何かの会合でもらったらしいスナック菓子の詰め合わせが家にある。
駄菓子屋さんにも置かれているような一袋50円くらいのサイズ。
駄菓子とスナック菓子の違いはよくわからないけれど
麩菓子とかきな粉棒といったばら売りされている懐かし系は駄菓子で
ポテトチップスとかカールみたいな、袋に入った揚げ物系はスナック菓子と
わたしの中では分類されている。
子供の頃は、どちらもよく食べた。
学校帰りの買い食いはいけないのに、学校のすぐ前の駄菓子屋さんに出入りした。
スナック菓子は、食べ過ぎて夕食が入らなくなるのでよく怒られた。
しかし、ある程度の年齢になると「スナック菓子は身体に悪い」と伝え聞き
健康大好きのわたしは、ほとんど食べなくなった。
カップラーメンも同じ時期にやめている。
しかし、いくら健康のためとはいえ好きな物はやめられないだろうから
元々、そんなに好きではなかったのかとも思う。
あるいは成長に伴い、他に好きな食べ物ができたか。
大人になってから「たまには身体に悪い物も食べないと」と
わけの分からない理由でカップラーメンを解禁した。
一年に三度くらい食べる。
無性にあの、身体に悪そうな味が食べたくなる。
しかし他のときは、我慢ではなく一切食べたくないのだ。
同じ理由で、たまにスナック菓子も食べる。
さっき、「サッポロポテトバーべQ味」にしようか
「うまい棒」にしようか見ていたら、そそられるネーミングの物があり
その名も「キャベツ太郎」。
親指大ほどの、丸くてスカスカした食感。
原材料のどこにもキャベツは書かれていない。
パッケージには警察官の格好をした蛙。
なにがキャベツか考えたが、お好み焼き風味だということ以外考えられない。
それだけの理由で「キャベツ太郎」か。
太郎の意味もわからないし、パッケージの蛙も正体不明だし
謎を残すのも戦略だろうか。
なんて、考えすぎね。