浮世絵猫づくし

今日は、まず朝刊の広告にムカつくところからスタート(笑)
っていうのは、移動販売式のペットショップの広告がデデーンとデカく出ていたので。
数日間という短期間、イベントみたいに子犬や子猫を連れてきて、展示販売するというのですが・・・
正直、一番止めて欲しいというか、避けるべき購入方法だと思います。
なにせ、移動業者だから責任の所在もあいまいになりがちだし、フォローの程度も怪しい。
衝動買いを煽るような販売方法だし、思うに繁殖に関してもかなり××な所ではないかな？と。
チワワ5万円、ダックス３万円から、みたいにどこか「安さ」を強調しているところもイヤですね～。
さらに、怪しいのは純血種同士の違う犬種を組み合わせたMIX犬も純血種の子犬と同様に販売しているところ。
「両親のいいところどりで、可愛く個性的。デザイナーズ・ドックと言われ、アメリカでは大流行!!」
・・・って、ホントかよぉ～-_-;;
さらに、「血統書が出る種類もいます」って・・・
自分たちで勝手に、作って登録しているだけじゃないの？最近、そーいう柴犬繁殖業者が詐欺罪で逮捕されましたが。

で、ここから本題(?)
今日は、駿府博物館に「浮世絵猫づくし」展を見に行ってきました、ようやく。
そしたら、前期と後期で一部、展示作品を入れ替えているという事で～っ!!もっと早く行けばよかった・・・

で、江戸から明治あたりの浮世絵、その中でネコが出てくる作品を集めています。
しかし、やはり「ネコ」はでてくるけど、どちらかというと、美人画としての人物の方がメインで、その画面の中にネコもいる、というのが多いですね。
そして、現在の冷静な目(笑）から見ると、そーいうネコは目がぎょろっとしていたりして、あまり可愛くない。
浮世絵の美人が現在の美的感覚からすると「・・・・・・???」と思うのと同じく、かもしれません。
でも、冷静じゃないからいいの(爆）
そして、なぜか描かれているネコは三毛とか白黒ブチが圧倒的に多い。
当時でも、白一色とか黒一色、あるいは縞ネコもいると思うけど、三毛か白黒ブチ、時々白茶ブチが多し。
そして、何故か尾が短いまたはダンゴ状のネコばかりでした。
これは、何故かと想像するに・・・
まず、前者の疑問に対しては、あくまでネコが小道具の一つとして、メインではない描き方の場合、浮世絵は版画であるので、あまりネコに凝りすぎるわけにはいかない、けどある程度「絵」にならねばならない、っていうところで、三毛か白黒ブチというタイプに絞っているのでは？というところかな？
ネコがメインというか、ネコが多数出てくるようなタイプの浮世絵だと、ちゃんと縞柄とかいろんな柄のネコが出て来ておりました。
そして、後者に関しては・・・
「化け猫」と関係あるのかな？と。
展覧会に「化け猫」に関するのもありまして、それを見ると、尻尾が二股に分かれたネコが踊っているシーンが多い。
長くまっすぐなしっぽは、この二股の化け猫を連想させるから、あまり好まれなかったのではないだろうか？と。
写実に重点というよりは、縁起物っぽい雰囲気の絵が多かったので。
わりと、「真面目な日本画・芸術」っていうよりも、庶民的な楽しむ絵、っていう感じが多くて、クスっとさせたり、庶民の生活が垣間見えるようなのが多かったかな？
役者がネコの着ぐるみを持って嫌そーな顔してるのとか。
とかとかと、なかなか面白かったです。
お土産に目録画集も買いました～。
しかし、これだけネコが浮世絵にあるなら、犬、特に狆ならなんかあるのでは？と思って調べましたが、あんまりないみたい、あっても「ヘンな狆」が多いらしい(爆)
で、調べているうちに、「狆は当時、犬ではなく「狆」という種類の動物とされていた。」っていうのがありました。
へぇぇ～!!だから、漢字もどこか妙なのか～。

で、夜には外ネコのボランティアに行くが、そのうちの一匹、いっぷく君の前足がちょっと変だった。
人間の手に当る部分の向きがヘンで、20度くらい外を向いている感じ。
本ネコも、歩く時は痛そうな様子で。
見た目に怪我とか、血が出てるとかはないのですが、ひねったとか打撲とか何かかな～？骨折とかしてないといいのですが。
食欲は充分ありましたが・・・



