まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

応用無限

2002年09月30日 23時05分00秒 | 日々雑感
Kさんの子供の学校では、時折り俳句の宿題が出る。

去年の夏休みに「思い浮かばない」と言う子供に

例として作ってみせたらそのまま提出してしまった。

「朝起きて 夏を感じる 蝉の声」

蝉って季語が入ってるのに夏って変じゃん・・・と思ったが

なんとその句は学校を代表してどこかに出展され、賞をもらってしまった。

選考基準もよく分からんが、子供らしさがにじみ出ていたのか?

この句のいい所は、四季全部に応用可能な所だね、とKさんと笑った。

「朝起きて 春を感じる ホーホケキョ」

「朝起きて 秋を感じる 枯葉かな」

「朝起きて 冬を感じる 霜柱」

どうです、延々作れそうでしょう?

そんなKさんが、また宿題用に作った句を披露してくれた。

「秋風に 揺れるコスモス きれいだな」

素直なKさんと、Kさんが作る素直な句がわたしは好きだ・・・


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めぐまれし・・・

2002年09月29日 23時03分00秒 | 日々雑感
わたしはよく、知らない人から食べ物をもらう。

先日、バスで咳払いをしていたら運転手さんが

「のどの調子が悪いようだね」と、のど飴をくれた。

別の運転手さんからはガムをもらったことがある。

ホームセンターにいた頃は近くのパン屋で買ったパンをくれた人がいた。

知らない人にもらった物を食べるのもなぁ、と躊躇していると

ちょうどバイトの男の子たちが居合わせたので

「あんた達、食べてみなさいよ。何でもなかったらあたしも食べるから」と無茶を言い

結局いっしょに食べたけど、異常なしだった。

昨日も、いっぱい買い物をしたお客様の荷物を車まで運んであげたら

えらく喜んでくれたのはいいけど、お礼にくれたのがタケノコ。

この時期にタケノコ・・・。

「冷凍しておいたの」

なぜこの人は今日、それを持ち歩いていたんだ?

どうせくれるなら、すぐ食べられるものがいいなぁ。






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八卦よいよい

2002年09月28日 22時26分00秒 | 日々雑感
雑誌には占いがつきものだ。

たいていの雑誌の巻末には占いが載っている。

いいことが書いてありゃ浮かれて期待し、悪いことが書かれてりゃ落ち込んで。

だけどどっちもあんまり当たらない。

当たり前といや、当たり前か。

だって全国不特定多数のみずがめ座がみんな同じ運勢のわけないし。

頭にきたのは数年前の「今年は12年に一度の大幸運期!」というやつ。

その年は結局な~んにもなくて、ってことはこの後12年はもっと冴えない運勢なのか?

「大耕運機」の間違いだったんじゃないの!

と、意味不明に怒ったものだ。

この間見た占いもすごかった。

「今月は性欲に溺れがち」

溺れがちって・・・溺れるのか。

別の雑誌には

「知り合った男につきまとわれてウンザリ」

ここしばらく男と知り合ったりしないなぁ。

そういう機会に乏しいわたしに、随分と酷な占いだ。

文句ばかり言うくせに、信じてないというくせに

毎月欠かさず見ているのだが。



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盛りだくさん

2002年09月27日 18時50分00秒 | 日々雑感
最近、休みの日に早く起きられない。

陽気もいいことだし電車に乗って出かけたりしたいのだが

起きると昼過ぎだったりして行く気が萎える。

今日は11時過ぎに起きた。

また、こんな時間まで寝てしまった・・・でもいつもより早いか?

