マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む。』・・・四旬節第二主日・・・『アブラハムは、ハランを出発したとき七十五歳であった。』

2020-03-08 09:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

3月⒏日。日曜日。雨のち晴れ。


    春到来・・・   『桃の花』
   
       生命力あふれる 『若枝の桃』
  一昨年の台風でポキンと折れてしまった幹から芽生えた若枝・ひこばえ

 

政府の 『外出自粛』 の通達から9日間がたちました。
早朝のウォーキング。
一日一回。近所のお店へ。客の少ない開店同時の8時半に買い物に行く。
 あとは、政府の通達に忠実に、家の中に引きこもりの9日間でした。
       
     昨日は 『登山月例会』
 休会。予想もしなかった大事・・・私の山人生のページに記録しました。

  
  世界中の頓挫している生命力は、解放の時はどうなるだろうか?
    世界の歴史のページに変化を生むのではなかろうか!?


     折れてしまった桃の木が 『より美しい花』 を咲かせたようにね!

 
     『わたしたちは知っているのです、
 苦難は忍耐を、
忍耐は鍛錬を、練達は希望を生むということを。
    希望はわたしたちを欺くことがありません。』
          ローマの信徒への手紙 5章3-5節


 皆様!
  『外出自粛』 に協力しつつ・・・ウイルス収束に希望を持ちましょう

 

そして。 

今日は3月8日。四旬節第二主日。

教会からも2月29日の『通達』・・・
 ミサは取りやめです。
 主日は、各自が家庭で、聖書を朗読し、ロザリオの祈りをする時を持つよう勧めます。

 

そこで。
先週の主日同様に。
今日も。

今朝9時半~ 我が教会の通常の主日ミサ時間。

   自宅で、『四旬節第二主日』 の 『聖務日課』 です。

 

まずは。
第一部。

     
        『聖書朗読』
 

  
『今日の第一朗読 神の民の先祖アブラハムの召命

   
      『その日、主はアブラムに言われた。

 

     「あなたは生まれ故郷・父の家を離れて、
       わたしが示す地に行きなさい。

わたしはあなたを大いなる国民にしあなたを祝福し、あなたの名を高める。
        祝福の源となるように。

    地上の氏族はすべて、あなたによって祝福に入る。」

     アブラムは、主の言葉に従って旅立った。』
           創世記 12章1-4節

   
紀元前1850年頃。
 

       アブラハムは旅立ちました。
 
       『ハランからカナンへのアブラハムの旅』   József Molnár作品

 
  『アブラハムは、ハランを出発したとき七十五歳であった。
       アブラハムは妻ハライ、甥のロトを連れ、
    蓄えた財産をすべて携え、ハランで加わった人々と共に
     カナン地上に向かって出発し、カナン地方に入った。』
                 創世記 12章4&5節


 神は、人類の歴史を通して、『人類の救いのご計画』 を実現していくのです。

      歴史に介入される神。 歴史を通して語られる神。
         人は、歴史から、神を知るのです。

 

   主なる神は、
   ご自分の方から、一方的に、アブラハムを召し出し、
       『神の民の太祖』 となる 『使命』 を与えます。
   アブラハムとその子孫に、特別な導きと祝福を与えます。
      アブラハムの子孫は、特別に選ばれた民:『選民』 と呼ばれるのです。
   アブラハムとその子孫に、『土地:カナンの地』 を与えます。
      その約束された土地で、神が民と共に住むのです。


神は、アブラハムの子孫から生まれるキリストを通して、『人類の救い』 を実現したのです。

     アブラハムが到着した 『カナンの地』 は 
  キリストの告げる 『神の国』:『神が民と共に住む国』 の前表なのです。

 


     『アブラハムは主を信じ、主はそれを義とされた。』 創世記 15章6節 
       そして、アブラハムは 『カナンの地』 に入れたのです。

        
   私たちも、
         キリストを信じて、主に義とされ・・・
        『神の国』 に入ろうではありませんか!! 
    

     

         『信仰の大花』 を咲かせましょう!!                    


         第一部:
 『聖書朗読』 を終了しました。

                       感謝! 感謝!

 

次に。
第二部。

       『ロザリオの祈り』
  
          『息子のロザリオ』           

   40年間、我が家の中心の居間にかかる、『家族の守り札』 です。
  息子(45歳)が幼稚園児の時、教会の日曜学校で作った 『宝物』 です。
  紙粘土で作られ、色もはげて・・・家族と共に40年間生きてきました。


  昨日。 体を弱くされている友人から 『絵葉書』 が届きました。
 
        『夕べの聖堂』       東山魁夷 1969年 作品
 

 『ミサの代わりにロザリオを唱えるようにとお教えいただき感謝します。
     日曜日なので 『栄えの玄義』 を唱えるべきですが、
     四旬節なので 『苦しみの玄義』 を唱えています。
    昔は長く感じたロザリオが、今はそうでなくなりました。』


   今日は、私も友人に倣って、『苦しみの玄義』 を唱えました。

    『ゲッセマニでの憂い』 『むち打ち』 『いばらの冠』
          『十字架の道』 『ご死去』

        最後に、『サルベ・レジナ』
 
      『元后、あわれみの母、我らの命、喜び、希望。
         旅路からあなたに叫ぶエバの子、
      嘆きながら、泣きながらも、涙の谷にあなたを慕う。
     われらのために執り成す方、あわれみに目をわれらに注ぎ、
      尊いあなたの子イエスを、旅路の果てに示してください。
      おお、いつくしみ、恵みあふれる、喜びのおとめマリア。』

 

    第二部: 『ロザリオの祈り』 を終了しました。
                       感謝! 感謝!



『今日の祈願』

    『父である神、
  主イエスとともにこの時を過ごし、主に結ばれた恵みを感謝します。
     四旬節を過ごしている私たちが、キリストに従い、
     全ての人の救いのために働く者となりますように。』


      ここで、『四旬節第二主日の祈り』 の終了です。
    皆様、ご一緒にお祈り下さいましてありがとうございました。
                       感謝申し上げます。

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
外出がままならない日々、お部屋にお花を飾って・・・。 お元気で!