で、その後は、マイケル・ジャクソンの映画を見てきました～。
マイケル・ジャクソンって言えば、キャプテンEO!!という低レベルな知識の私^_^;
しかし、シャイな観客が多い（らしい）静岡なのに、エンドロールでは拍手とか手拍子まで出るという受けっぷり!!
・・・でも、私はやりませんでしたな～。
確かに、50歳であの動きはスゴイけど、あくまでリハの時点というところもあってか、本気ではない（当然ですが）っていうのが見える、一方、周囲のダンサーは若くてピチピチ、第一級クラスの人たち、しかもその人たちはリハでも120%の力で全力で踊ってるので、なおさらその差が見えてしまうというか。
まーそのうち、映画サイトに感想書きたいとは思っています。

で、大道芸ワールドカップが始まって、パフォーマンスがあちこちで繰り広げられておりました。




でも、個人的に人ごみがスゲー嫌いだし、ずーっと場所取りしてまで待って見る気にもならないので、チラっと横目で見る程度です。
そこまでして見るなら、ボリショイ・サーカス見に行きます(笑)

バーゲンブックフェア

ただいま、神田では古本市が開催中!!という事で、興味は大有りだが、時間が取れない!!ので、地元で開催されていたバーゲンブックフェアを覗いてきました。
規模的にはそれほど大きくありませんが、本屋とか図書館に行くとついついグルグル徘徊し続けて長居をしてしまう私でありました。
で、購入したのが、写真のネコ絵本2冊と天王寺動物園の写真集。
どれも大体60%くらいの値引きかな？
ネコ絵本は、手のひらサイズの本で、絵本は絵本でも結構リアルですがカントリー調でもあり、子供よりも大人向けですね～。
著者はマザーグース本の絵も描いた人、という事で、言われてみればなるほど、という感じのタッチです。
2種類しかなかったのですが、本来は5冊セット。
それぞれ、主人公のネコが異なるようです。
三毛猫とアビシニアン、ペルシャ、シャム、黒猫、という風らしい。
で、「クモネコ」は、三毛猫のお嬢さんが「自分がクモ（虫の方のね）になったら・・・」と想像する話。
「カニネコ」は、カニになったら・・・という話です。
どちらも、わりと楽しい事というか、そーいう事ばかり想像して、大変な事態(大雨とか、大波に流させるとか）に陥りそうなその前に、さっさとネコに戻るところがまさしくネコ的(爆)
さて、このフェアは古本じゃなくて新古本、新品の本だけど売れ残った本で再販がない予定の本を値引き販売、という事らしい。
しかし、この本とか初版が2006年発行でわりとまだまだ新しいのに、もう絶版が決まりなのだろうか？
amazonとかでは、取り寄せ期間が長くかかるようだが、一応購入可みたいですが。
うーむ、いつまでもあると思うな、金と本!!
他にも、犬種占いとかみたいな流行モノの本もあったし、映画「ライラの冒険」のダイモン占い本なんか山積みでありました。映画だけじゃなくて本も売れなかったのねぇ・・・
手芸とかの本も多かったし、昭和史のDVDとかもありました。
辞典もちょいとあって、英和とかもあったけど、仏和とか西和とかもあったので、露日とか（日露でも可）があったら欲しいなぁ～（辞書って高いからね^_^;）と思ったけど、やはりなかった～。

世間はワナだらけ

ここんとこ、ニュースなどでも話題殺到!!の結婚詐欺容疑で逮捕の34歳女性の周囲で、知人男性が次々と謎の死・・・という話・・・
恐いですねぇ～>_<
時々、見に行く、とある、特殊な(?)殺人事件の事例を集めたサイトがあるのですが、そこの「営利殺人」の事例を思い浮かべてしまったよぉ～・・・
大体、海外でちょいと昔の事件の例が多いのですが、日本もこれに負けず劣らずの事件が出てくるようになってしまったのかのぉ・・・
（なんでそんなサイトを見に行くかというと、そーいう特殊な事件ってそれをネタに映画化されたり映画のエピソードとして出てきたりする事が多いんですね。最近だとイーストウッド監督アンジェリーナ・ジョリィ主演の『チェンジリング』とか）
でもまぁ、結婚詐欺自体は日本でも昔からあるわけだし、昔は「結婚相談所」でカモを探して主に男性が詐欺をするケースが多かったけど、今ではネットの同様サイトでカモを探すんですねぇ。
そういうところに登録する人は、最初から結婚が目標なので、どうしてもつい「急いで」しまうのかもしれませんねぇ～。
これから、ワイドショーやスポーツ新聞で「のりピー」に続く、TOPネタとなっていくのではないでしょうか??
でもって、つい好奇心から8月に亡くなった男性のブログを見に行きました・・・
が、泣けますT^T
真面目で、誠実な人柄と、本当に結婚に向けての幸せと期待が満ちている記事で、その数時間後にお亡くなりになってしまっているとは・・・
ううう、でも、もし私が死亡して、特になんかの事件に巻き込まれて死亡した場合はこのブログは削除してね(爆)
で、直接関係ないのですが、最近、携帯チャットで「テルミン」というサイトがあるらしい。
男女それぞれメンバーとして登録し、互いにお喋りしたりメールしたり、とかとか。まぁ、直接出会うか出会わないかは本人交渉らしいけど。
アダルトな会話もOK!!という事で、そのサイトの男性向けの宣伝を見てたりすると、ちょーっとヘコみますねぇ・・・
なんで、『テルミン』の名をつけるのかな～っ!!!(怒)
「マトリョミン」みたいに、登録商標(?)にしちゃえば、そーいう事はないのでしょうが、でもそもそも、人名だしね～「テルミン」って。
そして、そのチャット「テルミン」の女性メンバー募集によると、時給5000円以上稼げる!!とな!!なお怒りっ!!(爆)

