まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

安上がり

2022年04月14日 23時50分12秒 | 日々雑感

夕ご飯の後、「パンの耳を揚げたのがあるよ」と言われ

パンの耳?

揚げたの?

この数日で一番嬉しい声を上げた自分に驚いた。

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人を信じることの無責任さ、疑うことの悲しさ

2022年04月02日 18時12分40秒 | 日々雑感

知人が、詐欺に遭いそうになった話を聞いた。

還付金詐欺だったらしく、市役所を名乗って

「今日の15時までにATMへ」という電話を

14時30分くらいにかけてきたらしい。

よく考えれば(考えなくても?)怪しい電話だ。

だが、時間がないという焦りで判断ができなくなっていたので

ATMまで行きかけてしまったが、結局なにかがおかしいと気づいたという。

まったく怪しい口調ではなかったそうだ。

それはそうですよね。

いかにも、だったら誰でも怪しむ。

誠実そうな丁寧な爽やかな口調と声音だったらしい。

だからってだまされるか?と思うけど

「お金が返ってくる」と言われた瞬間もしかしたら

脳内に(この話を信じたい!)というバグが起ったのかも知れない。

ロマンス詐欺や結婚詐欺の被害を聞く度に

お金の話が出た時点でおかしいって気づかないか?と思っていたが

信じたい気持ちが怪しむ気持ちを麻痺させたのかも知れない。

そしてわたしは最近、詐欺ではないのだが

もしかしてこういう風に人はだまされるのかも、という経験をした。

その人は、とても穏やかに人の話を聞くのだ。

きちんと聞いていないと出来ない受け答えをする。

誠実で優しい口調で話す。

かといって迎合しすぎるほど話を合わせてはこない。

質問をするときちんと返事をする。

自分の非を認め、言い訳がましくない理由を述べる。

こちらは、そうか、では仕方ないですよね。

という気分になる。

が、何かがおかしいのだ。

そのときは仕方ないか、と思ったのに

あとから違和感を覚えるのだ。

納得できるような理由か?

仕方ないか?

そういうことが何度かあって

ああ、こういう風に人はだまされるのかもと思った。

その人にはきっとわたしをだましている意識は微塵もない。

実際、別にだまされてもいないし。

ただ何の悪気も屈託もなくわたしの質問に

それはこういうわけなんですよ、と正直に答えているだけだし。

詐欺の被害者がだまされたことに全く気づかなかったり

だまされてないと言ったりするケースがあるのは知っていたけど

だましていると思っていない相手の嘘を見抜くことは難しい。

ちょっとした心理学の本などを読めば

嘘をつかずに、都合のよい勘違いをさせることなど

案外たやすいのかも知れない。

そしてもしかしたら、勘違いしたままの方が幸せなのかも知れない。

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猫描く

2022年04月01日 22時57分43秒 | 日々雑感

目が悪いのかアホなのか、読み間違いが多いのだが

まあ例えば「今日のこよみ」を「今日のみよこ」なんていう間違いは

あるある、と共感してもらえると思うのだ。

「おこと教室」と「おとこ教室」みたいなね。

でもさっき「XXさんが描くうさぎ」を

猫く、うさぎと読み違えて

「猫く」ってなんだろう?としばし考え

あ、もしかして猫食うサギ?と勘違いし

「猫」じゃなくて「描」だと気づくまで

ずっとなんか怖い絵を想像していた。

我ながら、共感しづらい間違いだった。

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