昨日、富士市に行きまして駅からタクシーで某所に行きました。
タクシーの運転手さんって、話しかけてくる人と来ない人がいますが、私はわりと話しかけてくる人に当たります。
美容院では話しかけられない方が断然好きですが(月刊ムー読んでるから)タクシーは別におしゃべりされるの嫌いじゃないです。
地元ネタ聞けるしね。
で、昨日は、運転手さん
『今日は曇りで富士山見えなくて残念ですね、地元は毎日見てるので別にどうって事ないですが』
と、言ってまして私も富士山は見慣れている部類の人ではあるが、他所からの人に見えるのかな?と思いつつ、そーですよね、とか適当な相槌打ってましたが、ふと質問してみました。
『富士山、登った事あります?』
すると
『いやー、ないですよ。見るので十分。五合目までなら車で行けるからアリですが』
と、まさに模範的なしぞーか人回答でありましたwww
で、今日は岸辺露伴見てきたよ〜
年末、ドラマ版見るたびに?に、映画化できそう、するならルーブルだよな、と思ったがやはり皆、考えは同じ(笑)
これ、発売日に買ったクチですがすでに12年前とか・・アワワワ・・
この世で最も『黒い絵』を探しにルーブル美術館に行く話で。
実写版岸辺露伴が実写化として成功してる、と思うのは行間を造るのが上手い事。
岸辺露伴は動かない、だけでなくジョジョシリーズ本編でのネタ的なモノを活かして、原作露伴の世界を上手く膨らませ、一般的にも綺麗に収まった物語を造る、そしてその世界観が原作から逸脱していない、上にさらに実写化独自の味もスパイス的にちょこっと入れ、実写バージョン独自の『お約束』事もあるあたりね。
一番象徴的なのが編集者の泉ですねー。
原作では1話しか出てこない、今時の映えに熱心で、無知で図々しいって感じで原作ではどちらかと言うと鬱陶しくて嫌われてるタイプのキャラ、そのマイナスをプラスに表現、好奇心にあふれ怖いモノ知らず、おっちょこちょいだが憎めない、という露伴と組んだ時の凸凹感、ホームズとワトソンみたいな、あんな感じのキャラにしたとこが上手い。
今回の映画も、そういう彼女があのルーブルに帯同したからこそ生きるエピソードや救いがあるし、実写版でのお約束設定もクスっとさせられるわけで。
あと、ジョジョの原作、っていうか荒木先生の絵面ってアメコミ系で舞台も外国が多いし、日本が舞台でもあんまり日本感というか和風感がないけど、この実写シリーズはなんかJホラーみたいな独自の和風感があるんだよねー、ゾクっとさせる。
夏の暑い日にトンネル入った時みたいな、ジトッとした湿気のある冷感。
あの空気は実写版独自な感じ、いいと思う。
ただ、今回は尺が長い分、原作を膨らませてるわけだが、そのあたりが個人的にはやりすぎたかな?という気もする。
謎は謎のまま、よくわからないものはわからないままに、っていう余白感が削がれたような。
オチきっちりつけないと、みたいな雰囲気で、まああくまで私の好みだが。
でも、テレビ実写版見て気に入った人は見て損はない、と思う。
そーいや、最初パリ行きの前まで露伴書斎にベア水槽があってなんかヒョロ系な生物がいたが、なんだろう?
ウツボ、にしちゃ小さいしウナギ系かなー?
パリから帰ってきたら消えてた・・