マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

新しい掟・・・『互いに愛し合いなさい。』 そして 主の掟・・・『心を尽くし、魂を尽くして、主の道を歩みなさい。』。

2019-07-26 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

7月26日。金曜日。32度。晴れ。

水木金曜日、三日間、聖書三昧。 聖書にどっぷり漬かりました。

   

     聖書もいろいろ・・・  『HOLY BIBLE』
       
               格調高く黒表紙。英語版。

         娘の高校留学時期の聖書だろうか?
     『AMERICAN BIBLE SOCIETY  NEW YORK』
            原語より翻訳。
       等と、いろいろ、英語で書かれている。

     ページの間に。
     我が娘らしい、繊細で美しく丁寧な字の『メモ』がはさんである。
        
                    『Exodus 集団移動(出エジプト記)』
  『Revelation 隠れているもの、秘密などを明らかにすること(黙示録)』 等々。

             『「愛」の属性
  Love is ①patient and ②kind.  かんよう 親切
       love is ③not jealous  or  ④boastful ねたまない じまんしない
  it is not arrogant  or  ⑥rude ごうまんでない 粗野でない、無作法をしない 』

      ”なるほどね!” と感心し、娘の留学時代の苦労が偲ばれる。涙。 

      
         我が家には、沢山の聖書がある。
    娘や息子たちが、
       小学校時代に『食前の祈り』の時に読んでいた、日本語小型聖書
       アメリカ在住中の小学校時代に読んでいた、絵入り英語大型聖書。
       日本の中学や高校の授業で読まされた、日本語英語両用聖書。 等々。
    
    私が、
       学生時代に指導司祭と読んでいた、5冊になった、小型版旧約新約聖書
       親から受け継いだ、大正時代発行の、文語体聖書。 等々。


    本棚の中のそれぞれの聖書が、読む人の肉となった、家族の歴史を語る。

 

そして。

昨日と今日は 『聖書100週間』でした。 
    
   イエス様とダビデの最期。 お二人の『遺言』が語られます。

 

まずは。
昨日・木曜日の通読範囲は、新約聖書、『ヨハネ福音書 13章~17章』

   
   イエス様の『遺言』・・・『互いに愛し合いなさい』
  

イエス様の遺言を授ける時が来ました。


   『イエスは、この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、
      世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。

  イエスは、御自分が神のもとから来て、神のもとへ帰ろうとしていることを悟り、
      食事の席から立ちあがって上着を脱ぎ、
       手拭いを取って腰にまとわれた。

    それから、たらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、
 
  『弟子の足を洗うキリスト』             ティントレット作品

 

        腰にまとった手拭いで吹き始められた。

     さて、イエスは、弟子たちの足を洗ってしまうと、
        上着を着て、再び席について言われた。
 
 『最後の晩餐』            レオナルド・ダ・ヴィンチ作品

     
      
「わたしがあなた方にしたことが分かるか。
   あなたがたは、わたしを「先生」とか「主」とか呼ぶ。
 ところで、主であり、師であるわたしがあなた方の足を洗ったのだから、
    あなた方も互いに足を洗わなければならない。

   わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、
         模範を示したのである。

   子たちよ、今、あなたがたに言っておく。
 
    あなたがたに新しいを与える。
互いに愛し合いなさい。
     わたしがあなたがたを愛したように、あなた方も互いに愛し合いなさい。

  互いに愛し合うならば、それによってあなたがが私の弟子であることを、
      皆が知るようになる。」』
       ヨハネ福音書 13章1-35節

  
      イエス様は、弟子と別れる最後の晩餐の席で、
 弟子たちを愛して、愛するだけでは足りなくて・・・この上なく愛し抜かれた。 のです。


  イエス様の人生は、神の御心を実現する、『信仰の人生』でした

     
    『わたしが父の内におり、父がわたしの内におられる。

    もしそれを信じないなら、業そのものによって信じなさい。

        心騒がせるな。
    神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。
      わたしは道であり、真理であり、命である。
  わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことはできない。』
            ヨハネ福音書 14章1-11節

 
   イエス様は、
    『神の御心』=『子イエスを信じる者が皆永遠の命を得ることであり、
     イエスがその人を終わりの日に復活させること』ヨハネ福音書 6-40 
        ・・・を、
      成就するために、自らの命を人類のために捧げられたのです。

 

  イエス様の人生は、私たちの苦しみと共に歩いてくださる、     
 人類を愛して愛して、この上なく愛し抜かれた、『愛の人生』 でした
   

 

 


次に。
今日・金曜日の通読範囲は、旧約聖書、『列王記 1章~11章』

  
 ダビデの『遺言』・・・『心を尽くし、魂を尽くして、主の道を歩みなさい』
                        『主の神殿を建設せよ』  


ダビデの遺言を授ける時が来ました。


      息子ソロモンに油注ぎをし、王座につかせて後、
       ダビデは、ソロモンに遺言を託しました。
 

       『死期が近づいたとき、
    ダビデはこう言って王子ソロモンを戒めた。

 「わたしはこの世のすべての者がたどる道を行こうとしている。
      あなたは勇ましく雄々しくあれ。

      主の掟と戒めと法と定めを守れ。
 そうすれば、あなたは何を行っても、どこに向かっても、良い成果を上げることができる。

     また主は、わたしに告げてくださったこと、
     『あなたの子孫が自分の歩む道に留意し、
 まことをもって、心を尽くし、魂を尽くしてわたしの道を歩むなら、
    イスラエルの王座につく者が断たれることはない』

     という約束を守ってくださるであろう。」

   ダビデがイスラエルで王であった期間は四十年に及んだ。』
         列王記上 2章1-11節

 

    ダビデの人生は、主の力を信じた、『信仰の人生』でした

   
    いつも。 『詩編を祈るダビデ』

     『主よ、あなたは私を極め、わたしを知っておられる。』 詩篇 139:1 



  ダビデの人生は、神の権威を第1とする、『信仰の原則を守る人生』 でした。

  

 『主が油を注がれた方に、わたしが手をかけることを主は決してお許しにはならない。』
                  サムエル記上  26章11節
 
 
 ダビデは、『神の権威』を最優先し、
 命を狙って執拗に追いかけるサウル王に歯向かうことは、決してなかったのです。

 

  ダビデの人生は、主に助けと導きを求め、『主に聞き従う人生』 でした。 

    
         『主よ、御もとに身をよせます。
    とこしえに恥に落とすことなく、恵みの御業によって私を助けてください。
 あなたはわたしの大岩、わたしの砦。御名にふさわしく、わたしを守り導いてください。』
                  詩篇 31章1-3節  
    
    
    ダビデは、神の助けを信じて、いつも、勝利を収めることができました。
 

   ダビデは、いつも神とともに、『70年の人生』を勇敢に戦い終えました。
 
 
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いよいよ夏休み真っただ中です。楽しい夏休みでありますように。 お元気で!