まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

浮名を流す・・・

2016年04月16日 12時58分47秒 | 日々雑感
浮気と不倫はどう違うか、ということが週刊誌のエッセイで書かれていて

よく言われるのは、付き合いの長さや深さではないかということから始まり

わたしもそう考えていた。

浮気=単発、遊び

不倫=長期、情が絡む

でも、浮気とみなされるか不倫とみなされるかは

その人のキャラクターによるのではないかという考察に

ああ、そうかもしれない・・・と思った。

元々その人が世間からどう見られていたかということが

大きく影響するのではないか、と。

つまり、いい加減な人間とみられていた人であるならば

「あいつなら、仕方ない」とか

「いかにもやりそうなことだ」とみなされて

どうせ軽い火遊びでしょ=ちょっとした浮気、とみなしてもらえる。

でも、元がきちんとした人間と見られていた場合

「あんな真面目そうだったのに」とか

「こんなことする人だったなんて」と憤られて

元々、倫理観がある人とみなされていただけに=不倫にされてしまう。

いい加減な人(と言うより、そういう風に普段から思われてる人)は、普段から信用もない代わりに

不祥事の際も、強く責められることはない。

元からあまり評判よくないから、悪くなることもない。

でも、普段の評判がよければよいほど、立派な人と見られている人ほど

不祥事を起こせば評判は地に落ちる。

地に落ちるだけの評判の高さがあったということだ。

評判の悪い人こそ安らか。

なんか歎異抄みたい。

全然違うけど。

所詮、世間の評判なんて絶対的なものでもなんでもなく、

一方的で簡単に乱高下するものなんだから

一喜一憂することないのだ。

ここで久々に短歌を。

「聖人のような生き方しているのか 匿名で人をそしれる者は」








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気になる言い方

2016年04月12日 20時46分46秒 | 日々雑感
宮藤官九郎が週刊誌のエッセイで人ではないものに「~してあげる」という言い方について書いていた。

これは結構「耳障り」という人がいる一方で

全く気にしない人もいるのか、料理番組から衣料品店までしょっちゅう耳にする。

「水にさらしてあげると野菜がシャキッとします」とか

「防水スプレーかけてあげるといいですよね」とか。

こういう、物を擬人化して「~してあげる」という言い方も気になるが

口コミサイトで化粧品に対して「この子はホントにいい仕事します!」

というような、愛情を感じさせる言い方もちょっとなぁ。

そしてわたしが最近引っかかるのは、グループ名に「さん付け」だ。

例えば「ダウンタウンさん」とか「とんねるずさん」とか。

後輩芸人が呼び捨てに出来ないのは分かる。

若い女優が「キャンディーズさん」というのも芸能人の先輩だから・・・と

いうのも分かるけど、解散してるんだし。

もう「敬称略」でいいんじゃないか。

というより、グループ名は全体的に敬称略でよくないだろうか。

だって「ゆずさん」とか変じゃない?

「ローリングストーンズさんのファンです」とか言わないでしょ。

どうしてもさん付けしたいなら場所を変えてくれ。

「嵐のみなさん」とかね。

大体、「嵐さん」と呼ばれるべきは「嵐寛寿郎」だけだろう。

って、いくつだわたし。

二人組の場合は、こう。

「ダウンタウンのおふたり」

とにかく、グループ名にさん付けはやめてほしい。
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