УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『レ・ミゼラブル』

2012-12-31 18:34:22 | 映画
いよいよ、今年もあとわずか数時間でございます。
というわけ(?)で、久々に、スパークリングロゼワインなんぞを飲んでます。
いや〜、最近アルコール飲んでないからねぇ、だって脱水になるんで夜に目覚めちゃうのでメンドクサイんだもん。
飲めば、トイレに行きたくなるし、そーすると寒いし・・・(←とことんズボラ系)

で、今日も映画を見たよ〜

映画『レ・ミゼラブル』予告編


ホントは今年ラストだから、もっと景気のいい映画(?)「ホビットの冒険」をみたかったんですが、
依頼されてた動画ファイルの作成とか添付送付に時間がかかりすぎて、時間が間に合わなくなってしまいまして。
なにせ、ホビッツって2D字幕版って一日一回状態なのでねぇ、仕方ないので来年第一番、という事で、ラストは、あ〜無情。
で、イヤな予感はしてたはしたんですが、私は、ミュージカル映画ってイマイチというか、当たりハズレが見事に分かれるというタイプでね。
で、過去見たミュージカル系映画で、当たり方面なのは「ウエストサイド物語」「ロシュフォールの恋人たち」「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」「ムーランルージュ」「シカゴ」「ヘアスプレー」「スゥイーニートッド」・・・くらいかなぁ?ソラで思い出すのは。
で、反対にダメだったのが「オペラ座の怪人」「プロデューサーズ」「魔笛」・・・っていう感じかな?
で、今回の「レ・ミゼラブル」は、残念ながら後者でした・・・
最初のシーンで、「あーダメだ、こりゃ〜」で、そのまま2時間45分^_^;
頑張った自分を褒めてあげたい、状態でした(爆)
いや、これは映画としてどうのこうの、っていうよりも「映画」というものを「ミュージカル映画」というものをどう自分の中で捉えるのか?どのあたりを評価ポイント、減点ポイントとしてくるのか?によってかなり異なると思います。
何回かあちこちで書いた覚えもあるけど、きっと上記の「ダメだった」ミュージカル映画も、多分ナマの舞台として見たならばきっと、OKなんだと思います、自分。
でも、映画としてはダメ・・・なんだよなぁ。
ミュージカル映画が苦手な人って、だいたい「普通に話して動いていた人が突然歌いだし踊りだすのがすごく違和感で入り込めない」っていうのがその理由だと思うけど、私もこのタイプ。
歌なりに入る前にワンクッション欲しいんですよ〜^_^;
「レ・ミゼラブル」はそのあたりは全く放棄されて、とにかく全部歌歌歌!!
でも、何故かダンスはあまりなくて、わりと個人がクローズアップからバストショットで歌う姿をひたすら写す・・・んですよ。
舞台の映像化、としてならいいかもしれないけど、映画としては私的にはこれは受け入れられないんですなぁ〜。
なんとも不思議な事に、目の前で生身の人間が演じる舞台というジャンル(?)では、すぐ歌ったり踊ったりという、一種のファンタジー的異空間が生じてもわりと違和感なく受け入れられるのに、これがスクリーンに映し出された架空の世界である「映画」になると、すごく違和感を感じるんですよ、逆説的で面白いと自分でも思うのですが。
で、「レ・ミゼラブル」の、他にも気に入らない点は、カメラを意識させている事。
もちろん、UPで歌う俳優・女優さんはもちろん直接カメラをガン見したりして視線を合わせる事はないけど、彼らの視点の先にはカメラがある、っていうのがなんかすぐ判るんだよねぇ〜、要するに「自然じゃない」んですよ。
さらに、一曲一曲歌い終わるたびに、「あー舞台なら、ここで観客拍手だよね♪」的な空気が立ち込めているのも、映画内の世界に入り込めないんですよ。
まー、私はナマ舞台でこの「レ・ミゼラブル」見た事がないからかもしれないけど、でも、多分4回生舞台で見た「オペラ座の怪人」(ロンドンで1回、サンフランシスコで1回、日本の劇団四季版で2回)は好きなのに、それを忠実に、実に忠実に映画化した「オペラ座の怪人」は、一回で見た事を後悔しちゃった、ので、多分この映画も同じだと思います・・・
まぁ、こういう作りをするミュージカル映画は賛否両論が出るのが普通なので、私の意見もその一部で絶対では全くありません。
でも、アン・ハサウェイは多分、賞レースで助演女優賞本命になるでしょうなぁ。
役作りで体型変化している、それまでは純真な役柄ばかりの女優が汚れ役に挑戦した!!っていうパターンは賞レースではかなり有利ですからな。
そーいや、私、原作の「ああ無情」読んだ事はあるのですが、ガキの頃で子供バージョンだったので、フォンティーヌは髪を売ったあたりですぐ体を壊して病院送りになってました、確か^_^;
歯を売るシーンもカットだったような気がしましたな〜。
で、強欲な宿屋夫婦役を演じてたおふたりが、まんま「スィニートッド」的で笑えましたな。
キャスト扱いもなんか、別格になっておりましたが〜。
コゼット役のアマンダちゃんは、あーいう純真天使的なお嬢様役よりも、そういうお嬢様の親友で彼女の天然世間知らずっぷりにつっこみを入れる役の方があってると思います。
「オペラ座の怪人」だったら、クリスティーヌよりもメグ役ね。
あー、でも、早くホビットが見たいです・・・グスンT^T
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『007スカイフォール』

