まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

変化

2023年03月18日 22時10分54秒 | 日々雑感
元々わたしはスポーツが嫌いで、それはもう自分がやるのも見るのも嫌いなのです。

ワールドカップだ、オリンピックだと騒がれると余計に見たくないあまのじゃく気質。

なのでまさか、WBCをこんなに夢中で見るとは思いもしなかったです。

大谷翔平のことだって「騒ぎ過ぎじゃん」くらいに思ってたし

有名なスポーツ選手の一人で、特に関心もなかったし。

わたしが仕事から帰ってくるともう4回裏くらいなので先発の投手はまず見られないし。

それが、一次リーグからずっと見てるんです。

4回裏からすぐ終わっちゃうのかと思ったら、延々と続くので

帰ってきて試合が終わるまで見るのがルーティンになってしまいました。

見始めると、ルールを覚えてくるので面白くなりますね。

ダブルプレー、三者凡退、ツーベースヒット・・・

基本の基本も知らなかったわたしが、今や職場で

「どうにか村上に打って欲しい!」と力説するまでになりました。

一次リーグの村上の打率は・・・と語って引かれるようになりました。

そして大谷翔平。

彼は確かにスターだけど、いいとこは全部さらっていくけれど

やっぱり野球は一人じゃ出来ないんだということを大谷が教えてくれました。

自分の人生と野球選手の人生を重ねることなど生まれて一度もなかったけれど

大谷だってヌートバーだって三振するんだから、わたしだって仕事で失敗しても

そんなに落ち込まなくていいじゃんと、勝手に思えるようになりました。

わたしがスポーツを嫌いだったのは、スポーツは上手な人しか入れてもらえない世界だから。

小学校でも中学校でも勝ち負けが全てで、下手な人は仲間にも入れてもらえないから。

運動が出来ないと、本当に学校ってところは肩身が狭い思いをするから。

でもスポーツって楽しむものでしょ。

国際試合は特に国を背負ってる悲壮感がつきまとうし

勝てば官軍、負ければ賊軍みたいな空気があるし。

やたら勇気や感動を煽られるのも嫌だし。

誰かのために頑張るのもいいけれど、まずは自分が楽しんで欲しいよ。

「野球は楽しむもの」って大谷が言っているのを聞いて

彼みたいに勝てる人はそうでしょうよって思わなかったのは

本当に楽しそうにプレーをしていたから。

なんて、今ずっと勝ってる試合だからかなー。

できればずっと、悲壮感を見せずに試合して欲しい。

勝っても負けても楽しかった、そう思わせて欲しい。

これを機に国内のリーグ戦も見ようと思います。

ペッパーミルもいいけれど、わたしは「デスターシャ」がお気に入り。

どこかの球団のファンになりたいです。

野球を、スポーツを、楽しいってずっと思いたいから。


コメント
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