静岡市では今日からお祭りです、まぁ関係ないけど(苦笑)
桜もなんとか持ちそうでなによりでした、まぁ関係ないけど。
で、先日見てきました
マーベルの「ブラックパンサー」
キャプテンアメリカ・ウィンターソルジャーに出てきました、アフリカのワカンダという国の王子様ティ・チャラが主演です。
予告からして「アベンジャーシリーズにつながる・・」とかと、この映画で宣伝するのではなく、アベンジャーズとのつながりを強調するような感じで、「アイアンマン」や「キャプテンアメリカ」シリーズなんかと比較すると、これ単体では「弱い」と見越しての宣伝かね~?と、勘繰ったりしていましたが、結構日本でも好評だったようで、興行成績。
アメリカでは、かなり社会的現象にまでなった映画らしいよ~
ティ・チャラはワカンダつう国の王子なんだけど、お父さんの国王がウィンターソルジャーの暴走でお亡くなりになり、その後をついで国王になるんだけど、それにはいろいろ儀式やら隠された秘密やらがあって・・・という感じ。
一部韓国が舞台にもなるんだが、基本はワカンダ=アフリカの国っていう設定なので、出てくるのもほとんどが黒人俳優さんたち。
美術とか音楽にしても「アフリカ」を感じさせるモノになっておりました。
私は日本人で、ちょっとそういう黒人差別とかには鈍感なんで、もしかして以降の文章にそういった「差別」的な文章が出てきたら申し訳ありません、そういった差別意図はありません。
で思ったのは、これは新しい体系化された「アフリカ神話」が存在したとしたら、こんな感じになるのかな?っていう事。
「マイティソー」シリーズが北欧のアスガルドの神話をモチーフにしている、っていうのに対する感じで、もしアフリカの黒人の神話体系が我々、ハリウッド娯楽映画を見ているような人々にも受け入れやすいように作られていたとしたらこんな風になったんじゃないかな~?っていう。
まぁ、私自身アフリカの神話伝説に詳しくないし、そもそもアフリカ自体にも詳しくはないし、アフリカにある国々をどれくらい各個に個別に知ってるか?とかって言われたら・・・正直、見分けつきませんっていう感じ。
でも、それを全体に「アフリカ」っていう一括りで見て、そこにギリシャ神話とか北欧神話のような、体系化された神々とかの系譜とかがあるとしたら、こんなになるんかいなぁ~?
とか、アフリカ大陸は資源が豊富にあるわけだけど、それは諸外国に「資源」として輸出されるだけで、自分たちがそれを活用して何か技術なり産業なりを生み出すっていうのはあまり無かった(ように思う)が、もしそうなっていたとしたら???
そしたら、この映画のワカンダみたいないわゆる先進諸国に引けをとらない、かつ独自色の強い文明が出来てたんじゃないか?
その「もし」を具体的にイメージ化として見せたのがこの映画だったんじゃないかな?って思ったり。
今までのハリウッド娯楽映画だと、黒人的役割ってあくまで白人の中での、白人に対して、とかっていう見方的な作品が多いのに比べて、この作品はほぼ黒人、っていうところに新たなハリウッド娯楽の潮流を感じられるところが「社会的現象」となった、ってとこでしょうか?
で、途中に闇取引の場所みたいな感じで韓国が出てくるんだけど、今はアジア的イメージっていうとやはり日本じゃなくて中国とか韓国になるのかなぁ?
まぁ、日本だとそのアジアの雑多性というか迷宮みたいな感じがあんまり出てこないのかもねぇ。
整いすぎててアメリカとかの小さい版的な街、って感じであんまり映像としては面白くないのかな?
それとも、単純に映画ロケがいろいろ制約が出てきて大変だとか??
アベンジャーズの中にもしアジア系ヒーロー(ヒロイン)が出てくるとしたら、それは日本じゃなくて中国人とか韓国人になってしまうんでしょうかねぇ?
とかと思ってちょっと調べたら、結構アベンジャーズ、っていうよりもキャプテン・アメリカシリーズと日本では黒歴史があるみたいで^_^;
っていうのは、キャプテンアメリカは第二次世界大戦での強いアメリカの象徴でもあるキャラクターで、第二次世界大戦でアメリカの敵国といえば日本・・・
ってわけで、キャプテン・アメリカは結構日本兵(もちろん悪役)をボコボコにしてたとかっていう経緯もあるらしいです^_^;
まぁ、今の日本でアメリカに対してあからさまな敵意とかを示す人はあんまりいないけど、やはり娯楽といえども、いや娯楽だからか、時代の流れとか時代性がモロに出てるもんなんだな~って思ったりしてね。
ちなみに、私のアベンジャーズキャラの中での推しは、ソーなんですが(第一印象がロード・オブ・ザ・リングのボロミアに似てたから^_^;)
髪切っちゃったら、なんか他のキャラと見分けつかなくなりましたなぁ~^_^;;