まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

空耳?

2008年09月21日 20時50分37秒 | 箸が転んでも
休憩室から出てきた同僚の若い娘が

「XXさんの携帯、『赤とんぼ』鳴ってましたよ」と言う。

なんだって?

電話の着信音はベル音だから、メールの音か。

しかしメールも『赤とんぼ』ではない。

あれ、わたしのメールの音なんだったっけ。

確かこの前変えたばかり・・・

思い出した。

「アメイジング・グレイス」のオルゴールバージョンだ。

なるほど、赤とんぼと似てなくもないが。

あれはアメイジング・グレイスだよ、と訂正したが娘は

「いえ、あれは赤とんぼです」と言い切る。

なんのこっちゃ。
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徒労の見本

2008年08月07日 21時33分32秒 | 箸が転んでも
父が「ペンのインクが無くなったので、替え芯があったら買ってきてくれ」と言う。

とても書きやすいペンだから使い続けたいという。

年を取って、段々とわがままで気難しくこだわりの強くなってきた父。

だからといって特に優しくしたり顔色をうかがったりはしていないのだが

ペンくらいで満足するのなら探してあげよう、と近所のホームセンターに出かけた。

ペンの種類も替え芯の種類も多く、何がなんだか分からない。

自力で探したいが、ペン売り場でペンを取り出すのは気が引ける。

李下に冠を正さず。

ここはひとつ、店の人に頼もう。

しかし結局取り扱いがなく、街に買い物に出たときに探そうと思って数日が過ぎた。

ロフトで探すが見つからない。

替えどころか、本体さえない。

文房具屋のほうがいいのだろうか。

しかし一軒目の文房具屋では、ないと言われた。

もう一軒行ってなかったら諦めよう。

昔からある大きな文房具屋に行くと、本体のほうはすぐ見つかった。

ということは替えもあるはずだ。

店員さんにペンを見せると、パッと見ただけで替え芯を出してきた。

愛想はよくなかったが、なかなかプロフェッショナルである。

一応本体も買い、替え芯を5本買って家に帰り

父にペンと替え芯を渡しているところに母が帰ってきた。

「どうしたの?」

これこれこういうわけだと、わたしがいかに苦心してこれらを手に入れたか語って聞かせると

「そのペン、家にいっぱいあるけど」

えっ?

引き出しからなんと30本も取り出してきた。

なにかの景品に使った残りだという。

せっかく親孝行に酔いしれていたというのに。

喜劇のオチのような結果になってしまった。
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母、迷言

2008年07月30日 22時42分11秒 | 箸が転んでも
ご飯を食べながら母が言う。

「冷蔵庫にある、小さいの持ってきて」

わからない・・・
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4連発

2008年06月07日 22時35分56秒 | 箸が転んでも
「家の前をコスプレした人が通るのよ」と、母。

どんな?

「すごいフリフリの、可愛らしい格好」

それはコスプレではなくゴスロリではないか。

しかもロリータのほう。

惜しい。

駅の南口に建設中のビルがある。

看板を見ながら母が「ソースタワー・・・」

サウスタワーだろう。

惜しいな。

缶コーヒーに書かれた文字を「ゲオルゲ・・・」

ジョージアだ。

惜しい・・・かな。

CMに出ている松坂慶子を見ながら「篤姫の敷島役、いいよね」

それは相撲取り。

幾島だよね、篤姫に出てくるのは。

惜しいような惜しくないような。
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うずらなわたし

2008年05月29日 21時55分47秒 | 箸が転んでも
年に一度か二度しか引かない風邪を引き、3日も仕事を休んだ。

やっと出勤したものの、身体はだるく咳も鼻水も出る。

休憩室でリポDを飲んでいると同僚の若い娘が

「大丈夫ですか?顔がうずらですよ」

え?

うずらって、あの小さな卵を産むうずら?

「そうです。見たことないですけど」

うつろな顔ならわかるけど・・・

「あ、そうそう。それです」

どういう間違い?
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