2012-12-30 14:45:46 | 映画
雨です。でも、雪にはなりそうもありません。
雨だと、まーとことん眠いですねぇ、関心するくらいいくらでも寝れます。
で、昨日は午後あたりからは止んだので(今日はダメかなぁ?)夕方に、大福兄ちゃんの様子を見に行ってきました。
腎機能はやや良くなってるそうなんだけど、呼吸が苦しそうで、時々虫の息になってるそうなT^T
顔のおでことかの腫れは引いてきてるんだけど、右目だけじゃなくて左目のまぶたも閉じなくなってきているので、外面ではなくて内部に向かって腫瘍が大きくなってきて、神経を圧迫してるんじゃないだろうか?との事です。
全身状態が良くないので、癌に対する治療がまだできないので、経過見ですが。
もしかして、脳転移とかもすでにあるかも?ということですが、人間と違ってCTとかMRIとかすぐやるわけにはいかんので分からん状況です。
しきりに、「年末年始、連絡はどう取れますか?」と聞かれるところを見ると、先生的にはかなりマズイと考えているようでございます・・・
というわけで、私は神頼みに走っておりますが(苦笑)
昨日行った神社では、おみくじは小吉で、健康運は「念じれば治る」との事でした、うーむ。
しかし、神社、年末はほとんど人も来ないけど、年始はスゴい事になってるんだろうなぁ~。

