初めてのプレゼンテーションをクラスでやった。前回の講義ではパスした。でも、今回は日本の大学で取得した単位をアメリカに移す作業を180ドルもかけて行った、不退転の決意もある。逃げることだけはしたくなかった。結果は悲惨でも、その前に逃げることだけはしてはいけないと思って臨んだ。今回も自分の早とちりから、内容についての誤解があった。トップバッターのプレゼンを聞いて固まった。しかし、資料だけは印刷して用意していたので、次々と行われるプレゼンを聞いていくことで、自分の間違いを修正していった。しかし、修正は完全にはできなかった。誤解による資料の不足が生じてしまったためだ。そして、他の学生もきちんと用意をしていたのに驚いた。アメリカの学生は、宿題に関しては真面目なようだ。数字もよどみなく読んでいる。私は、桁の考え方が違うアメリカ式数字の読み方が最も苦手だ。GNP,.GDP、出生率、死亡率、乳児死亡率、おろおろしてしまった。私の番。発音はどうしてもダメなのだから、アクセントを思いっきりつけて、ゆっくり喋ることに心がけた。中国の一人っ子政策(担当中国)に触れると、皆が勝手にそれについて討論を始めてしまった。私のプレゼンは大幅中断されることになった。でも、それで、緊張も取れたのか、分らないところは、分らないと言い、先生の説明を聞いて、言い直したりの作業もできた。とりあえず、終わってほっとした。
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