オーディオブック、ちまちま聞いてみてます。
で、これを聞きました。
『ついていったら、こうなった』の著者さんの本です。
基本的にネタは同じ。
出版当時はまだあんまりネットは普及していなかった頃かなー、ネットではなくリアルに街中で声かけられて、の手法です。
朗読してるわけですが、わりと感情移入的な盛り上げがわかるような朗読の仕方で、まあ会話部分の文章はそれもありだが、平常文的な部分も感情的に読み上げるのは私的にはちょっとなー、とも思った。
他に聞いたのは政治の本だから、そちらは流石に平坦な読み方でしたが。
まあ、好き嫌いだろうし、そーいうもんだ、と思えば慣れるし。
で、前作読んだ時は、あるだろうなあ〜と思いながら読んでたエピソード、印鑑とか壺を買わせてエピソード。
『手相の勉強をしています、無料ですから見せていただきませんか?』と、声をかけて、
『あなたは特別な手相をしている、良かったら私の先生に見てもらいませんか?
人気の先生ですが、今なら診てもらえますよ』
的に声をかけ、別の会場に連れ込み、先生役の人が手相を見る。
すると、
『あなたは特別ないい手相があるが・・問題がある・・』
と、持ち上げた後落として不安を煽る。
『問題を解決するにはこの印鑑を買えば・・』って展開。
で、改めて、今の時点でこの手法を読んだ時、ふと思いついた。
『これって、旧統一教会の霊感商法じゃない??』
時期的にも丁度だし、と思って調べたら、著者の多田氏はなんと、その元・統一教会信者だそうで!!
・・って事は、これ、もしかして第三者レポ的に描いてるけど、実際は自分自身が町で手相を見せてと人を引っ掛ける役目していたんじゃないか??
何故自分がキャッチセールスにわざと引っ掛かってルポするようになったか?というルーツ、微妙にしてるけど(以前は。現在は私知らない)過去、自分が霊感商法の片棒担いでいたその贖罪のためなんじゃないかなー?と、思ったりする。
しかし、ネットの詐欺の勧誘もポイントは同じだな。
ネットの詐欺占いなんかもその手口、まず持ち上げて落として不安にさせる、まだまだその手口使ってますなー。
キャッチセールスに声かけられやすいのは、田舎者的な人・・って話があり、あーそうそう^_^;;←自分該当
いつもはハイハイと通り過ぎてしまうが、今度暇な時だったら、体験してみようかなー、とつい思ったりしちゃう本でした。