で、その後は、007シリーズ最新作の「スカイフォール」を見てきました。

「007 スカイフォール」新予告


ダニエル・クレイブ主演になってから、もう何作目?になるかなぁ?
私がこのシリーズ、まともに見てるのはこの前のピアーズ・ブロズナンがボンド役やってたころからなので、あんまりそうそう見ているわけでもないのですが。
ブロズナン主演のころは、ボンドはどちらかといえば、格好つけ路線、色男路線、っていうか、そーいう感じだったんだけど、ダニエル・クレイブになってからはハードボイルド路線、体育会系路線になっている、というか。
で、今回もわりとシリアス路線で、とんでも発明とか、美女といちゃいちゃ、もだいぶ軽減傾向というか(ないわけではないですが)
007シリーズって、ハリウッドを代表するスパイアクションシリーズだと思いますが、その時、作られた時代によって、そのときのアメリカっていうか、アメリカ国民が脅威と感じているモノが「敵」で表現されるようなケースが多いような気がします。
昔は、それがソ連とか共産圏の国々であり、兵器産業であり、冷戦終結ソ連消滅後は、その敵がマスコミ王となり、製薬会社となり、エコ企業を隠れ蓑にした多国籍企業であり、最近はなんといっても「テロリスト」ですな。
で、テロリストはまぁグループ・複数人ではあるけど、前述のそのほかと比べるとどうしても「個人」単位となるので、スケール的には小さくなりがちで、映画的には難しいんだろうなぁ~と思う。
ボンドはMI-6という「国家組織」に属する人間で、それが正となり、それに対する悪が個人、っていうとどうしてもねぇ~。
その点、「ボーン・アイデンテティ」シリーズは、個人が正で国家組織に独力で立ち向かう、っていう方が、現代ではリアリティがあって観客も共感しやすい、っていう時代に変化してるんだろうな~とか。
という感じで、人気の007シリーズといえども、観客数を確保するためには、そういった流れを汲みつつ、しかもオールドファンもそれなりに大切にせねばならん=過去の踏襲、というのもそれなりに考えねばならん、というなかなか難しいシリーズだとも思います。
それを踏まえてかどうだか、微妙~に今後のモデルチェンジの複線を隠しつつ、ひそかに実行しているような意向も感じた今作でした。
クレイブ主演は、あと1,2作くらいになるかな~?という気もしますが。
で、今回Qが新人になってましたが、昔のQは、発明狂のでもちょいとお茶目な博士か技術者系、というイメージでしたが、今作はオタク系というかねぇ、うーむ今時ですな。
でも、あんまり、活躍の機会がなくて残念~。敵に利用されてばっかり、という感じで。
次回はもっとボンドと共同作戦とかで絡んでくるようになるといいねぇ、と思うのですが。
舞台がイスタンブール、ロンドン、上海で、いかにも「映画的」な各地の風景と、ラストのスコットランドの荒野との対比もよかったと思います。
あ、敵役のバルデスも彼らしく、なんとなく親しみやすそうな表面の下にちょっと病的な粘着さと底知れぬ怖さを感じさせる、彼らしいキャラでございました。金髪だったんで、最初分からんかったよ。
怖さ度は、まぁコーエン兄弟監督の「ノーカントリー」での方が上かもしれませんが~。
あ、ロケ地といえば、長崎県の軍艦島が使われていますよ~、おぉ、日本にもこんな雰囲気(といっていいんだか?)な場所があるのですねぇ~。
あー、行ってみたいですねぇ~、ここ。廃墟、廃墟~♪
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ちくわぶ

2012-12-28 19:15:23 | グルメ
今日で仕事納でした。
うー、しんどかったなぁ、最後の方は。毎日戦場だったからなぁ〜。

で、すっかり年末年始モードに突入してますが、クリスマス画像があったのをすっかり忘れてたので、時差で載せておきます(苦笑)







クリスマス連休中に、岳南鉄道に乗ったら車内がクリスマスバージョンであった。
JRじゃ、やらんね〜、これは。と、思いました。


で、昨日、ここんとこずーっと外食だったので(今日も外食ですが)、久々にスーパーに買い出しに行ったら、スーパーもすっかり年末モードっていうか、年始おめでたモードですな。
特設ケースが出て、おせち料理系がドドーンと沢山でてます。
おせちのセットって買うとかなり高値だけど、個別のお惣菜みたいなこーいうのをお重につめれば、もっと安くそれらしく出来るんだろうな〜と思うが、そもそもおせち料理に興味がないのでなんとも。
おせち系で一番好きなのは・・・なます(爆)
でも、年末ってスーパー混むねぇ、しかも一客あたりの購入量が非常〜に多くなる。
それだけ、人が集まってくるっていう事かなぁ?
で、年始挨拶に持参するお菓子とかのコーナーもあって、亀まんじゅうがあったのでつい買ってしまいました〜。
ミニサイズだけどね〜、このシリーズの巨大サイズ、初めて見た時はなかなかにショックでしたよぉ。
で、おでんとかのコーナーも妙に充実していて、ちくわぶもあったのでついつい買ってしまいました。
実は、私はちくわぶの存在をここ最近知った、という人でして。
だって、生まれも育ちも静岡市民だしさ〜。
静岡は、静岡おでんのテリトリーだから、ちくわぶはほとんどナイですよ(って私が知らないだけだったらすまん)
静岡おでんは、はんぺんが白じゃなくて黒だっていうのが特徴っていうか、はんぺん=黒はんぺん、であって、はんぺん=白はんぺんじゃないんです。
白はんぺんは、白はんぺん。
でも、コンビニのおでんは、静岡なのに白はんぺんがはんぺん顔で売られているのだ。
で、関東のコンビニおでんでは、このちくわぶも普通にあるらしいんだけど、静岡ではちくわぶはやはりないんです。うーむ。
私は、このちくわぶ、結構好きなんですが。
なんつうか、すいとんっぽいというかね〜。
コシの無いうどんが束になってる感じというか(←なんかそー書くとマズそうですな^_^;)
ちくわぶを醤油スープで煮て、だいたい煮えたら大根葉を入れてスープ感覚で食べました。
美味かった〜!!
先日読んだマンガ、東京23区女ひとり風呂


