УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

【ポスクロ】送ってみた・121

2015-10-31 19:23:53 | ポスクロ
今日は、ハッピー・ハロウィーン♪なんですが、ここ一週間、いろんなお店やとかで「ハロウィン関連商品大幅割引っ!!」とかというのに、時の無情を感じるのであった・・・
そーいや、某有名人がハロウィンの日本での盛り上がりに「そもそも子どもが仮装するイベントで、大人がコスプレして我が物顔で練り歩くものじゃないですよね?」とかとツィートしていたそうですが・・・
まー、そんな事言ったら、日本のクリスマスはどうなるねんっ!?
と、つっこみを入れたい私でありました(爆)
本来、異教徒のお祭りをイベント的にキリスト教世界が取り入れたモノなんだからさ、それを日本風にさらに変革するのもあり、とも思うんだよね、私としては。
まぁ、自分でやろうとは思わんが(爆)
それに、ハロウィンの日本的盛り上がりの主役は、徐々に本来の子どもコスプレに移行しつつあると思いますねぇ。
一部の特殊な大人のための仲間意識を強める的イベントから、もっと一般的なファミリー向けイベントに変化しつつあるのだと思います、ハロウィンって。
まー、私には関係ないけどな(爆)

で、最近出したポスクロです。


ご当地希望の、韓国の女子へ~。
2ちゃんとかで見ると、日本のご当地くれくれという外国人に対して冷淡な意見が多いですな。
まぁ、わからんでもないけど、まぁそれほど露骨でもなく「できたら欲しい」という方には、私は送るようにしております。
そんだけ、日本のモノがデザインやアイディアが評価されているっていうのはうれしい事だしね~。
まぁ、あんまり強制チックにしてくる人には困りますがね~。


おまけで、ハロウィン限定ポスト型カード。
あと、お菓子が好きって事なので、静岡名物茶飴も送ったよ~。




切り絵のクレマチスはドイツの女性へ。
特に希望が無いって言う事で、お花好きそうなのでこれです。
しかし、知らんかったが、私はテッセン=クレマチスだと思っていたけど、実は完全に=ではないそうな・・・
クレマチスの一部がテッセンっていう事だったか、いや逆だったか??
まあどっちだか忘れたが、とりあえず説明が大変なので(←オイ)テッセン=クレマチスという事で、説明を書いておきました。
日本語では鉄のワイヤーという意味の花です、っていう感じで。




これは、ボストン在住の女性へ。
女性なんだけど、結構テツらしい^_^;Nゲージとか書いてあるもんなぁ、プロフィールに・・・
というわけなんで、北海道のSLです。
「静岡にも一路線だけSLが走っています。小学生の時に一度、私も乗りました。
そして、この路線は日本で唯一の現存するアプト式鉄道なんです(たしか)
 なので、全国の鉄道ファンにも有名な路線です。」
みたいな事を書きました。
しかし、SLはやはり乗るよりも、外から見ている方がいいような気がするなぁ~・・・


切手収集もされているとの事なので、おまけで古切手もつけたので封筒で送りました。


駿河湾富士山は、香港の女子へ。
まだ、日本からの受け取りは未です。
山登りも趣味だというので、本文には富士山の事ではなくて、この写真の撮影地である「発端丈山」の事を書きました。
この山なら、私も登った事あるからな~^_^;




ナイトメアのジャックは、プエルトリコの女性へ。
前回送ったのが残念ながら届かなかったので、送り直しです。
ハロウィンカード大歓迎!って事なんで、これね~。
さてさて、今回無事届くであろうか??

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『ギャラクシー街道』

2015-10-30 22:28:51 | 映画
今日は、三谷監督の「ギャラクシー街道」を見てきましたが、配給が東宝のせいか、かかっていた予告の90%が邦画っていう感じ。
唯一の洋画予告が「SW」でございましたなぁ~。
で、その邦画の数作のうち、漫画原作の映画化がほーんと多いねぇ!!
今、邦画のどのくらいが漫画原作モノなんだろうか?
どっかのニュースで、海外の映画界でも日本の漫画の動きにはかなり興味を持っていて、面白そうなのは映画化したい!と、虎視眈々と狙っているとか。
これだけCGとかVFXが普及したので、「漫画チック」な、現実では不可能なありえない世界、表現も映像化が不可能ではなくなってきた!っていうのも多いだろうねぇ。

