まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

まものがかり

2010年07月27日 20時39分01秒 | 日々雑感
高校野球の決勝戦を両親が見ていた。

決勝なのにかなりの点差が付き、そのまま勝負が決まりそうな雰囲気だったのだが

母が「まだわからないよ、高校野球は生き物だから」

なんだって?

「あ、魔物か」

吹き出しながら、生き物ってなんだよ・・・とつっこむと

「えへへ、いきものがかり」

わけのわからないボケを繰り出しながら照れていました。
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そして、また来週

2010年07月18日 21時24分15秒 | テレビの話
自分の気持ちを確かめたくて、もう一回彼に会ってみました・・・

って、うそ。

胸のもやもやを解消すべく、やっぱり見ました「うぬぼれ刑事」。

この前よりは空回りな感じが薄らいだのは、二回目で見慣れたせい?

前回を見終えた後、そのうち森下愛子が出てきたりしたら笑うなーと思っていいたら

本当に出て、笑うというより驚いた。

だって、いつもいつもじゃないか。

宮藤勘九郎のドラマは、わりに同じ俳優が出てくることが多い。

自分の世界を表現するのに合った人というのもあるだろうし

その人を念頭に置いて設定や台詞を考えるというのもあるだろうけど

それにしても。

イメージに甘えすぎじゃないか?

この人出せば絶対大丈夫、俺の思ったような演技してくれるって感じが。

橋田須賀子ファミリーじゃあるまいし。

今回ゲストの蒼井優は宮藤ファミリーなの?そうでもないの?

わたし、蒼井優の顔が好き。

人によっては可愛くないとか垢抜けないとかいうけど

わたしは見るたびに悪女顔だなーと思う。

ああいう無農薬野菜みたいな、清楚な感じが悪女ってのもベタですが。

蒼井優の顔の質感が好きだ。

肌のきれいな感じ。

目鼻立ちが適度な感じ。

わたし昔から原田知世とか、はっきりくっきり系じゃないほうが好きだしさ。

そして蒼井優は演技がいい。

普通で地味っぽいのに演技をすると豹変って、言いすぎだけど

ちょっと北島マヤちっく。

でも今日の終盤の演技はくさかったかな。

それともわざとの崖っぷち演技?

なんかわたし、クドカンだからと深読み三昧。

面白くないのもわざと?とか

演技過剰もわざと?とか。

もうそういう読みしてる時点でドラマとして不成立なのに。

潔く二回目で判断しよう。

今まで見た宮藤ドラマの中で一番面白くない。

と、言いつつ来週も見るのだ。

「面白くないなら見るな」って言われそうだが

どこかで面白くなるのかも、と気になって。

なんだかんだ、期待を持ち続けてるのが不思議。
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理想は3×3?

2010年07月17日 15時57分26秒 | 日々雑感
同僚男性が「合コンに呼ぶなら誰がいいか」という話題を振ってきた。

何のことかと思ったら、男同士で話していたときに芸能人を誰でも呼べるとして

合コンに誰を呼ぶか、ということで盛り上がったそうな。

おバカというか可愛いというか、30男、40男がなにやってんだか。

名前が挙がったのは北川景子、安めぐみ、上戸彩、ベッキー・・・

まあ、みんなそれぞれにきれいだったり可愛かったり、妥当なところか。

それにしても男って、やっぱり若い女が好きね。

30代でもきれいな女優さんいっぱいいるのに。

合コンの目的が何かによって、相手は違ってくると思うけど。

そもそも合コンの目的ってなんなんすかねと聞くと

まあ、うまくいけば付き合いたいとか。

合コンで付き合う人もいるだろうが、多くはまあその場が盛り上がって

楽しめればいいという感じではないかしら。

合コンを経験すればするほどすれっからしになって「出会い」なんてものは求めなくなるから。

わたしだったら誰かと問われ、くだらねーと思いつつ真剣に考える。

高田純次と山田五郎かなー、というと「えっ」と驚かれた。

だって見た目がいい男の子でも話さない子は面白くない。

まあ近頃は、格好がよくて、話が面白い子もいますけどね。

ジャニーズの男の子たちなんて、その辺のお笑い芸人より気の利いたこと言う。

というより、その辺のお笑いの子がつまらなすぎる。

太鼓持ちばっかりやってるから、内輪受けするようなことしか言えない。

とはいえ、ジャニーズの男の子たちもそつがなさ過ぎて。

顔も可愛い、頭の回転もそこそこ速い。

でもみんな似た感じで予定調和。

逆につまらん。

そしたら同僚男性が「じゃあ福山雅治どうですか」

ああ、それだけは勘弁して。

話は面白いという噂だけど、顔がまったく好みじゃない。

お前は何様だよ、と言われそうだが

いいじゃないか、わたしごときに嫌われたって。

福山雅治は人気あんだから。

そもそもお題が間違ってるよ。

わたしもう、合コンに興味ないんだから。

でも、あなたなら誰を呼ぶ?
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この胸のもやもやを

2010年07月12日 21時05分31秒 | テレビの話
先日、宮藤官九郎の自伝的(といってもかなりフィクションも混ざる)小説を読んだ。

まあ、面白かったのだ。

同世代というせいもあるだろう。

わたし、1969年生まれ、彼1970年生まれ。

学年で言うと二個下。

40過ぎて学年は関係ないが。

まだサイズが小さかった頃の「宝島」を読んでたとか

インディーズバンドの話とか、同世代ならでは感じられる面白さもあったと思う。

宮藤官九郎のファンかと聞かれたら「別に・・・」と答えるが

しかし「木更津」も「マンハッタン」も「タイガー&ドラゴン」も見ている。

ドラマをあまり見ないわたしにしては珍しいことだ。

だからって有り難がれというわけではなく、単に面白いから見ていたのだ。

少し前に「タイガー・・・」の再放送を見たときも面白いと思った。

だから、「うぬぼれ刑事」も期待していたのだ。

「クドカンだから面白いはず!」ってほどではないが

設定を読んだときも面白そうと思ったし、長瀬君も好きだし。

なのになんなんだろう、第一回放映のもやもやは。

つまらなかった、とは言わない。

でも面白くなかった。

面白がるポイントは分かったのだ。

「ここ、笑うとこ」というのが何ヶ所もあって、しらける感じ。

芸達者を揃えたわりに、テンポも間も悪い。

みんな「面白い脚本で面白い演技をしている」ように見えてしまう。

「タイガー・・・」では『人を食った嫌な感じ』を演じて、いい存在感を出していた役者が

「うぬぼれ刑事」ではただ嫌な感じの嫌な存在として気に障る。

仲間ウケだけを狙った自主制作映画を見たような気分。

自主制作映画見たことないけど。

「木更津・・・」を初めて見た時、好き嫌いが分かれるドラマだろうなーと思った。

これもそうなのだろうか。

面白い人には面白いのだろうか。

ちょっと間の悪い感じがゆるくていいね、とか思うんだろうか。

それとも二回目からはもっと面白くなるんだろうか。

こういうもやもやを残すのが目的なんだろうか。

だとしたら「クドカン」の術にはまったわけですが。

なんだかんだ言っても二回目も見るつもりだし。

数年前のエッセイで「巨匠にはなりたくない」という相原コージに共感していたクドカン。

今でもそうなんだろうか。

それとも巨匠になってしまったんだろうか。


                       ※西田敏行だけはすごくよかったです。
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