私は読んだことなかったが、セクシー田中さんという漫画の作者さんがお亡くなりになったそうで。
自身の漫画が実写ドラマ化されて、原作に忠実に、と注文をつけた上でのドラマ化だったのに原作者視点からはかなりの改悪を感じ、ついに自分で脚本を書く!まで行ったが、ドラマ版だけをみていた人からするとその脚本展開が唐突に感じた人もいて、原作者が制作側との行き違いトラブルをXで暴露、したあたりをYahooニュースで読んだその後すぐに作者の訃報を・・
実際にそのX直接読んだわけじゃないし、それに対するコメントとかもわからないが、なんか『推しの子』にそんな話あったなー、と。
推しの子では、マンガをドラマ化とか舞台化とか出てくるんだが、ドラマ製作側の原作よりも出演アイドルを売らんがための作り、とか原作者ゆえにこだわり強すぎて、2Dと3D感の違い、第三者視点が失われがち、とかしつつもお互いぶつかり合いなんとか成功する、って話でありましたが。
漫画家ってやはりアーティスト的な面が大きいからなあ〜、鳥山明さんみたいに精神的に強い人ばかりでもないのであろう・・
(ハリウッド実写版ドラゴンボールの最初画面に出てくる鳥山明氏の大人なコメントは必読!である)
原作とドラマ、映画、アニメは別物、ってよく言われはするが、やはり原作者にとっては作品は自分の子みたいなもんだから、それを自分の意と反するモノに改悪されるのは許せない!・・んであろうが・・
ご冥福をお祈りします・・
しかもセクシー田中さん、って完結してないらしいし・・
で、そーいう話題から、原作ファンも納得!な実写版、って事で一番に上がるのが『岸辺露伴は動かない』シリーズ!
そりゃ、確かに。
私的には『めんつゆ一人飯』もかなり良かったと思う。
のだめカンタービレも、マンガの方が良いがドラマ版もちょっと路線を変えて良くやってたと思うなー。
まあ反面、ダメな実写化の方が圧倒的に多いのも事実だよねー^_^;;;
伝説のデビルマンとか、ドラゴンボールも酷かったし、聖闘士星矢も褒められたモノではない。
逃げるは恥だが役に立つ、なんかはマンガしか読んでないけど多分実写化向き、つうより実写的なラブコメをマンガ化したような感じだし。
ちひろさんも、原作とは結構違ってるが、まあ映画は映画なりにまとまっていたなあ、とか。
で、マンガが実写化された一覧を流し見してたら『君たちはまだ長いトンネルの中』があって、あ!そーいやあれもマンガ原作だったな、全然違うがこれはいい意味で違う。マンガはマンガならでは、実写映画では実写ならでは、のドラマの描き方で。
誰かが、マンガの実写化はそれを映像化というよりも翻訳である、って書いてて、なるほどなー、と思いました。
確かに成功している、と思う実写版は原作通りだからすごい、というよりマンガならではの演出を実写に違和感なく落とし込んでるからすごい、って方が多いからなあ。
マンガなら多少無理も通るが、実写ではそれなりにマンガ以上に説得力が必要となり、それをどう落とし込めるか?が成功と評価されるかの鍵かもしれんねー。
ゴールデンカムイ映画、結構評判いいみたいねー、私は多分みないけど。
なんとなくるろうに剣心っぽいなー(実写)と、勝手に思ってますが。