で、今日見てきたのは「ギャラクシー街道」であったわけですが・・・

「ギャラクシー街道」予告


まぁ、私も三谷監督作品を昔から全部見ている!っていうわけでもないので、そう偉そうに語るまでは知らんのですが・・・
今回は、マレにみるグタグタ映画でしたね~、いやホントに。
確かに、最近の映画は、どちらかというとグタッというか気の抜けた傾向の作品が多くはなってきたけど、それはそれなりに肩の力を抜いて楽しめるっていう感じだったけど、今回はいやぁ、抜きすぎっていうか滑ってる・・・^_^;
これだけある程度、知名度もあり、監督の名前で役者も客も呼べる人であるからっていうのもあるかもしれませんが・・・
「そろそろ、再び『本気』を出してみませんか?監督っ!?」って、何回か言いたくなりましたねぇ。
なんつうか、クスッと笑う中にピリッと刺激があって、そしてホロッとさせる、そういうのが無い、無くなってきてるんですなぁ、三谷監督・・・
なんか、どんどん出がらしになってきている感じ・・・
ネームバリューがある事が、完全にマイナスに働いているっていうか、もう一度初心に帰って、時間かかってもいいから真面目に創作してください、って言いたいねぇ。
いや、あるいはどんなに天才で底が見えないほどの創作アイディアにあふれているように見える人でも、いつかは「何もなくなってしまう」のであろうか・・・?
何もアイディアが浮かばず、何も書けなくなる、いわゆる「スランプ」的なモノがやってくるのであろうか?
監督、大丈夫かっ!?、と心配したくなるっていうか・・・
ユル傾向の作品は、もうかなり食傷気味なほどに作ったと思うので(というか観客としてはそう思う)そろそろ、一発「ピリッ」とした作品も見てみたいでございます・・・
と、なんかお気楽な勝手な感想書くのすら、なんか苦痛っていうか大変なこの映画でございましたなあ・・・
あ、でも前作の「清洲会議」はわりと好き(笑)
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【ポスクロ】やってきました・100

2015-10-29 21:29:34 | ポスクロ
地元新聞の朝刊で連載中の時代小説の「徳川家康」ついに、今川義元が桶狭間で織田信長に討ち取られてしまいましたT^T
しかし、やはり最期の様子は・・・
「輿から降りて逃げようとしたが、泥に足を取られ逃げ切れず討たれてしまった。」的な、なーんかなぁ・・・という最期でしたT^T
まぁ、主人公家康くんだしさ~、義元はまぁそーいう役柄なんでしょうなぁ~、シクシクシク。


こちらは、ドイツのバイエルンより。
1902年の絵本からのカードのようです。
誤配達を指摘された郵便猫のようにも見えますが、果たして真実は???
送り主は女性で、二匹のマッドな猫と暮らしているそうな~。


プレッチェルとハートは切手じゃなくてシールなんだけど、それを狙ったように消印押してあるように見えるねぇ。



こちらは、ドイツ中央部にお住まいのマスキングテープがお好きだという女性より。
すごくリアルクマだけど、ポーズは意図的なのですが・・・
リアルクマの着ぐるみなんでしょうかねぇ~?
しかし、シルエットというか体型もリアルクマなんで、もし着ぐるみだとしたら、この中の人もかなり大変そうな気がします。
しかり、リアルクマだとしたら、どうみても「狙ってる」的このポーズ、シチュエーションを取れるのだろうか?謎だ。




こちらは、ロシアのサンクトペテルブルグにお住まいの男の子のお母さん、でも、美女!!
アムールヒョウかなぁ?
アムールヒョウはかなり絶滅寸前の種で、プーチン大統領も保護の声をあげているという話をどっかで聞いたなぁ。
私も、WWFの寄付で、寄付金指定動物としてアムールヒョウを指定した事があります。
猫とネズミをロシア語で紹介してくださいました。




ハリネズミは、ロシアのサンクトペテルブルグよりちょい北方にお住まいの多分、美女!(笑)
「あなたが喜んでくれるとうれしい」と、簡単な文章だけでしたが、ちゃんと私のリクエスト「あなたの国の(特に野生)動物」のリクエストに沿ったカードを下さいました。そして、切手も~!
しかし、ハリネズミ、日本のペットショップでもわりとよく見かけるようになったけど、なんかそれに比べるとガングロ!ですな(爆)




最後は、台湾から。台北にお住まいの女の子から。
日本語も交えた文章を書いてきて下さいました。
最近好きな歌は「君がくれた夏」なんだそうです。
これは、台湾にある昔ながらの道なんだそうで、「千と千尋の神隠し」でモデルとなった場所だそうです。
確かに、冒頭というか、千尋と両親が紛れ込んだトンネルの先の街がこんな感じでしたね~。
宮崎監督がここを訪ねてきて、スケッチしていったそうですよ~。
きっと、こーいうところにはネコがいるに違いないっ!!という目で見てしまう私です(爆)

