まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

知らなきゃよかった

2007年10月31日 21時58分47秒 | 犬だって
三味線の皮が破けた。

師匠や他のお弟子さんと、その話をしていると誰かが

「XXさんのは猫の皮ですか?」

わたしのは、練習用の安い三味線なので猫じゃないと聞いていた。

それで勝手に合成皮革だろうと思っていた。

思い込もうとしていたのかもしれない。

師匠が答えた。

「練習用だもの、猫じゃないわよ」

(そうそう)

「犬よ」

ええ!

「犬、ですか・・・」

質問した人も複雑な表情。

犬だったのか。
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紺屋の・・・

2007年10月21日 20時36分23秒 | きれいになりたい?
人の容姿を左右するのはバランスである、というのが持論だ。

例えば、いくら魅力的な目をしていても輪郭が悪かったり

鼻や口がパッとしなければどうにもならない。

逆に、取り立ててどのパーツがいいわけではなくても

全体のバランスさえ良ければ、他人に好印象を与える。

ただし、この三点さえ押さえれば他はごまかせるというパーツがある。

それは髪型、眉毛、口元。

もちろん独断だ。

だって、街を行く一見イケメン風の男の子をよく見ると

すごく垢抜けない顔をしていたりするのは髪型のせいである。

顔がよく見えない髪型と、性能のいいワックスのおかげだね。

同じように、一見美人・可愛いモテ髪巻き髪の女子だって

よく見るとどってことない娘が多いのは

高性能のコテとエクステのおかげだ。

ヘアスプレーも忘れちゃ駄目か。

この「一見」というのはかなり大事だ。

一見かっこいいとか、可愛いとか思い込ませさえすれば

後の道を切り開くのは自分次第。

眉毛も同じように、初対面時のインパクトは大きい。

吊り上げるか、ちょっと下げるか、アーチにするか、真っ直ぐ描くか。

同じ人間が、優しそうにも意地悪そうにも変わる。

目は口ほどに物を言い、なんていうけれど物言ってるのは口である。

目は、大きく見開いたり上目遣いに媚びたり、優しげに細めたり自在に操れるが

口元に施せる小細工といえば、口角上げることくらいである。

話しているときの口元には、なんの細工も施せないし。

おちょぼ口のわたしが、どれだけ口の大きい人に憧れたことか。

表情豊かで、人を惹きつけるのは大きくニカッと開く口だ。

わたしが話していると、金魚が溺れてるみたい。

小さな口をぱくぱく。

口元の魅力を考えると、木村拓哉ってすごいなあと思う。

木村拓哉の口って、全然駄目なのだ。

あれだけ口が駄目なのに、あんなに人気があるってのがすごい。

もっとも、わたしが魅力を感じないだけで

多くの人には魅力的な口元なのかもしれない。

ま、好き好きってことだね。

ところで今、わたしの髪型は最悪である。

似合うとか似合わないとかいうレベルではない。

単にぼさぼさ。

伸ばしっぱなし。

手入れされてない芝生。

大事な三点がわかっていながら、この体たらく。

どうにかしようとは思うのだけど。
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カルシウムに不足なし

2007年10月18日 22時00分24秒 | 箸が転んでも
会社の倉庫で倒れてしまった。

めまいでも貧血でもない。

ただ転んだだけだ。

倉庫といってもレジのすぐ裏にあり、やたらと狭い。

店により広さはまちまちで、それこそやたらと広いところもあるのだが

うちは人が二人すれ違うのは無理だから、かなり狭いほうだろう。

什器や在庫品だらけで、しょっちゅうつまづいたりぶつかったりしているのだが

今日は、それらに関係なく転んでしまった。

荷物を運ぶための台車が邪魔だったので折り畳もうとしたのだが

どういうわけか、いくら力を入れてバーを踏んでも畳めない。

おかしいな、前はもっと簡単だったのに。

えいえいと力を込めるうちにバーが下がり始めたので

さらに頑張ったら、いきなりべこんと一気に下がった。

ぎゃ。

勢い余って台車の向こう側につんのめってしまう。

あいたたた。

あちこち打って痛いが、誰か来る前に立ち上がらねば。

なんとも恥ずかしい格好で倒れてしまっている。

「XXさん、大丈夫ですか!」

声を聞きつけて、まずい奴が来た。

若い娘は床に倒れたわたしを見るなり

「どうしたんですか!大丈夫ですか!」

わたしはおかしくて立ち上がれない。

寝たまま笑うしかない。

すると娘も笑いながら

「XXさんが倒れました!」と他の同僚を呼びに行った。

ひどい。

慌てて身体を起こしたが、おかしくて笑い続ける。

「倒れたって言うわりに笑ってるし・・・」

呼ばれた同僚は呆れ顔だが、おかしくて説明できない。

まったく、この年になって転んで倒れるとは思わなかったよ。

骨折らないでよかった。
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老化ではなく変化といってくれ

2007年10月13日 21時45分24秒 | きれいになりたい?
先日、一年ぶりに会った友人が開口一番

「しわがないわね!」

あるよ。

笑うと小じわだらけだし、目の下のたるみも気になる。

しかし、今は肌の調子が良いのであまり目立たない。

おまけに友人はわたしより年上だしね。

自分より若い人の肌というのは、きれいに見えるものだ。

わたしなんか今の二十歳くらいの娘を見ると、

容姿なんか関係なく、みんな可愛く見える。

肌がぴちぴち、つやつやしているだけで可愛いのだが

当人たちはそれぞれ、コンプレックスや優劣があるのだろう。

子供の頃は「むき卵」と言われたわたしだが

中学を過ぎた頃からアトピーがひどくなり、20代はあまりきれいな肌ではなかった。

せっかくのぴちぴち期なのに。

にきびはできなかったし、汚いというのではないが

ただもう、弱そうな不安定そうな肌だった。

ステロイドを長く使ったせいか、毛細血管が見えるところもあり

口の周りは色素沈着がある。

それは今も変わらない。

例えば腕をさすっても赤味を帯びることはあってもそれは一過性のもので

すぐに元に戻るのに、同じことを顔にしたならば毛穴から腫れるのだ。

蚊に刺されたかのようにぷくぷくと。

でなければ広範囲にわたって赤くただれる。

オイルを付けようがクリームを付けようが、一切のマッサージを受け付けない。

だから20代の前半から、自分の肌は早く衰えが来るだろうと予測していた。

入念なスキンケアとか手入れといったものを拒む肌。

何もしなくても急に腫れたりする敏感肌。

今の衰え具合が早いかどうかは分からない。

まあ、年相応といったところか。

今年の春には悩まされた肌荒れが治まっているだけでも儲けものである。

何を儲けてるかは不明だが。

20代の頃より肌は落ち着いている。

ただこのまま、ゆっくり年を取れればいい。
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変態?

2007年10月11日 22時08分44秒 | 箸が転んでも
母が西松屋の広告を眺めながら

「わたしロリコンかも」。

西松屋とは、主に乳幼児の衣料品を扱う店だ。

広告のおさなごを見ながら何を言い出すやら。

年寄りが子供を可愛いと思うのは普通でしょ、と言ってやると

「可愛いっていうか、肌がきれいとか小さいのに色っぽいとかそんなこと考えちゃう」

またわけのわからんことを。

大体この人の思考は、どこかショートしているんである。

ロリコンっていうよりは、ただの変人である。

そんな母と暮らし続けるわたしは・・・
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