と、ヘンな話題ばかりでもなんなので・・・
私は朝食はいつもパンとコーヒーでございます。ベーグルが多いです。
で、うちの千波君(狆・7歳）はパンが好きなんですね～。
人間の食べ物はあまり興味を示さないのですが、パンとヨーグルトだけは欲しがるのです。
でも、欲しがると言ってもキャンキャン鳴いたり、とか首を出してきたり、っていう事はなくて、じーっとひたすら黙って見つめている・・・(爆)
今朝なんか、アホウドリ通信（鳥島のアホウドリの経過報告レポート）を読みながら食べていたら、、ついうっかり全部食べてしまっていまして、ふと気づくと1ｍくらい離れたところから、じーっと恨めしげに見つめている視線が痛い(爆)
で、ちょっとだけちぎって、あげるとバクっと一口では食べずに、ちょっと離れた場所に持っていってチマチマとハグハグ食べてるところが可愛いのだ～（親バカ^_^;）
で、普通の犬ごはんよりもパンの方が好きなので、もらえる可能性がある間は自分のごはんは放置して、ひたすらじーっと待っているわけなんです。
しかし、その放置の犬ごはんにネコが近寄ると、「ガウガウガウ!!（それはボクのごはんなのだ～っ!!）」と威嚇しているところがまた笑える。
早よ、喰えよぉ～とつっこみを入れること、必須でございます。

冬、近し

段々と寒くなって参りました。
我家のハナガメのニコちゃん・本名ニコライ・テスラちゃん在住の水槽というか押入れ用衣装ケースにも、先日からヒーターを導入しました。
で、今朝覗いたら、ヒーターの上に手と胸(?)をかけてました。
やはり、あったかい方が好きらしい、と、そりゃそうだ。
ニコちゃんが我家にやってきて、約1年半くらいになりますが、てっきりオスだと思っていたのですが、実はメスかもしれません^_^;
まーそしたら、名前をニコール・テスラにすればいっか(爆）
どっちにしてもニコちゃんだしさ。
ニコちゃんの故郷は、中国南部からベトナムあたりの温帯地域で、日本の冬はちょいとキツイのでヒーターを入れてます。
あとは、紫外線灯も新しく買い換えないとならんのですが、一度せっかくなので(?)は虫類専門ショップに行って買ってみようか～と思うものの、地元にはないんですよね～。
なんでも、毎年7月あたりに、なぜか全国レベルの爬虫類展が地元で開催されているんですが、うっかり今年も行きそびれてしまった・・・
知る人ぞ知る、っていう感じのイベントなんだもんなぁ～。
まぁ他にも県内にはあるので、何かのついでにとかと思って調べてみたら、こういうお店ってなぜかお昼とか午後から夜の結構遅い時間が営業時間っていう事が多いです。
うーむ、客層の感じが夜重点なのだろうか??キノコが目印の○○書店と同じく(爆←超ローカルネタ）

で、カメとも爬虫類とも関係ないけど、通勤経路途中で毎日通っているとある動物病院、本日帰り道チラッと見たら、カウンターの上にデデーンと水槽が乗っていた!!
・・・という事は、スナネズミの赤ちゃんがデビューですね!!
（院長先生のブログによると、先月自宅でスナネズミの赤ちゃんが生まれたそうだ。）
うう、用事がなくても見に行きたい(笑)
そーいや、私の家のわりと近くのペットショップに、「来店してくれた犬・猫のスナップ写真集」のコーナーがあって、先日チラッと見たら、その中にボルゾイの写真があったので、おぉ珍しい～っ!!と思ったら、同じくそこの動物病院の看板ワンコでありました(笑)
ボルゾイはロシアが原産で、貴族や皇帝に愛されていた犬・・・なので、ロシア革命後は、忌むべき象徴として、沢山殺されてしまったそうでT^T
犬には関係ないのにねぇ・・・
で、現在のボルゾイは、それ以前にイギリスに渡った犬達の子孫なんだそうです。
中国原産のシーズーも同じような感じで、秦王朝消滅後は迫害されてほとんど国内から消滅したのだけど、イギリスに渡っていたシーズーたちがその血統を受け継いで現在に至る、という事らしいし、我家の千波君・狆も、日本で人気がなくて数を減らしてもイギリスの愛好家がその正当な系統を維持していたらしいです。
・・・イギリス人って犬の対する情熱がすごいんですねぇ～!!
あ、そーいやロシアの本屋で立ち読みした(笑)犬図鑑にも、ちゃんと「狆」載ってましたよ～「Японский　Тин」（イポーンスキィ・チン）と言うそうな。

