7月26日。金曜日。32度。晴れ。
水木金曜日、三日間、聖書三昧。 聖書にどっぷり漬かりました。
聖書もいろいろ・・・ 『HOLY BIBLE』
格調高く黒表紙。英語版。
娘の高校留学時期の聖書だろうか?
『AMERICAN BIBLE SOCIETY NEW YORK』
原語より翻訳。
等と、いろいろ、英語で書かれている。
ページの間に。
我が娘らしい、繊細で美しく丁寧な字の『メモ』がはさんである。
『Exodus 集団移動(出エジプト記)』
『Revelation 隠れているもの、秘密などを明らかにすること(黙示録)』 等々。
『「愛」の属性
Love is ①patient and ②kind. かんよう 親切
love is ③not jealous or ④boastful ねたまない じまんしない
it is ⑤not arrogant or ⑥rude. ごうまんでない 粗野でない、無作法をしない 』
”なるほどね!” と感心し、娘の留学時代の苦労が偲ばれる。涙。
我が家には、沢山の聖書がある。
娘や息子たちが、
小学校時代に『食前の祈り』の時に読んでいた、日本語小型聖書。
アメリカ在住中の小学校時代に読んでいた、絵入り英語大型聖書。
日本の中学や高校の授業で読まされた、日本語英語両用聖書。 等々。
私が、
学生時代に指導司祭と読んでいた、5冊になった、小型版旧約新約聖書。
親から受け継いだ、大正時代発行の、文語体聖書。 等々。
本棚の中のそれぞれの聖書が、読む人の肉となった、家族の歴史を語る。
そして。
昨日と今日は 『聖書100週間』でした。
イエス様とダビデの最期。 お二人の『遺言』が語られます。
まずは。
昨日・木曜日の通読範囲は、新約聖書、『ヨハネ福音書 13章~17章』
イエス様の『遺言』・・・『互いに愛し合いなさい』
イエス様の遺言を授ける時が来ました。
『イエスは、この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、
世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。
イエスは、御自分が神のもとから来て、神のもとへ帰ろうとしていることを悟り、
食事の席から立ちあがって上着を脱ぎ、
手拭いを取って腰にまとわれた。
それから、たらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、
『弟子の足を洗うキリスト』 ティントレット作品
腰にまとった手拭いで吹き始められた。
さて、イエスは、弟子たちの足を洗ってしまうと、
上着を着て、再び席について言われた。
『最後の晩餐』 レオナルド・ダ・ヴィンチ作品
「わたしがあなた方にしたことが分かるか。
あなたがたは、わたしを「先生」とか「主」とか呼ぶ。
ところで、主であり、師であるわたしがあなた方の足を洗ったのだから、
あなた方も互いに足を洗わなければならない。
わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、
模範を示したのである。
子たちよ、今、あなたがたに言っておく。
あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。
わたしがあなたがたを愛したように、あなた方も互いに愛し合いなさい。
互いに愛し合うならば、それによってあなたがが私の弟子であることを、
皆が知るようになる。」』
ヨハネ福音書 13章1-35節
イエス様は、弟子と別れる最後の晩餐の席で、
弟子たちを愛して、愛するだけでは足りなくて・・・この上なく愛し抜かれた。 のです。
イエス様の人生は、神の御心を実現する、『信仰の人生』でした
『わたしが父の内におり、父がわたしの内におられる。
もしそれを信じないなら、業そのものによって信じなさい。
心騒がせるな。
神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。
わたしは道であり、真理であり、命である。
わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことはできない。』
ヨハネ福音書 14章1-11節
イエス様は、
『神の御心』=『子イエスを信じる者が皆永遠の命を得ることであり、
イエスがその人を終わりの日に復活させること』ヨハネ福音書 6-40
・・・を、
成就するために、自らの命を人類のために捧げられたのです。
イエス様の人生は、私たちの苦しみと共に歩いてくださる、
人類を愛して愛して、この上なく愛し抜かれた、『愛の人生』 でした
次に。
今日・金曜日の通読範囲は、旧約聖書、『列王記 1章~11章』
ダビデの『遺言』・・・『心を尽くし、魂を尽くして、主の道を歩みなさい』
『主の神殿を建設せよ』
ダビデの遺言を授ける時が来ました。
息子ソロモンに油注ぎをし、王座につかせて後、
ダビデは、ソロモンに遺言を託しました。
『死期が近づいたとき、
ダビデはこう言って王子ソロモンを戒めた。
「わたしはこの世のすべての者がたどる道を行こうとしている。
あなたは勇ましく雄々しくあれ。
主の掟と戒めと法と定めを守れ。
そうすれば、あなたは何を行っても、どこに向かっても、良い成果を上げることができる。
また主は、わたしに告げてくださったこと、
『あなたの子孫が自分の歩む道に留意し、
まことをもって、心を尽くし、魂を尽くしてわたしの道を歩むなら、
イスラエルの王座につく者が断たれることはない』
という約束を守ってくださるであろう。」
ダビデがイスラエルで王であった期間は四十年に及んだ。』
列王記上 2章1-11節
ダビデの人生は、主の力を信じた、『信仰の人生』でした
いつも。 『詩編を祈るダビデ』
『主よ、あなたは私を極め、わたしを知っておられる。』 詩篇 139:1
ダビデの人生は、神の権威を第1とする、『信仰の原則を守る人生』 でした。
『主が油を注がれた方に、わたしが手をかけることを主は決してお許しにはならない。』
サムエル記上 26章11節
ダビデは、『神の権威』を最優先し、
命を狙って執拗に追いかけるサウル王に歯向かうことは、決してなかったのです。
ダビデの人生は、主に助けと導きを求め、『主に聞き従う人生』 でした。
とこしえに恥に落とすことなく、恵みの御業によって私を助けてください。
ダビデは、神の助けを信じて、いつも、勝利を収めることができました。
ダビデは、いつも神とともに、『70年の人生』を勇敢に戦い終えました。
ご訪問に感謝申し上げます。
いよいよ夏休み真っただ中です。楽しい夏休みでありますように。 お元気で!