まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

いつかはハッピーエンド

2020年04月30日 20時07分38秒 | 日々雑感
ひと月半ほど前から、裁縫魂が再燃しているのだが

久し振りにがま口を作ってみた。

と言うと、知らない人は「すごい!」と思うみたいだけど

実はがま口は、そんなに難しくないのだ。

自分で作るまでは、そもそも手作りできるようなものかとまで思っていたが

作ってみると案外、簡単にできた。

しかし、がま口を作ったことがある人なら分かるかもしれないけれど

何度作っても、「なんか先が見えなくなってきた」と思う瞬間がある。

もう、絶対出来上がらないんじゃない? とつぶやいたりする。

失敗したんじゃないかな・・・

と、思っても必ず完成する。

それが、がま口。

きみだけを

2020年04月29日 18時31分39秒 | 日々雑感
テレビ番組の中で、たまごかけご飯を食べるタレントを見て驚いた。

(白身もかけてる!)

だが待てよ、これが普通じゃないならスタッフが止めるだろう。

生放送じゃないんだから。

ならば、白身もかける方が普通なのかも・・・

ということが分かったのは、ほんの数年前のことなのだ。

わたしの家では黄身しかかけない。

しかも、いつもは大雑把な母親が神経質なくらい徹底的にカラザを取り除いていたので

生で食べてはいけないのかと思っていたくらいだ。

残った白身はどうするか。

おみそ汁に入れて白いたまごとじにして食べていた。

これが一般的じゃないことは子どもの頃からなんとなく分かっていた。

よその家では、お菓子作りかなんかで余った白身を消費してるんだろうと思っていた。

で、白身もかけていいのだということが分かったので

早速、たまご1個全部をかけてみた。

ビックリした。

どぶどぶじゃんか。

みんな、どうやって食べてるんだろう。

それにやっぱり、白身のぬるぬるが気になる。

ああ、だからか。

母親は納豆も好きじゃないし、こんにゃくも嫌いだ。。

なにかしら母親の嫌いな食感に通ずる、生の白身も嫌いだったのだろう。

というと、もういないのかと思われそうだが 今も元気だ。

母親の食生活における暴君ぶりというのは、ストレートに子供に影響を与える。

結局、わたしも黄身だけをかけるようになった。

納豆とこんにゃくは食べるけどね…





こちにんはって、パッと見だと「こんにちは」って読めるんです

2020年04月28日 19時59分06秒 | 日々雑感
目が悪いからか、うっかりしているからか、よく見間違いをする。

道端に落ちているゴム手袋を (がまがえるだ!)と思ったり

白いビニール袋を (うさぎか?)と思ったり。

そもそも、うさぎはこの辺を ほろほろ歩いていないのに

なぜ見間違うのかわからない。

最近話題の「アマビエ」は目にするたびに「アマエビ」と見間違うし

「ネイティヴ講師とカフェで英会話を」という広告を

「ネガティヴ講師とカフェで英会話を」と見間違え

次に同じ広告を目にしたときは

「ネガティヴカフェで英会話を」と見間違えて、もはやどこを間違えてるんだかわからない。

しかし、わたしの見間違いではなく書き間違いということもある。

勤務先の掲示板を見るともなしに見ていると

災害時の役割分担が書かれており、わたしの担当は

「非難誘導」になっていた。

あんまり気乗りしない係だ。

今の上司は分析力に定評があり、論理的思考にも優れていると皆が認めているのだが

どういうわけだか、書き間違いが多い。

日付や人名は日常茶飯で、大して驚かないが

「全て外してください」を

「外て全してください」と書かれているのを見たときは

これは漢文で、どこかにレ点があるのかと思った。

堂々とした間違いっぷりに、さすが・・・と思った。

お客様はみのむしです

2020年04月27日 21時00分31秒 | 日々雑感
「みのむし用のレストランをやろうかと思って」

・・・ずいぶんマニアックだね。

「しかもメスだけ」

・・・レディス専用か。

「だって知ってる? みのむしのオスはみのから出るけど、メスは一生、みのの中にいるんだってよ」

・・・一生出ないのか。

「ご飯どうしてるのか気になるよね」

・・・他にもどうしてるか気になること、いっぱいあるけどね。

「せめてご飯くらい、好きなもの食べてもらいたいよね」

・・・みのから出ないんなら、レストランじゃなくてデリバリーじゃないの?

「言われてみれば!」

・・・そもそも、みのむし何食べるの?

「聞きに行こう!」

みのむしさん、好きな食べ物はなんですか?

え?

声、小っちゃ!


あんこは大人になってから

2020年04月26日 19時09分19秒 | 日々雑感
四半世紀にわたって友人知人に聞き及んだ結果、

年齢層が高くなるほど「つぶあん」を好む傾向にあるという、

わりと当てにならない結論を得た。

ちなみにわたしは子供の頃、あんこが苦手で

どら焼きや饅頭の皮だけを、はいで食べては怒られていたが

いつのまにか中身も食べられるようになった。

その過程はもちろん、こしあんからのつぶあん、という正統派である。

なので20代の子が「こしあんの方が好きだ」などと言おうものなら

(まだまだ子供だな)と決めつけたりする。

以前、知人に手土産を持って行く際、集うメンバーの年齢から

迷うことなく、つぶあんの今川焼きを5個選んだ。

つぶ、こし、の他にチョコやカスタードもあったが

邪道だ、と思い・・・

いや、カスタードも美味しいけどね。

チョコも食べたかったけど。

そこは潔くつぶあん5個。

「みなさん、つぶあんの方がお好きでしょ?」

長年の研究結果に自信満々のわたしが言うと

その場の最年長、80代の女性が

「あたしは、こしあんのが好きだよ」

えっ。

驚いたわたしは思わず言った。

若いですね!

言われた人も満更でもなさそう。

まあ例外もあるでしょう。

なにせいい加減な調査だから。

ちなみに、今わたしが一番好きな饅頭は

「かりんとう饅頭」

邪道。