』
ダビデ王は、事を起こす前に、必ず、『主の託宣』を祈り求めました。
ダビデは、自分の考えではなく、主の託宣によって、自分の行動を決めたのです。
そんなダビデに。
『主は、ダビデと共におられ』サムエル上18-12、ダビデの力となられたのです。
『主はダビデに、その行く先々で勝利を与えられた。』サムエル下8-6、のです。
ギブオン人がサウル一族の7人を処刑後。
『ダビデ王は、
ぺリシテ人が、処刑してさらし者にした、
イスラエル第一代王・サウルとその子ヨナタンの骨を引き取りました。
更に。
ギブオン人が、山で処刑してさらし者にした、サウル家一族の七人の骨を引き取ります。
ダビデは、サウル王とその子ヨナタンとサウル一族七人の骨を共に、
サウルの父キッシュの墓に葬った。
人々はダビデ王の命令をすべて果たした。
この後、神はこの国の祈りにこたえられた。』
以上。サムエル記下 21章1-14節
神は、ダビデの神を畏れる態度を見て、ダビデの国を飢饉から救ったのです。
ダビデ王は、いつも、神に謙遜で従順で、『神が油注がれた者』を畏れ敬いました。
ダビデ王は、
自分を殺害しようとしたサウル王を、決して恨むことなく、あくまで 畏れ敬いました。
かえって。
そんなサウル王の息子ヨナタンと『契約』を結び、サウル家が滅びることのないようにしたのです。
神は、
ダビデが、サウル王やその息子や一族の7人を、その祖先の墓に丁重に葬ったのを良しとされたのでしょう、
『ダビデの国の民の祈りにこたえられた。』のです。
ダビデの生涯は、争いに明け暮れる、苦しみの人生でした。
ダビデは、兵士ウリアを殺させ、その妻バト・シェバを奪う、大罪を犯しました。
『そのとき、イスラエルの神、主はこう言われた。
「なぜ主の言葉を侮り、わたしの意に背くことをしたのか。
それゆえ、剣はとこしえにあなたの家から去らないであろう。」』
『主の御言葉』通りに、ダビデの生涯、剣・戦いが去ることはありませんでした。
★サウル王に、家臣として素晴らしい働きをするが、命を狙われるダビデの運命でした。
更に。
★息子のアブサロムにも、もう一人の息子を殺された上に、命を狙われるダビデの運命でした。
そんな中・・・
ダビデが息子アブサロムと和解するときもありました。
『ダビデとアブサロムの和解』 レンブラント作品
しかし。
当初、息子アブブサロムの反乱は成功するかにみえたが、
兵を集めた父ダビデは反撃に転じ、息子アブサロムが死を迎えるのです。
ダビデの治世。
もう一つ。
ダビデの信仰を試す、事件が起こります。
『主は、「イスラエルとユダの人口を数えよ」とダビデを誘われた。』のです。
命令ではなく、誘い、試されたのです。
以前。 主はダビデに『約束』をなさいました。
『主がダビデのために家を興す。
ダビデから出る子孫に跡を継がせ、その王国を揺るぎないものとする。』サムエル記下 7章12節
ダビデや民たちの王は、神ご自身です。
『人口調査』は、神への信頼が揺らいでいる行為であり、許されるものではありません。
しかし・・・
ダビデは、『神の誘い・試し』に乗って、『人口調査』を実施してしまいます。
その罪の代償が、国民の上に『疫病』として、主からもたらされます。
七万人が疫病に死んだとき・・・
ダビデは神に祈ります。
『ご覧ください、罪を犯したのはわたしです。わたしが悪かったのです。
この国民が何をしたのでしょうか。
どうか御手がわたしとわたしの家にくだりますように。』
ダビデは祈った日・・・
ガドの告げるままに、祭壇を築きます。
『「民から疫病を除きたい」と、主のために祭壇を築き、
焼き尽くす捧げ物と和解の捧げ物をささげた。
主はこの国のために祈りにこたえられ、
イスラエルに下った疫病はやんだ。』 のです。
神は、ダビデの神を畏れる態度を見て、ダビデの国を疫病から救ったのです。
ダビデ王は、いつも、神に謙遜で従順で、『神の意向』を畏れ敬いました。
ダビデの生涯は、
自分の罪を認めて、回心して、常に、神に謙遜、従順、でした。
神に油注がれ、選ばれ、守られた、のでした。
以上。私の今日の通読範囲の感想の一部でした。お粗末様でした。
私たちも、ダビデのように謙遜で、お人の平安のために役立ちたいものですね。
そして。
『今日の叙唱』
『聖なる父、全能永遠の神、
あなたは唯一のまことの神、初めもなく終わりもなく、すべてを超えて光り輝く方。
あふれる愛、命の泉、万物の造り主。』
皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
冷夏や大雨が、所々で起こっています。お気をつけ下さい。穏やかな週末をお祈りします。
お元気で!