引越す前は、Lane という、道が丸く閉じられているところに住んでいた。入り口から入り、何件かの家が、サークル状態の道の両サイドにお行儀良くならび、一回りすると出口（入り口）になる感じ。愛娘との散歩もレーンの中、ランニングもレーンを何週かする感じだった。一周が.0.5マイル（800ｍ）の、レーン。分りやすいし、安全でもあった。しかし、何故か閉塞感を感じていたし、近隣の目を気にして、まさかグルグルと何週も回れなかった。なので、スポーツジムでも走ってもいた。いつも来るメンバーは顔見知りにもなり、挨拶をするようにもなる。ただ、時間帯によっては、すぐにマシンが使えなかったり、いつも誰かが近くに居て、目を気にするような空間ではあった。ストレスとは人間関係と以前に書いたが、自分からストレスの中に、ストレスを解消するために行く感じ。
今は、出口も入り口もない、普通の道路を、それも歩道を歩ける、走れる。道は前に続いていている。確かに安全に長い距離を確保するのは無理なようだが、それにしてもラットのように、グルグルと回らなくてはいいし、幾通りかの選択肢もある。
最近は次から次に、大波小波押し寄せてきて防ぎようが無い。しかし、ふさぎこんでいてもしょうがないのもわかる。そういう時もあるものだとも、理解できるのだが、正直続くと凹んでしまう。今はロードを走ったり、愛娘と散歩することで、発展的に昇華したいと願っている。しかし、散歩を怠ってきた娘は、のろのろと歩き、本当に犬なの？と、疑いたくなる。
