まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

恥ずかしいこと

2011年02月25日 16時28分36秒 | 日々雑感
少し前から「都道府県の持ち方」という本を探しているのだが

一向に見つけることが出来ない。

タレント本のあたりにあるのかと探してみるのだが見当たらない。

といって店員さんに聞くのはなんとなく恥ずかしい。

なぜ恥ずかしいのかよくわからないが。

しかしこの間、思い切って聞いてみたのだ。

わりと有名な書店で。

都道府県の持ち方・・・という本ありますか?

「え、都道府県の?」

怪訝な顔をする店員さん。

持ち方、です。

「え、持ち方?」

はい。持ち方です。

「今、在庫を確認します」

恥ずかしい。

そうか、こうなるのが薄々わかっていたから嫌だったんだ。

店員さんがその本を知らなかった場合、必ず題名に引っかかるはずだ。

都道府県というのは持てるものではないし、持とうと思う人もいない。

なのに、なぜ持ち方?

でも勉強不足じゃないか。

新聞で紹介されたりしているのに。

とまあ、恥ずかしさから内心逆切れであるがおくびにも出さず大人しく待つ。

しばし後、「申し訳ありません、在庫切れでございます。お取り寄せはできますが・・・」

いやー、取り寄せてもらうほどのことでは。

ちょっと見たかっただけなので。

その後は店員さんに聞くことをやめ探しているが、やっぱり見つからない。

何売り場にあるのだろう。

まさか地図売り場ではないだろうが。
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背中のリュックは勇気の味方

2011年02月22日 19時52分26秒 | テレビの話
新しいリュックを買った。

今までのリュックは綿で重いので、ナイロンかポリエステルの軽いものが欲しいと思っていたのだ。

少し前まで放映されていた「フェイス」の中で主人公、浦沢右がいつもリュックを背負っていて

それがとてもいい感じだったので、わたしもまたリュックが背負いたくなったのもある。

見てないけど嫌いなドラマ「セカンドバージン」が終わって、次に始まったのがフェイスだ。

NHKらしい、いいドラマだった。

セカンドバージンみたいなのはTBSにでも任せておけばいいのだ。

ドラマで描かれる40代女性というと、夫や子供がいて幸せだけど毎日に物足りなさを感じてもいる主婦・・・か

バリバリと働いて仕事に生きがいを感じているが、虚しさと寂しさを感じるキャリアウーマン・・・というパターン化されたものが多い。

しかし実際はわたしのように、結婚する気はないし仕事も地味・・・という40代女性も多いと思うのだ。

そういう点で財前直美演じる主人公はニューヒロインだった。

美術の研究をしていて、鋭い鑑識眼を持つ。

しかし行動は飄々としてどこか浮世離れしている。

これまで男ではよくいたけれど、女で「飄々とした」キャラクターは珍しい。

女は男より生真面目になりがちだからかもしれないけど。

わたしも飄々と生きたいなあ。

というわけで、リュックだ。

これを背負って飄々と歩くのだ!
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ずるい?

2011年02月04日 18時23分40秒 | 日々雑感
知人の奥さんが「人見知り」なのだという。

これまでにも人見知りな人の話を聞いてきて、別になんとも思わず聞き流してきたが

なんだか最近引っかかるのだ。

だからなんだというのだ、という気持ちになる。

30過ぎて人見知りって堂々と言うことか。

繊細さをアピールしているのか。

誰かと仲良くなれなかったときの予防線か。

なんだか色々引っかかる。

本当は人見知りの気持ちが分からなくもない。

なぜならわたしが人見知りだから。

というより、ごくごく軽度の対人恐怖症である。

わたしは、世間的には社交的でフレンドリーとさえ思われている。

だが、人と話すときに緊張してじっとりと汗をかいているのが分かる。

『自分は人見知りだから』といって、無愛想でいられるならそれはそれでいいだろう。

だがわたしは、誰かと一緒にいて相手をつまらない気持ちにさせるのは嫌だし

つまらない奴だと思われるのも嫌だ。

最近は、別につまらない奴で結構・・・と思ったりもするけど。

それでも愛想悪くしているのは嫌なのだ。

無駄にサービス精神があるといってもいいかもしれない。

今、わたしの通勤路で道路工事が行われているのだが

毎日同じ人が交通整理をしていて「顔見知り」になってしまった。

挨拶を交わしたり、ひとことふたことの会話をするようになった。

実はわたしは、こういう「ほのぼのとした交流」が苦手である。

だんだん重荷になってくるのだ。

今日も話しかけられるのかな、とか。

別にその人が嫌いなわけでも挨拶が面倒なわけでもない。

知らない人と知り合いになってゆくのが嫌なのだ。

ま、自意識過剰もいいとこだけど。

元はといえば、無駄に愛想がいいからそういうことになるのであって、身から出た錆というところだ。

そう思うと初めから「わたし人見知りだから」と言って無愛想にしてるほうがいいのかも。

一番いいのは、旅先で出会ってもう二度と会わないってやつかな。

一期一会。

どこまで人が苦手なんだ。

まあ本当に苦手だったら一期一会すら苦痛だろうけど。

結婚もしたくない派だし、人間関係の美味しいとこどりだけしたいのかな。
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