3月17日。火曜日。快晴。
私は、自然をこよなく愛する、何十年来の、『山女』
コロナウイルスは、『山女』 を山から切り離す。 残念です。
今朝。
旦那様から、山女の残念さを思って、『声』がかかった。
『戸外で、人と離れて、運動することは、推奨されているようですよ。
奥様、ハイキングはいかがですか?』
早速に。
住まいの最寄り駅から4つ目駅。
電車に乗ることなく車で、山裾に到着。
皆様、今日は、ご一緒に、ハイキングを楽しんでください!
11時。
ハイキングスタート。
『高塚山 癒やしの森』
6世紀後半。 この地に、古墳群が存在していました。
貝塚や、樹木の化石が出土する場所です。
何十日ぶりだろう・・・
ハイキング靴を履けた!
夫婦で 『幸せ』 を再確認しました。
普通の日々を送れる・・・それが 『幸せ』 なのですね。
『メイン道』 として 『徳川道』。 10kmほど。
『脇道』 が、更なる散策を楽しめる、20道はあるだろうか?
私たちは、早速に、脇道へ。
そこは・・・ 『歴史探訪エリア』
『盗掘跡』
古墳がいくつもある。
小山のそこには、今は『立て札』があるのみでした。
『高塚龍神』
今日は門がしまっていました。
開門の日は、正月など、決まっているそうです。
約1000年前。 高塚龍神様は、
近江の竹生島より観請されて、この森の湖畔に鎮まっておられました。
昭和6年1月。
高塚龍神様の不思議な 『お告げ』 があり、
地元中山や垂水・明石の人々によって、ここ高塚山頂に、
『お社』 が建立されました。
建立以来。
重なる あらたかな『霊験』に、名古屋、東京などからも
多くの人々が参拝されるようになったそうです。
12時。
いつもの・・・ 『具沢山おにぎり』 と 『味噌汁』
”幸せですね!” “うん!" 癒される木々の下。 おいしい。
ボイラーのお湯で 『お薄』 も楽しみました。
そこからは。
すばらしい遠望の景色・・・ 『明石海峡・明石大橋』
昨今。
参拝に・・・ 健康維持として・・・
数多くの人々が訪れるようになり、地域の人々の、
『安らぎの神域』 となりました。
メイン通りは・・・ 『徳川道』
『徳川道ベンチ』 あちこちに設置。 座って、森林浴です。
『徳川道』
慶応3年。江戸末期。明治元年前年。1867年。
横浜の『生麦事件』のような、外国人と大名のトラブルを避けるために、
居留地を迂回する 『山越えの道』 として、作られたのが
『西国往環付替道』で、 通称 『徳川道』 と言われます。
慶応3年12月7日。
『兵庫開港』 と同時に 『徳川道』 が完成しました。
完成の2日後。
王政復古。 幕府は崩壊しました。
『徳川道』 の名は使われなくなりました。
大正時代。
整備され、『ハイキング道』 として、 『徳川道』 の名が復活しました。
現代。
山女の私は、訓練のための六甲山登山で、六甲山中にも続く 『徳川道』 を登ります。
正に。 『徳川道』 は 『歴史の証人』 です。
『徳川道』 と聞くだけで・・・
その道に、 『威厳』 と 『品格』 を覚え、
歩みに厳粛さを加えるのは、私だけでしょうか?
『新しい時代』 を切り開いた徳川。
私には 『知性』 へと続く 『賢道』 です!
『徳川道』は六甲山登山の醍醐味であります。
『徳川道』の終盤は・・・ 『サクラ並木道』
今は 『山桜』
可憐に。 楚々と。 静かに。 かわいい。
ここで。 Uターンです。
脇道に、それて・・・ それて・・・ 歩け。歩け。
4時。 スタート地点に戻りました。 5時間。 15794歩。
森林の中の癒しハイキング。 いにしえを振り返える歴史探訪。
有り難い一日でした。 感謝!感謝!
皆様、ご一緒にありがとうございました。
お近くの方で、まだおいでになっていない方は、是非に訪れてください。楽しいコースですよ。
そして。
今日は3月18日。四旬節第三水曜日。
『道』 にも色々。
神が示してくださる『道』 は 『命の道』 です。
『今日の拝領唱』
『主は、命の道を教えてくださいます。
わたしは御顔を仰いで満ち足り、喜び祝い、
右の御手から永遠の喜びを頂きます。』
詩編 16章11節
私たちキリスト者は、
キリストの生涯、特にキリストの受難と復活と昇天の神秘、を悟り、
『キリストの生涯』 を 『命の道』 として、
この世での全生活の『道』を仰ぎます。
主キリストと、信仰の心で結ばれて、一体となり、
全世界の共同体と共に、
『命の道』 を歩いた後に、
無限、全能の主なる神から、『永遠の喜び、神の国』 を頂くのです。
『今日の祈願』
『いのちの源である神よ、
わたしたちを全ての罪から清め、
約束されたあなたの国にふさわしい者として下さい。』
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
色々の『道』を示してくださる家康や神様の期待に、
困難にもめげずに、歩いて歩いて、応えようじゃありませんか。 お元気で!