まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

大きなお世話か?

2020年06月27日 22時27分46秒 | 日々雑感
朝、ゴミ出しをして家に戻る途中、道路に気にかかるものを見つけ、近付いてみた。

わたしは目が悪くて、1m離れると人の顔もぼやけてしまうほどなのだが

不思議と、小さな何かを見つけることがある。

はじめ、セミの抜け殻かと思ったのだ。

でもちょっと早いよね・・・

よくよく見て驚いた。

みのむしだったのだ。

なぜみのむしと分かったかと言えば、みのに入ったまま道路を横断していたのだ。

いろんな意味でびっくりした。

みのむしって、みのに入ったまま移動できるのだと初めて知った。

一度ぶら下がったら、羽化するまで(雌なら一生)、同じ場所にぶら下がっていると思っていたのだ。

なんで道路を横断しているのだ。

どこへ行こうというのだ。

轢かれるじゃないか。

そこそこ車の通る場所なのだ。

わたしは横断中のみのむしを拾い、自宅の木のどれかに戻すことにした。

軍手をちょこちょこ登るさまは大変かわいい。

(飼おうか)と思ったが、死なせてしまっては可哀想なので

自然のものは自然のままに・・・って、もう拾った時点で自然じゃないけれども。

どの木にするか迷ったが、葉っぱが多く暑さ寒さがしのげそうな木にした。

しばらくして見に行くと、そのみのむしは見つからず、全く違うみのむしがぶら下がっていた。

なぜ違うみのむしと分かったかと言えば、みのの形が違ったからだ。

あのとき、どこへ行こうとしていたんだろう。

場所的に、うちから道の反対側に行こうとしていたようなのだが。

余計なことをしたのかもしれない。
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伏線脱線

2020年06月19日 23時31分55秒 | 日々雑感
小説やドラマや映画の感想で「見事な伏線回収!」とか「伏線が回収されないままなのでもやもやが残った」などと言われることがあり

確かに、ああここでつながるのか!などと感心することもあるけれど

伏線って、そんなに大事だろうかと思うことがたまにある。

それは、有名ではない昔話を読んだ時。

童話と民話の違いも良く分からないわたしだが、昔話が好きで日本のものも外国のものも読む。

昔話にもお国柄は現れることがあり、寒い国と暑い国では考え方からして違ったりする。

よく知られて有名なお話、グリムとかアンデルセンなどはなぜ有名かと言えば

やっぱり物語としてまとまっていて、人の心も惹きつけて伝承もしやすい内容だからだろう。

貧しくても優しい子が報われたり、賢い子が大金持ちになったりする。

勇気のある人が悪い魔物をやっつけてお姫様と結婚する。

聞いた人も納得できるはなしである。

ところが、最近読んだイタリア民話がことごとく、納得しづらいというか

なんでやねん!とツッコミを入れたくなるような内容で面白いのだ。

全然苦労をせずに、何かを手に入れたり、なんならちょっとずるい方法で幸せになったりしている。

しかも伏線が全く回収されないことも多く、例えば「さらわれたお姫様は農家で暮らすことになりました。そこには5人の娘がいました」

とあるから、5人の娘が意地悪するのかな?

それにしても人数多いな、と思っていると全く5人の娘のエピソードは出てこないうちに

場面はお城にうつり、王子さまに4人の姉がいた、という展開。

4人、多いなと思っていると上の3人は意地悪で末娘だけが優しいという、やっと王道に戻ったか?と思いきや

末娘のおかげで王子と幸せになれたお姫様に末娘が言うのである。

「あなたのためにいろいろしてあげたわたしには、何もないの?」

見返り強め!

優しい娘のまさかの見返り要求に脱力。

なんか、吉本新喜劇を見ているみたいなんである。

もしかして寝る前に子どもにお話をせがまれて、早く眠らせるために

5人の娘とか4人の姉とか適当な数字言ったのかしらん。

なんだかイタリアの適当さと陽気さが感じられて、これを読んでいると

伏線なんかどうでもいいじゃん、面白ければ!という気持ちになるのである。
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そういうジェラートもありそう

2020年06月03日 22時21分34秒 | テレビの話
見間違いや聞き間違いの多いわたしだが、母親も勘違いが多い。

遺伝なのか家系なのかは分からない。

母親の言い間違いには慣れすぎてしまって、間違っていても何を言おうとしたか分かってしまうほどだ。

今日も「東京ジェラートがさ・・・」と話し始めたので

東京アラートだよね。

先日も「今日、名人さんやるよね」

博士ちゃん、でしょ。

土曜の夕方に放映される、サンドウイッチマンと芦田愛菜ちゃんが進行するこの番組が母もわたしも好きなのだ。

わたしは芦田愛菜ちゃんが好きなのだが、彼女の子役時代のドラマはほとんど見ていない。

もちろん、子役全盛期から芦田愛菜ちゃんは知っていいたけれどファンになったのは彼女が中学生くらいの時だ。

久し振りに何かの番組で愛菜ちゃんを見て

(聡明で素敵な子になったなあ)と思った。

源氏物語の「紫の上」を勝手に愛菜ちゃんでキャスティングしていたのだが

あっという間に高校生になってしまい、紫の上は間に合わないか・・・と残念に思う今日この頃。
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