静岡アートギャラリー

あー眠い・・・頭が痛い・・・
昨日、夜に仕事で呼ばれて丑三つ時に帰宅して、それから寝て、朝から普通にまた仕事なので、３時間しか寝てない・・・
今日こそは早く寝よう・・・と思いきや、今日はイタレンジャーの日ではないですか!!
ううう、でもやはり再放送を見る事にして寝よう・・・-_-;

で、先日知ったのですが、静岡アートギャラリーが、閉館してしまうらしい・・・
がーんっ!!
とか言っても、まぁ一年に一回行くか？行かないか？なんだけどね。
ここ、駅からすぐ近いし、わりと空いてるし（だから閉鎖なのかも・・・）わりと好きだったんですがね～、日露交流の歴史とかの展示もしてくれたりして。
テルミンの生演奏会とかもやってくれたりして。
まぁ、市内には県立の美術館とかもあったりするんで、そっちに行けば？っていうのもありだけど、ちょっと場所が遠いというか、「よし!!今日は美術館へ行くぞ！」と決意(?)して行く感じのところなんですよね～。
その点、アートギャラリーは、「何だか時間が空いたからちょっとよってみようか～」という感じ。
もちろん、目的を持ってそのために、美術館へ行くっていうのも全然悪くないし、それはそれで楽しみだけど、ふらっと気まぐれに見るっていうそういう場所もあって欲しいんだよね～。
でもまあ、アートギャラリーは駅のほんとすぐのところだし、そうなるとお家賃とか高そうだし(笑)あんまり儲けにはならないよーな雰囲気だし（独断）この不景気だし、仕方ないのかな～と思っていたら、今度別の場所だけどやはり駅のすぐ近くに「市の美術館」として再出発(?)するらしいです。
ちょっと、よかったよかった、とホッとしてました。
しかし、その前に、駿府博物館の、猫の浮世絵展を見に行かねば～っ!!
もうじき、終了してしまうし!!
ところで、美術館とかに行くと、時々音声ガイドというのがあって、500円くらいで器械を借りて、その解説を聞きながら絵とかの展示を見て回る、というやつですが。
私は、これがわりと好きで、あるとほぼ必ず借りるのです(笑)
でも、最近とある人が書いていた文章に、そーいう押し付けの解説聞きながら芸術作品を見るのはいかん!!みたいな事が書いてありました。
余計な解説、思い込み、先入観を与えられるだけだ、っていう事で、自分の自分ならではの感性で、どうそれを見るかが阻害される、っていう事らしい。
まぁ、それもありと思うけど、まぁその人がそれだけ豊かな自分の中に感性なり知識なりを持っていればいいけど、それが不足している人間に関しては、とてもためになるというか、参考になるんだよね～。
絵ならその絵についてとか、画家に関して一方的な説明というだけでなく、その絵が描かれた時代背景、とか描いていた画家の当時の環境、状況とかの裏ネタ的な話もあったりするので、素の自分が見て単純に素の(勝手な)思いを抱くのとはまた違う見方が出来て、それはそれで面白いと思うのですがね～。
それを全て、信実それが全てだ、と疑いなく受け入れるわけじゃないしね（というかすぐ忘れるし^_^;）
それに、大体そういう解説を利用するのは、興味はあるけど初心者・入門者的な人が多いと思うので、そういう人をこれからもっとでぃーぷな(爆)世界に引き込む、面白さを伝えるというのか、そういう役割も担えると思うのですがねぇ～。
ま、その上記の文を書いてる人はインテリっぽい層の人なので、そーいう人は知識が十分なので、わざわざ教えてもらうまでもないんでしょね～。
でも、その中で「TVの野球中継は音声を消して見る」っていう一文は、ちょっと判る^_^;
（私の場合はサッカー中継だけどね～。日本代表みたいな視聴率取れそうなゲームだと、全然サッカーのサの字も知らないような芸能人をネームバリューだけでゲストとして呼んできて、ネタを振ってもなんとも気の抜けた答えしかしない、出来ないのを聞かされてイライラするっていうのはよく判る/笑）

今日の写真は、通りすがりの店先でみかけた三毛猫さん。