マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『東日本大震災9年』・・・生かされているのだから、しっかりと生きていきます。   そして 『主よ、あなたはわたしの岩、わたしの砦。わたしの砦。』

2020-03-11 14:46:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

3月11日。水曜日。晴れ。


9年前の今日。 2011年3月11日。金曜日。午後2時46分。
   『東日本大震災』 が起こった。  『福島第一原発事故』 が起こった。


その時。

   私は・・・   『聖書100週間』    聖書通読会クラスの最中でした。
   
                          手作り『聖書カバー』
    

      クラスの開かれていた神戸の家の二階でも、家が大きく揺れた。
           ”又、地震?”  
         神戸大震災を経験している私たちは震え上がった。


今日。満開。
31年間咲き続ける。

  息子と植えた・・・    『かすみ草』
 
     『かすみ草は僕が一番好きな花だよ。』      と息子は言った。


 巣立った子どもたちが残した、
      忘れられない 『言葉』 を思い出して・・・
        懐かしい時間が蘇り、涙ぐむ私。

     
                                                                                清楚に。 品良く。


  今日のニュース。

         被災地では、柔らかい日差しの下、
            懐かしい人々を偲び
      『祈り』 を捧げる人たちの姿がありました。
          涙を流す人たちのお姿がありました。

   
    『生かされているのだから、しっかりと生きていきます。』
『生きている身として、そういった人々の分も、しっかりと生きていきたい。』
   『変わらずに生きていることを、聖火ランナーとして走る姿で、
        逝ってしまった皆に一番に伝えたい。』
  今も小学6年生のままの娘と共に、聖火ランナーの道を走りたい。』

 

   今日という日を、あの日、あの人、に思いをはせて過ごしました。
                             合掌。

 

そして。

今日は3月11日。四旬節第二水曜日。


    『今日の入祭唱 ダビデの歌
 
           『ダビデ像』             ミケランジェロ作品

     
       『主よ、わたしを見捨てないで下さい。
       わたしの神よ、遠く離れないで下さい。
  わたしの救い、わたしの主よ、すぐにわたしを助けて下さい。』
                     詩編 38章22&23節

    
   『今日の詩編』 は、

   理由もなく、苦しめられている、ダビデ王の 『叫び』 です。
     ダビデ王の、 深い信仰を表明する 『詩』 です。
       そして。
 現代の私たちも、
     この『詩編』で、苦しみの時、 神への 『祈り』 をささげるのです。


   祈るときには・・・
  ダビデのように・・・落ち着いた心と態度で神の前に座り、神と語ります。
  自分が神に愛されていること、又 神が自分を受け入れて下さること
            を確信して疑わず、
    真実であられる神を信頼して神の憐れみにゆだねるのです。

 

もう一つ。

    『今日の答唱詩編    ダビデの歌
  
       『聖王ダビデ』       イコン。ロシア正教。 

   
  『主よ、 あなたはわたしの岩、 わたしの砦。 わたしの砦。
    まことの神、主よ、御手にわたしの霊をゆだねます。
     いつくしみ深く、わたしをお救いください。』
                詩編 31章5&6&17節

     
   ダビデ王は、今日も、神への賛美と祈りをささげます。

      『祈り』 は 『信仰の心』 です。

 

 人は、 理由なき苦しみに出会い、 経験しない不思議な体験、 をします。
   だから。
 あるときは元気に神を讃え、 あるときは落胆と悲しみの『歌』 を歌うのです。

    共にいて下さる神に信頼して、 
 頼ることの出来る 『我が岩』、 導いて下さる 『牧者』:『羊飼い』 の神に、
      わたしの 『人生』 をゆだねるのです。
         助けを求めるのです。

 

『今日の祈願』

  『父である神よ、
  あなたは、朽ちることのないを約束して下さいました。
  あなたを信じる私たちが、永遠の命に達することが出来ますように。』
                      合掌

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
この世は、理解できない苦しみと悲しみに、満ちています。
それでも、必ず、『明日』が来ます。 人生、助け合いながら歩みましょう。 お元気で!