競輪かなんかののCMで、オダギリジョーと長澤まさみと大森南朋が共演しているものがある。
あれを見たとき、オダギリジョーと大森南朋が二人とも「オッサン」に見えたので笑ってしまった。
長澤まさみのせいである。
彼女がいなければ素敵な男のはずの二人が、彼女のせいでただのオッサン、
若い娘にかっこよく何かを語りたいオッサンに見えてしまう。
長澤まさみがまた、本当はなんでも知ってるオヤジ転がしなのに
なんにも知らない無邪気な若い子風なのがいい。
CMの世界どころか、現実世界のあちこちで、こういう風景は見られる。
若い子を前にすると年上の男は、ついつい自分の知識をひけらかしたり
「すごーい」と言われることを言ってみたくなる。
若い娘は、本当に感心している場合もあるが
心の中で舌を出して、ただ酒ただ飯を頂戴してる場合もある。
わたしだってオッサンのことを笑えない。
若い男の子の前だと「大人の女」を演じてしまうし
若い女の子の前だと「仕事の出来る女」を演じてしまう。
本当は中身がぐだぐだなのに、「酸いも甘いもかみ分けた」風を見せたがる。
若さの前で、人は意識的にか無意識的にか
理想の自分や虚栄の自分を演じてしまう。
でも自分の若い頃を思い返してみると、やっぱり年長者には
それなり感心し、さすが年上の人だよねという思いを抱いていた気がする。
当時の彼ら彼女らも、わたしのようにぐだぐだだったのだろうか。
それとも、自信を持って大人だったのだろうか。
あれを見たとき、オダギリジョーと大森南朋が二人とも「オッサン」に見えたので笑ってしまった。
長澤まさみのせいである。
彼女がいなければ素敵な男のはずの二人が、彼女のせいでただのオッサン、
若い娘にかっこよく何かを語りたいオッサンに見えてしまう。
長澤まさみがまた、本当はなんでも知ってるオヤジ転がしなのに
なんにも知らない無邪気な若い子風なのがいい。
CMの世界どころか、現実世界のあちこちで、こういう風景は見られる。
若い子を前にすると年上の男は、ついつい自分の知識をひけらかしたり
「すごーい」と言われることを言ってみたくなる。
若い娘は、本当に感心している場合もあるが
心の中で舌を出して、ただ酒ただ飯を頂戴してる場合もある。
わたしだってオッサンのことを笑えない。
若い男の子の前だと「大人の女」を演じてしまうし
若い女の子の前だと「仕事の出来る女」を演じてしまう。
本当は中身がぐだぐだなのに、「酸いも甘いもかみ分けた」風を見せたがる。
若さの前で、人は意識的にか無意識的にか
理想の自分や虚栄の自分を演じてしまう。
でも自分の若い頃を思い返してみると、やっぱり年長者には
それなり感心し、さすが年上の人だよねという思いを抱いていた気がする。
当時の彼ら彼女らも、わたしのようにぐだぐだだったのだろうか。
それとも、自信を持って大人だったのだろうか。