カレーを食べに行けるかな。

新しく出来たカレー屋さんに行きたいと思っていたのだが

なんせ起きてだらだらしてるとランチタイムが終わっちゃうんである。

昔はあちこち食べ歩くことに命懸けてたもんだが。

で、今日はどうにか行ってみた。

「カルマ」というカレー屋さん。

すごい名前だ。

店の間口がすごく狭くて、見過ごしてしまいそうな店だ。

中もさほど広くない。

チキン&エッグカレーなるものを頼んだ。

チャイも付いて800円なり。

カレーってどこで食べても安いなぁ。

わたしの好きなサラサラカレーで美味しかった。

うちのカレーはルーの入れ過ぎでドロドロなのだ。しかもしょっぱい。

辛いんじゃなくてしょっぱい。

さて、カレー屋さんを出てウロウロしてると

エスニック衣料の店があった。こんなとこにこんな店あったっけ。

しばらくこの辺来なかったからなぁ。

最近、ストールにもなり膝掛けにもなるような軽くて柔らかい大判の布を探しているのだ。

くすんだ赤か藍みたいな色の布があるといいなぁ。

中はとても広く、二階まである。二階に上がると誰も居ない。

「無用心ねぇ」

わたしは独り言が多い。独り言というより、自分に話しかけてるというか。

もちろん会話はしてないけど。

で、二階もけっこう広くって、ふと見ると扉があったので開けてみるとキッチンだった。

ゴミやらペットボトルやら雑然としてる。

「あらら、ごめんなさいねぇ」と誰に言うともなく振り向くと人がいる。

なんだか笑ってる。お店の人?さっきからいたの?

「あのあのあの。なんだろうって・・・」

意味不明の言い訳に「いいんですよ。気にしないで下さい」と言ってくれた。

この人とは色々な話が弾み小一時間も話してしまった。

初対面の人相手に「及川光博が好きだ」なんて話さなくてもいいだろうに。

今までエスニック衣料ってちょっと避けてたのね。だって、ちょっと取り入れるのも難しそうだし

上から下まで揃えるとくどいし。

でも、あれだよ。年取ったらこれだね。

この先どんな服を着たらいいんだと考えていたわたしに光明が見えたよ。

若作りでもなくおばさんぽくもない・・・っていうか年齢不詳服。

そこを出てデパートに入ると北海道物産展をやっていた。

ハッカスプレーの所で足が止まる。

お店のおばちゃんが「使ったことある?」

ホントはないけど反応が見たくて「薬局で売ってるのを・・・」とウソついてみる。

「薬局のとは全然違うわよ」

わたし、他の所の製品けなす人って嫌い。

でもこのおばちゃんは悪い人でもなかったらしくしつこくはない。

首筋にスプレーして、ハッカ飴もくれた。

物くれる人はみんないい人。うふふ。

そして一階の化粧品売り場で話題のエアタッチファンデーションを試す。

この化粧品の販売員はどこの店も感じが悪く「みんなのコスメ」というサイトでも評判悪い。

今日の人はそうでもなかったけど。

陶器肌になれるというけれど・・・なんか顔が突っ張る。

あたしには合わないかもしれない。

家に帰る前にレンタルCD屋に寄り「ブルーハーツ3枚組」を借りた。

なぜかこの頃、ブルーハーツが頭に浮かぶのだ。

若いとき聞かなかったのにね。

遅く起きた割にはてんこ盛りな一日でした。

あ、まだ「真珠夫人完結版」が残ってるか。








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麗人

2002年09月26日 21時09分00秒 | 日々雑感
先日、大地真央がテレビに出ているのを見た。

それまで別に、注目するでもなく、わたしの中では

宝塚の大スターだった人、今はミュージカルスター。

そのくらいの認識しかなかった。

それが。

お母さんが「大地真央さん、すごいきれいよ、見て見て」と騒いでいるので

あ~?

気のない感じで見たのに。

驚愕。

美しいなんてもんじゃない。

ものすごく美しいのだ。

「きれい」でも「可愛い」でもない。

美しい!の一言。

美人なのは知ってたさ。でも40半ばだよ?

ウチのテレビは停電で壊れて買い換えたので

女優さんの肌のアラが目立つのだけど、しみもしわもない。

ちょっと年のいった美人女優を

「年の割りにきれいね」とか

「XX歳には見えないね」などと褒めることはあるが、

それは健闘を称えるといった意味合いがある。

まだまだいけるよ、という消極的な褒め言葉だ。

だけど彼女は「今」がものすごく美しい。

「旬」というよりこのまま永遠に続くんじゃないかと思われるような美しさだ。

だってこれまでもこんなに美しかったのだから・・・

さて、そんな彼女の朝食メニューが紹介されたのだが

「水をたくさん飲みます」

水ね、メモっとこう。

「果物とヨーグルトも」

ああ、肌に良さそうね。

野菜、目玉焼き、胡麻のペーストを塗ったパン・・・と続き

「酢大豆・・ふふ。いまどきって感じですよね」

酢大豆?今更・・・酢大豆。

あたしも食べよう。絶対食べよう。

・・・酢大豆以前の問題ですかね。


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