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【ポスクロ】やってきました・99

2015-10-28 18:07:38 | ポスクロ
ポスクロの方は、まだまだ流れはスムーズ・・・とは言えないものの、少しづつ以前状態に戻りつつあるかなぁ?という感じです。
大体、一日1通くらい出して、一日1,2通届くっていう感じ。
そういえば、先日ドイツから4日っ!!で届いたっ!!
は、早いっ!!最短記録だと思う。


こちらは、オーストラリアのメルボルンにお住まいの女性より。
「テルミン知ってるよ!『Dr.Who』のでしょ?」という事を書いて下さいました。
Dr.Who、って結構好きな人が多いようですよね、日本ではどの程度知名度があるのかよくわからんが・・・
というか、私もポスクロ始めるまで知らんかったけど^_^;
でもって、Youtubeで、Dr.Whoのテーマ曲を調べてみたんだけど・・・
なんか、これって長寿シリーズのようで、すごい数が出てきてしまったので諦めました^_^;
で、カードの方はオーストラリアのタスマニア島だけに現在生息しているタルマニアデビルでございます。
数年前に、デビルたちの間で接触性の致死性ウイルス感染が蔓延して、かなりの個体が死亡したというニュースで気になっておりましたが・・・
まだ、その脅威は去っていないそうでT^T




こちらは、切手と消印はモナコなんですが、送り主はイタリアの方で、住所がそのモナコのすぐお隣!っていう感じなんだよね。
旅行でモナコに行った、というよりもたまたま外出したモナコのポストから出した、という感じなんでしょうか?
かっこよく「格言」的な事を書いてくださってました。
多分「風と共に去りぬ」的な事だと思う(←オイ)
耳がたまらんですねぇ~




こちらは、マレーシアからいただきましたが、送り主はインドネシアの男性。
グラフィックデザインとか写真をやってるプロの方だそうで。
このカードも自作写真ですが、単に自分で作ったんじゃなくてちゃんとポストカード仕様でかなり本格的な作りです。
故郷の写真だよ、って事なのでインドネシアなんでしょうな。
なんとなく、インドネシアっていうとジャングル?っていうイメージがあるけど、こういう草原的とこもあるのねぇ。
もしかして、開発後の山かもしれんが・・・




こちらは、アメリカのサクラメントの小学校のクラスでやってる皆さんより。
書いてくれたのは、そのうちの1人の男の子みたいですね~。
過去、こういうクラスでやってますというグループに送った事は数回あるけど、もらったのは初めてかな?
このKeep Calmのカードってシリーズなのか、いろんなパターンを見かけますが、これを集めてる!という人も多いみたいです。
意味は「冷静に、それから●●しよう」っていうパターン。
元は、なんでも第二次世界大戦のイギリス政府の戦意高揚ポスターから、らしいですよ。
これも、どちらかといえば皮肉からなんでしょうなぁ。




こちらは、中国から?と、思ったらドイツからでした。
ドイツのハノーバーにお住まいの、生まれは中国という方より。
里帰りした時に中国で買ってきたカードなのかも。
線香モクモクですな~。
そういえば、お寺では時々こーいう線香モクモクしているところがあるけど、神社ってあんまりないねぇ。
まあ、探せばあるのか?
中国は線香もいろんな色があるのねぇ~。

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『黒博物館 ゴースト&レディ』

2015-10-27 21:03:27 | 日記
↑ 大きいカズオ先生と小さいカズオ先生・・・
(元ネタ)中村猫整体院


今日は、最近読んだマンガの感想です。


黒博物館 ゴースト&レディ 上
 
黒博物館 ゴースト&レディ 下

最近、あんまりマンガも読んでいない私ですが、それでも「この人の描いたのの新刊が出ていたら、問答無用ですぐレジに持っていく」という作家さん、そのお1人が、この作者「藤田和日朗」さんですな。
代表作は「うしおととら」「からくりサーカス」等々。
どの作品も大好きです。
ジャンルとしては、少年漫画で、しかも直球的な主人公と直球的な物語に一見感じられますが、なんかそれだけ、じゃないんだよねぇ、この人の。
直球、っていうのは、主人公がわりと正義感の強い直情型でワンパク型で誰にでも好かれそう、っていう感じで(あ、でもからくりの勝はそうでもないか、でもこれ勝と鳴海としろがねのトリプルヒーローっていう感じの話だからなぁ)そしてテーマも「努力、友情、勝利」的な感じが結果だけ見ればしない気もないんだけど、読んでる最中はそんな予定調和的なラストを全く感じさせられず、主人公たちの危機に一緒におののき、一緒に頑張ろうっていう気になって、ラストは爽やかな感じ・・・に浸るんだよねぇ。
そういう展開っていうのがわかっていながら、引き込まれるっていうのか、そうなるのが予定調和では決してなくて、主人公たちの努力と心意気、諦めない気持ち、そういった「正」のエネルギーが満ち溢れている感じの作品なんですな。
そして、それがイヤミでもわざとらしくもない、っていう。

