ついに本日は2016年最終日です。
なんか、街がすごい閑散としてました。
お店が、いつもより早く店じまいしてるのもあるけどねぇ。
道行く人も数少ないし。
皆、家で紅白みる準備でもしてるのかねぇ?
私は子供の時以来、ずっと紅白見てないなあそういえば。
小学生くらいまで、だったかなあ。
今年も、もちろんみませんよ~、テレビ自体見ないけど。
でもって、今日のねこあつめ。
お嬢様と執事さんキタ━(゚∀゚)━!
これで、あときてないのはカフェさんだけです。
で、ようやくたてじまさんが宝物のサインボールくれました。
40回目くらいでようやく!です。
お嬢様と執事さんキタ━(゚∀゚)━!
これで、あときてないのはカフェさんだけです。
で、ようやくたてじまさんが宝物のサインボールくれました。
40回目くらいでようやく!です。
で、昨日これ見てきました。
映画『この世界の片隅に』予告編
ちまたでは「君の名は。」がジブリの後継的に見られていますが、私的には、この「この世界・・・」こそがジブリの後継的な作品だと思います。
いや、元々は予告は数回見ていまして、それで「戦時の庶民の話」だったのであんまり見る気無かったんですよ、実は。
この手のやつって「火垂るの墓」で嫌気がさしているっていうかね~
とにかく「かわいそう(特に子供が)」っていうのをあんまり見たくなかったんだよね。
でも、ちまたの評判、私の周囲の映画仲間や先輩の皆さんがほぼ口を揃えて絶賛してるので見てきたわけだ。
そしたら、なるほど!いい映画でした。
確かに、空襲とか戦争の悲惨さは描いているんだけど、それだけじゃないんだよね~。
あくまで「普通の生活」を送る大切さ、普通でいる事の尊さ、ありがたさを描いている作品でした。
物質的な事だけではなくて、精神的な面でも。
ユーミンの「卒業写真」って歌がありますが・・・
『人ごみに流されて~変わっていく私を~
あなたは変わらないで、あなたは私の青春そのもの~』みたいな歌詞があるんだけど、まさしくこの映画の主人公の立ち位置が、この「そのままで変わらないでいる人」なんだよね~
置かれたその場で咲きなさい(この著者の先生もつい先日お亡くなりになられたそうで・・・合掌)的なキャラというか。
のんびり、ぼーっとしていて天然なんだけど、だからこそ「変わらない、当たり前」の象徴的なキャラ。
なんか、どっかで見たよなぁ、こーいうキャラ・・・ってずっと考えていましたが、判りましたっ!!!
「ヘタリア」の北イタリアのヴェネチアーノだよ、この子(爆)
そうすると、彼女の義姉はイギリス、彼女の旦那はドイツって感じだな(爆)
日本はリンさんか?
次第にモノ不足で苦しくなるし、毎日空襲だし、大切な人を失い、大怪我を負い・・・
という中でも、主人公は基本的にそれまでと同じ「当たり前」「普通」を貫くんだよね、それも自覚なく天然的に。
でも、そこにぶれがないところがよろしいでございます。
原作は漫画みたいだけど、きっと複数のエピソードがあって、主人公も何人かいる中から、このすずさんを選んで映画にしたのかな?とも思いましたね。
すずちゃんのほっぺの柔らかさ、彼女の目を通してみる世界は絵画的になってるところもアニメ的に良かったかなぁ、と思いました(彼女は絵が好きでまた上手いのだ)
いろいろお騒がせだったのんさんが、すずの声をしていますが、これがまたぴったりでしたなぁ。
確かに可哀想なところもある話ではあるが、それ以上に様々な事が、映画内だけではなく、現実のこの世界が愛おしくなるような映画でした。
今年のベストアニメ映画、でしょうね~