まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

貧とか爆とか美とか巨とか豊とか

2010年08月22日 12時07分32秒 | 日々雑感
大手下着メーカーから「胸を小さく見せるブラ」が発売されたという。

ついにプチパイの時代到来!

・・・というわけではなく、胸の大きな悩みというのはこれまでもあったのだろう。

「胸ばかり見られて嫌だ」とか「Tシャツを着たときに目立つ」とか。

しかし、ここ数年の巨乳ブームで「寄せて上げる」とか「谷間作りパッド」とか

大きく見せたいという願望に応える商品は数多くあったけれど、

小さく見せたいという声には、あまり耳を傾けられることがなかったのではないか。

これまでも大きな胸用のブラジャーはあった。

しかしそれは大きいままホールドするだけで、小さく見せるためのものではなかったのだろう。

胸の大きい人の悩みは「太って見える」ことだという。

確かにそれはある。

わたしは痩せて見られるのだが、原因のひとつは極端に胸がないからだ。

実際は痩せてるというより、胸がないから身体が薄いだけなのだが。

胸以外は細い人にとって、胸が大きいというだけで太って見られるのは悔しいだろう。

芸能人なら水着になって「脱いだら細い」を見せ付けられるが

普通の人は、なかなかそうはいかない。

小さいものを大きく見せることよりも、大きいものを小さく見せるほうが難しいし。

なんだかんだいっても、男の一番好きなサイズはCカップ程度ではないかと思うのだ。

ちょっとスレンダーが好きならB~C、もう少しボリューム好きならC~D。

それ以上は手に余る、とのたまった男もいたっけ。

俺はAが好きだよ・・・と言ったのは昔の彼。

わたしに気を遣ったか。
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その後のブルータス

2010年08月17日 15時06分45秒 | テレビの話
『熱海の捜査官』の2・3話を見終えた。

2話は初回よりは面白かった。

見世物小屋の安っぽくて怪しげな雰囲気とか、引き揚げられた魚が中途半端にリアルなところとか。

ただ話がだらだらしてるなあ。

3話ともなると本当にだらだらしすぎて、

複雑にいろいろなことが絡み合ってると言いたいのだろうけど45分くらいのドラマでいいかな。

栗山千明は相変わらず空回りしている雰囲気で、でもスーツ姿はスタイルがいい。

広田レオナが出てきたときは、またベタに怪しげな人をと思ったが

やっぱり存在感があるというか、ドラマにちゃんとはまってる。

それにしても、せめて前後編かと思ったら、ずっと続くのか。

「東京の事件」とかオダギリジョーがいつも電話している相手とか、

これから次々と明らかになるのね。

もったいぶってるなー、ずいぶん。

やっぱり4話目がポイントかなー。

『うぬぼれ刑事』を見やめる決心したのも(大げさ)4話目だし。

文春のエッセイに宮藤官九郎が「うぬぼれ刑事が面白いと言ってくれる人が多い」と書いていて

そりゃ、つまらないと思っている人は本人にはなかなか言わないでしょう。

「視聴率が悪いのは録画で見ている人が多いのではと言われる」らしいけど

視聴率云々より、あのドラマ見てクドカンは本当に面白いと思ってるんだろうか。

エッセイの最後では、調子に乗らないように自分を戒めてたけど。

まあでも、自分で書いたものを客観的に見るのは難しいよ。

わたしだって、こんな駄文書き散らして、駄文と分かってはいても

自分で書いたものって、そこそこ面白いもの。

面白いって言うか、なんていうのかな。

情がわくというか。

できの悪い我が子も可愛いって気持ち。

ぜんぜん違うか。
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ブルータス・・・

2010年08月01日 13時20分51秒 | テレビの話
4回目を見て、やっと見るのをやめる決心がついた「うぬぼれ刑事」。

ちょうどその日にオダギリジョーの「熱海の捜査官」が始まるので

期待しつつもこれも面白くなかったら嫌だなーと思っていた。

そしたら案の定。

この枠のドラマは結構見ていて、「時効警察」も好きだったし「33分間探偵」も好きだった。

「特命係長」とか「ツーハンマン」(古い)とか「OLビジュアル系」(古い)とか

わりとしょうもないドラマも楽しんで見ていた。

金曜の夜、23時過ぎ。

「この時間だし、視聴率なんか大して気にしてませんよ。ま、好きなことやらしてもらいまっさ」

というリラックスしたB級感と安っぽさが、週末の空気によく合っていた。

それが今回は、リラックスもできないし画面は暗いしウケを狙った場面はことごとく面白くないし。

栗山千明は好きなのだけど、ボケのオダギリジョーに対してツッコミになりきれていない。

「33分間探偵」で水川あさみが堂本剛に対してのツッコミであり、コメディエンヌだったのとは大きな違い。

ただ一人、オダギリジョーはさすがのとぼけっぷり。

他の人の学芸会的ノリに対して、一人本当にとぼけた感じ。

オダギリジョーって整ってるのか崩れてるのか分からない顔立ちが魅力。

かっこいいのに変な感じ。

このドラマでいいのは、今のところオダギリジョーだけ。

だんだん分からなくなってきてしまった。

「うぬぼれ刑事」も「熱海の捜査官」も面白くないのか?

それとも、これまで面白いと思ったドラマ並みには面白いのに

単にこういうドラマにわたしがもう飽きてしまったのか?

わざとらしい展開や思わせぶりすぎる台詞やご都合主義的展開や学芸会的演技が

面白いときもあるのに、何が違うというのだろう。

B級の面白さってなんだろう。

ひとつは、製作者側は大真面目なのに予算の関係やなんかで安っぽく仕上がってしまった情けなさとか。

あるいは、作り手が大作をつくろうとか感動させようとかいう意気込みがなく、いい感じに脱力してるとか。

しかしそもそも、「うぬぼれ」も「熱海」もB級なのか?

有名脚本家、有名俳優。

どこにもB級の要素ないじゃんか。

面白くなさはそこからきているのだ、きっと。

B級ドラマじゃないくせに「このB級っぽさがたまらないでしょう」という押し付けがうっとうしいのだ。

この面白さが分からない人がいるかも、なんて思ってるとしたら大間違いだ。

わたしがテレビや小説に求めるのはリアルでも感動でもない。

どんな荒唐無稽な設定でも唐突な展開でもありえない台詞でもいい。

引き込む力さえあれば、魔法使いが出てこようが死んだ人が生き返ろうが

タイムスリップしようが構わない。

引き込む力もないのにB級感だけ出したって、やっつけ仕事にしか見えない。

これが巨匠になるっていうことなんだろうな。

つまらないもの作ってもファンは受け入れてくれて、そこそこ評価もされる。

巨匠になると忙しいから、一つ一つの仕事に100%の力を出すことなんてできないのさ。

「熱海の捜査官」、もしかして「ツインピークス」のパロディ狙ったの?

だから一話完結じゃないの?

何が何でも正味30分で完結させた「33分間探偵」より、まったく見応えなかったけど。

もっともこういうのは主観ですからね。

面白いって人がいても当然だし。

「熱海」も来週見て、見続けるかどうか決めようっと。
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