まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

一週間後のお楽しみ

2009年12月18日 19時54分22秒 | ごちそうさま
みなさん、悲しいお知らせがあります・・・

コンビニから戻ったわたしの言葉に、同僚たちが何事かという顔をした。

みなさんが食べたがっていたミルフィーユは売り切れでした!

「なんだ、そんなことか」と笑いながらも

「コンビニでケーキ買う人って結構いるのね」などという声も。

そう、わたしはクリスマスケーキの予約に行ったのだ。

出勤日がそれぞれ違うため、二回に分けて違う種類のケーキを頼むことにしたのだが

予約に行ったらまさかの売り切れである。

いや、多少予想はしていたので第二候補まで考えていたのだが

それすらも売り切れだったので、わたし判断で残っている中から予約する羽目になった。

まあでも、会社で買ってくれるので正直なんでもいいという気持ちが皆にある。

今年は家でもケーキ当番なのだが、そもそも大人になってから

クリスマスにケーキを食べたいなんて思ったことはなかった。

子供の頃は、もらった物やら家で買ったのやらがだぶって

2個も3個ものケーキを5日くらいかけて食べきったものだ。

「日にちの経ったケーキのほうが味がしみて美味しい」なんて母は言う。

いくら日持ちするようにアルコール多めで作られているとはいえ

それだけ前から作られているということだから、そんなに長々と食べてよいのか疑問だが

一度もおなかを壊していないところを見ると、大丈夫なのだろう。

そんなわけで、ケーキに対して渇望のないわたしは

大人になってからは、ケーキなんてクリスマスじゃなくても年中食べてるじゃないかと

ここ数年、クリスマスはケーキなしで過ごしていたのだが

よく考えたら、何かイベントがないとケーキを食べないことに気付いた。

よく考えたら、年中食べていなかったのだ。

じゃあクリスマスくらい食べようかと思い、今年はケーキ当番になったというわけだ。

家の分は近所のスーパーでヤマザキのケーキを頼んだ。

昔は、こういうメーカーのケーキを軽んじていて

ケーキはやっぱり専門店じゃないとね、などと高飛車なことを言って

こじゃれたパティスリーで買ったこともあるのだが、今はそういう店の味が重く感じるのだ。

原料は、濃厚なクリームとか上質バターとか使っているのかもしれないが

以前は美味しいと思った味が、今はしつこいと感じてしまう。

アイスもラクトアイスのほうが食べやすいし。

だからといってわたしを「安物が好き」と侮ってはいけない。

高級料亭よりファミレスの味のほうが好きな人もいるはずで

だからといって味音痴とか貧乏性とか言ってしまうのは乱暴で

味覚というのは本当に個人的なものなのだ。

ヤマザキのケーキはきっと美味しいと思う。

パンもヤマザキのが一番好きだし。

『まるごとバナナ』も美味しいし。

決してまわし者ではないんだが。

まあ、美味しいかどうかは25日のお楽しみ・・・
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かぶってみたい

2009年12月08日 22時28分20秒 | きれいになりたい?
不況の中『一人勝ち』などと言われているユニクロだが、わたしはほとんどユニクロの服を持っていない。

デザインや素材があまり好みではないからだ。

ユニクロの服はシンプルで、センスの良いひとには似合うかもしれないが

わたしが着ると途端に貧乏臭くなる。

ユニクロに限らず、カジュアルな服を着ると貧乏臭くなるのは一体どういうわけだ。

わたしはもっと、レースとかデコラティブなデザインでとかでごまかしたい感じ。

人気のユニクロだが、人気ゆえに愛用者からは、人とかぶるのが嫌だという声もある。

そんなに嫌なもんだろうか。

例えば向こうから、自分と同じTシャツを着た人が歩いてきたとする。

わたしなら、なんとなく親近感わくけど。

その人が自分より素敵に着こなしていたら、ちょっと悔しいと思いつつ

なるほど、ああいう風に着るとかっこいいのねとか。

逆に自分のほうがかっこよく着てたらちょっと優越感・・・嫌なやつか?

とまあそのあたりは冗談だけれど、親近感は本当に感じると思う。

先日、土曜日にユニクロへ行ってみたら限定特価でエアテックパーカーが安くなっていた。

羽織ってみると、軽いし丈も短いし、いいじゃないか。

背が低いので、上着丈が短いほうがバランスが良いのだ。

だいぶ人気商品だったようで、色もサイズもがらがらになっていた。

ということは、多くの人がこのエアテックパーカーを着て街を歩いているわけだ。

しかしわたしは、一度も見かけたことがない。

同じ色を着ている人がいたら、『あったかいですよね!』と声をかけたいくらいだが

迷惑だろうから、心の中でにしよう。
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シューベルトの味は・・・

2009年12月04日 19時09分54秒 | ごちそうさま
母が、修学旅行に行った高校生からウイーンのお土産をもらった。

修学旅行が海外というのはわたしたちの頃もあったと思うけれど

ウイーンってすごいなあ。

ちなみにわたしの高校は飛騨高山だった。

そしてわたしは仮病を使って参加していない。

わたしにとって学校は楽しくないことの多い場所だったが

特に中学2年と高校2年は人生から消し去りたいくらいだ。

どうしてか気になる人もいるかもしれないが、長くなるし面白い話ではないので省略。

海外のお菓子はパッケージが可愛い。

日本のものはどちらかというと、中身がなんであるか正確に

美味しそうに見せるパッケージが多い。

海外のものは一見中身はなんだかわからないけど

おしゃれな色やカラフルなイラストが目立つ。

ちなみにこれはなんでしょう。

カンペンケースではありません。




ベートーベンとシューベルト、他にハイドンもいました。



正解は、チョコレート。

日本の菓子(特にチョコレート)は海外のものより美味しいと思っていたけれど

このチョコはとても美味しかった。

わたしが食べたことのある海外のお菓子はもしかすると

その国でも大して美味しくないと思われているようなものだったかも知れず

日本の菓子が一番うまいという認識もちょっと間違っているかもしれない。

そして味覚というものは慣れと嗜好に大きく左右されるので

なにがうまくてなにがまずいかは、ガイドブックなんかに決められてたまるかと思うのだ。

知人に聞いた話だが、友人の外国人女性が来日するときには

大量にその国のお菓子を持ってくるという。

たぶん日本の菓子が口に合わないからだろう。

しかし知人に言わせると、彼女が持参した菓子はあまり美味しくないそうだ。

やっぱり味覚って慣れ親しむ部分が大きいのだろうか。

『どんなに料理の下手な母親も、息子が結婚した日から世界一のシェフ』

ということわざ(?)もあることだし。
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