触覚に別れを告げる少女たち？

流行り物に敏感というタイプではないけれど、ふとした瞬間に

（もしかして流行ってる？）と感じることがある。

そしてそれは女子高生をはじめとする若い女の子に関してであることが多い。

といってわたしを『若い女の子ばっかり見てる怪しい奴』と思ってはいけない。

男子よりも目につきやすい、というだけの話だ。

女子高生の靴下がハイソックスからクルー丈に変わり始めたときも

（もしかしてクルー丈増えてる？）と感じてからハイソックスが駆逐されるまではすごいスピードだった。

いや履いてる人もいますけどね、ハイソックス。

それでも圧倒的にクルー丈に染まるまでがあっという間だった。

先日はすれ違う女子の多くがストレート寄りのデニムのワイドパンツをハイウエストで履いていて

しかもその色が、ブラックにしろブルーにしろウオッシュ加工されているものだったので

（いつの間にかウォッシュ加工のデニム、しかもこの形が流行ってる？）と感じたが

本当に流行っているかどうかは分からない。

そして先日は女子の触覚が無くなりつつあるのでは？と感じた。

触覚とは、顔の脇にほんのちょっとだけ残す髪の毛のこと。

わたしは「そうめんみたい」と思っていたのだけど

中学生の子供がいる知人によれば「娘は触覚って呼んでます」とのこと。

なにしろ「触覚が命」なんだそうだ。

小顔効果があるとかないとか。

そんな話をしたのが数ヶ月前。

しかし先日、バスに乗り合わせた高校生が触覚無しのポニーテールで

今ポニーテールって言わないのかも知れないけど。

じゃあ、ひとつ結びか？

とにかく触覚がなくて、すっきりした雰囲気。

ふーん、いいんじゃない？と思っていたら

次から次へと触覚無し女子が乗り込んできた。

もしかして触覚、絶滅し始めてる？

空耳、あはっ。

自分は見ていないのだけど、オリンピックの中継の声がテレビから聞こえてきた。

片付けものをしていたから画面は見えない。

「絶望が」と聞こえ、なにがどうした？と見ると

体操の中継をしていた。

あ、鉄棒の話してたのか。

あと、「たんじろうが」と聞こえてきたので

鬼滅この前、放映終わったのに･･･とテレビに目をやると

お笑いの「ハンジロウ」が出ていた。

足下にカニ

あまりクーラーが効いていないのか、暑さに冷却が追いつかないのか

何だか暑いバスの中で(日の当たる方に座ってしまった・・・）と

なるべく身体を通路側に傾けていると高校生の足下が目に入った。

カニ？

え、まさか。

外していたメガネをかけ直す。

カニだ。

まじか。

クルー丈の黒ソックスのワンポイントがカニだった。

色といい、形といいカニで。

なんだかすごく羨ましかった。

ご近所物語

地方都市の近所づき合いというと、面倒という言葉が頭に浮かぶ人も多いでしょう。

実際わたしも、以前暮らしていたところは本当に昔からの住人しかいなかったので

何年暮らしても「よそ者」として見られ馴染めなかった。

今のところも引っ越した当時は町内会とか面倒・・・と思っていたけど

自分の年齢も上がって、近所づきあいのようなものがさほど苦にならなくなった。

元々、隣人は良い人が多く弁当を忘れて仕事に行ったときに

そのことを母から聞いた隣人が、届けてくれたこともある。

この話をすると結構驚かれる。

昔の近所づきあいっぽい、って。

顔を会わせれば挨拶だけではなく立ち話をしたりもする仲なので

今日も「暑いですねー」などと話していたら

「ＸＸちゃん、花火見に行く？」と聞かれた。

あ、見る見る。あの場所でしょ？

そう、我々は去年ベストスポットを見つけたのだ。

家からちょっと通りに出たところでも花火は見えるのだが、

そこからほんの少し歩いただけで、ものすごくよく見える所を見つけたのだ。

中学や高校の頃は友人たちと、大人になってからは職場の仲間や、まあ恋人なんかと

わざわざ花火大会会場まで見に行ったりした。

人混みの活気でぐったり、帰りの車は大渋滞。

それはそれで楽しかったけれど。

今、また誰かと花火の約束が出来たことが、なんだか嬉しいのでした。

驚く

ニュースを見ていて驚いた。

パリ五輪って今年だったの？

来年だと思っていた自分に驚いた。