で、この「黒博物館」は、少年誌ではなくてもう少し大人向け連載だったらしいけど、私はいきなり一気にまとめて読みましたが・・・
あぁ、まとめて読んで良かったよぉ~!、と思う(笑)
これが、途中までだったら、それこそ「待てねーよっ!!!」っていう感じ^_^;
黒博物館とは、ロンドン警視庁の犯罪資料館で、ゴースト&レディのゴーストは17世紀か18世紀あたりらしい時代に「決闘請負人」というやさぐれたその日暮らし的な仕事をしていた若者がとある劇場で、とある事情で亡くなって、そのままその劇場にゴースト、幽霊となって居座っている、そしてレディっていうのが、なんとフロレンス・ナイチンゲール!!!なんですよ!
19世紀にクリミアの天使、ランプの淑女、という名前で有名になりました。
看護師が「白衣の天使」って形容されたのは(今はあんまり聞かないけど)このナイチンゲールのイメージがあるんだろうなぁ、と思うくらいです。
でも、実際のナイチンゲールはかなり堅物の理論家っていう感じの人だったようでございますが。
以下、ちょっとどっかにネタバレ入っちゃうかもしれないので、まだ未読で知りたくない人は読むのを要注意!です。

ナイチンゲールは、元々は良家の子女であり、社交界なんかで暮らすような世界の女性でありました。
が、ある日、慈善事業の一環として(良家の子女はそーいうのも教養的に求められたんだそうな)貧しい人々が暮らす困窮した病院や地域を、お供付きで視察したそうな。
普通の良家の子女だったら「あらまぁ、可哀想に・・・私のお金を使って頂戴。」っていうことで、少し寄付して、あとは心の中で「あー、臭かったわねぇ。」とかと思いながら再びそこを訪れる事はない、っていうのだけど、彼女は違った。
彼女は、「私の一生をかけて行うべき仕事はこれである!」と、天から神からの啓示をその、困窮する人々の健康回復のために一生を捧げる事を決意してしまい、看護師になる事を決意します。
看護師は、当時、まだまだ下等な下賤な女性が片手間に行う雑用的な扱いで、良家の子女がそれを仕事にしたいなんて言語道断!
と、彼女と両親との間には、大きな確執が生じてしまいます。
神から託された自分の使命が行えない、わかってもらえない事で、絶望にかられたナイチンゲールは、ある日、その幽霊のいる劇場に足を踏み入れます。
彼女は、何故か元々幽霊とかが見えるんだそうな。
で、幽霊に会って頼むのです「私を殺して下さい」と・・・
っていうのは、彼女はクリスチャンなので自殺は神に背く行為なので、出来ない。
他人に殺してもらおうとしたら、その殺した相手が地獄に落ちてしまうので、出来ない。
そこで、もうとうに死んでこの世で神の恩恵からは無縁にしている幽霊だったら、殺してもらってもOKでは?っていう事で、幽霊に頼みにきたというわけなんですな~。
で、ナイチンゲールには普通の人にはみえない幽霊が見えるのですが、それ以外に「悪霊」というか人々の悪意や殺意や敵意が形になった「生霊」というものも見えるんですな。
そして、ナイチンゲール自身の頭上にもこの生霊がいるんですが、その生霊が彼女自身を切り刻んで傷つけているんですね~。
普通、人間の誰もが持っているこの「生霊」は、敵対したり、憎らしかったり、そういう相手、その相手の生霊を知らず知らずのうちに攻撃をあたえ、それが本体である人間の心理的ダメージに換算されている、っていう感じの設定らしい。
このあたりは、もしかして読み違いかもしれんが・・・
ナイチンゲールの生霊が、本体を攻撃しているっていうのは、彼女の意思=生霊となっているため、の意思に従えずに両親や周囲の見識に逆らえない自分自身の不甲斐なさ、それが許せずに自分を傷つけている、という事なのだと思うんですな~。
この辺の設定がうまいなぁ~と、本当に思った。
で、彼女に「殺してくれ」と頼まれた幽霊のグレイは、彼女のその面白さっていうか何かを感じて、「彼女が本当に絶望した時に殺してやるから、それまで付きまとう」という約束で彼女と行動を共にする事に。
で、これで「死ねる」というお墨付き(?)を得た彼女は、ダメ元というか、完全に全力で、本気をさらけ出して両親を説得するんですね。
で、両親の生霊、「彼女を認めないぞ!許さないぞ!」という生霊に対し、ついつい幽霊グレイは攻撃してしまって、それを一時消してしまうのだ。
何故か幽霊の攻撃は生霊に有効で、生霊を殺されたというか消された人間は、一時的にふわ~と腑抜け状態になって、要するに精神的に負けた、折れた、という状況になるみたいだね。
で、両親の生霊が倒された=ナイチンゲールの主張が通った、という事で、彼女の道は開けたわけだが、まだまだ苦難の連続・・・
で、「大変だし、そうそうに絶望して死にたくなるだろー」と、タカをくっていた幽霊は、かなり長期間に渡り、彼女の頑張りを見守るハメになってしまう、という感じ。

ナイチンゲールの生涯は伝記としてもかなり有名だし、それなりに知ってはいましたが、こういった「幽霊」とか「生霊」とか、いかにも藤田ワールド的な異世界的な設定と、現実の、歴史上の有名人ナイチンゲールの生涯が、ほんと違和感なく溶け込んで語られているのがお見事!!です。
ナイチンゲールはか弱い女性ではあっても、その意思は「うしおととら」のうしおだっり真由子だったり、からくりサーカスのリーゼだったりとか、いろいろ思い起こされる感じでございましたなぁ。
そして、「生霊」の設定がとても面白い!と思うのですが、後半、それが薄れてくる、というか幽霊であるグレイとそのライバルであるデオン、これがそういった異世界的パートを担い、ナイチンゲールは悪霊ではなく、官僚主義や事勿れ主義や、そういった無理解や偏見と現実的な戦いを繰り広げるんですな。
で、最初は読みながらせっかくの面白い設定である「生霊」、これをもっと全面に出せばいいのに後半も、って思ったんですが・・・
まぁ、それもあまり気にならないくらいの全体的な物語の勢い、面白さはあったのではありますが。
でも、最後の最後で、分かりましたよ!何故、後半に生霊の存在を何気なくさりげなく「薄く」していったのか?
気にならなくしていったのか?
全てはラストのナイチンゲールの行動に結びつけて、その時に一大爆発!させるためだったんですね~、上手いっ!!!
まさしく、パチパチパチパチと、スタオベしたくなりそうな物語でしたよっ!!
うーん、やはりこの人のマンガは素晴らしいですねっ!!

余談ですが、この「生霊」の設定、私自身でもすごく共感を個人的に感じるところがありましたよ。
どうも相性が悪い、というか私が一方的にそう思ってるのかは不明ですが、どうもぎくしゃくしている相手がいまして、私は夢の中でもよくその人と会ったりとか話したりして、いろいろなシチュエーションがあってもいつもなんか「気まずい」ていうか重い雰囲気、いや~な感じになるんですね、夢の中なのに。
また、そーいう夢、その人がかなり高頻度で夢に出てくるんですよ。
という事は、かなり自分の無意識下でもその人との関係が問題視されている、っていう事の現れだと思っておりました。
で、先日、ついに(?)結構その相手と本格的にぶつかって、私も今までは「大人げないからなぁ・・・」と思い、黙っていた思うだけにしていたその気持ちを直接ぶつけました(まぁ、かなり弱くでございますが・・・)
このマンガでいえば、初めて自分の生霊で相手の生霊に反撃してみた!っていう感じですね!
そしたら、相手は「あなたがそう思っているのなら、これからはそういう方法は止めよう」と言ってくれたんですな~。
いや、本当にその相手が悪気があったとか悪意があった、というわけじゃなくて、誰もがそれなりに使っちゃいそうな心理的圧迫を私に特に与えていた、っていう事なんだけど、「そーいうのは私は好きじゃない」とは今まで言えなかったんだよね、私の方に非があるのもわかってたし。
私にとってはかなり心理的な圧迫だったんだけど、それを与えている本人からすると、全然そんな気は今までなくて普段的な行動であったんだとは思うんだけどね~。
まあ、このあたりはなんんつか私がそれを感じてしまう、わかってしまうっていうのが悪いっていうのもあるけどね。
で、話は長くなったが、その生霊で反撃を食らわして(爆)から、私の夢にはその人は出てこなくなったんですよ!
いやぁ、イド(=無意識)から、その人の影がほぼ消えつつある、っていう事なのかもしれません。
なので、このマンガを読んでただの面白い設定以上に、なんか納得しちゃえたなぁ~というこのマンがでございました。
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