に、江戸っ子はちくわぶが好き、でも、他地方の人には判ってもらえない、みたいな事がありましたが、ふーむ不評なのか、ちくわぶ。
原材料は小麦粉と塩だけなので、いろんな味と馴染みそうだし、炭水化物系の材料として、ごはんとか麺類・パスタとかと同じような調理法がいろいろ出来そうな気がしますがな〜。
ちくわぶカルボナーラとか(爆)、ちくわぶゴルゴンゾーラソース和え、とかさ(爆)
まず、自分で作って食ってみろっ!!という感じですかね〜?
イタ飯屋、というかパスタ屋みたいな路線で、ちくわぶ屋なんてどうでしょうか???
あ、上記の本は、銭湯つながりで購入しました。
著者が、東京23区の銭湯一箇所づつに「おひとり様」で入りに行って、おまけにご近所案内みたいなレポマンガというか。
やはり、銭湯があるのは下町、昔ながらの商店街が多い&個性的な怪しい個人商店というかお店がある界隈が多いようでありますな^_^;
静岡の場合も、二軒銭湯ありますが、双方とも昔からの商店街だしねぇ〜、これは全国共通なんでしょうな。
スーパー銭湯系だと、大きい駐車場が欠かせないけど、銭湯は徒歩圏内という感じ・・・
っていうのは、これは郊外型ショッピングモールにより地元商店街がシャッター街となる、っていうのと同じ流れなんだろうなぁ〜。
まー私はスーパー銭湯より断然、昔ながらの銭湯派ですがね。

本といえば、他に最近読んだ本。シモネッタのアマルコルド




イタリア語通訳者の田丸公美子さんのエッセイ集です。
米原万里さんとも旧知の仲で、時々米原万里さんの本で、そのお名前を拝見しておりましたが、この方もいろいろエッセイ書いていらっしゃるそうで。
うーむ、この本も面白かった、っていうか、米原万里さんのとかなり似てるというか、通じるところがありましたな〜。
英国やスペイン、フランスとは違い、世界制覇の野望に取り憑かれ損なったため乗り遅れて、故に共通語として通じる他国がほとんどナイ、というイタリア語と、ロシアもその傾向あるよな^_^;
英語と違った「第二外国語」の面白さ、がよく出てますな〜
イタリア人気質っていうのも面白いし、イタリア人を通して見る自国「日本」という観点も、非常に興味深いです。
英語にしか興味がないっていう人も楽しめると思う、というか、語学を学ぶ=相手国の文化、気質とかをも学ぶ事、っていうのがよく判るんだけど・・・
英語ってそのあたりが、「世界共通語」だからこそ、切り離されてしまっている、っていうのが今読んでる黒田龍之介先生の本にあって、うーむなるほどなぁ、と思ったりとか。
以前というか学生時代は、英語嫌い=外国語嫌い、だったんだけど(でも、国語も嫌いだった)、最近はわりと外国語も楽しいなぁ〜と素直に思えるようになりました。
でも、英語は勉強する気にはならん^_^;
通訳の大変さ、っていうのも「単にその外国語が判る話せる」だけではなく、その外国語の文化風習習慣等の違いをどうやってわかりやすく、短時間に日本人に伝えられるか、またはその反対、っていうわけで、「意訳」っていうのが実に必要になるわけですね〜。
何を相手が伝えたいのか、それをどうやって伝える相手にわかりやすく変換して伝えるか?という難しさ、っていうのがよく判りましたねぇ。
この辺の感覚は、米原万里さんともかなり似ているなぁ〜と思ったりもしました。
田丸さんの本読んだのはこれが初めてだけど、これからしばらくチェックしていきたいです。





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『人生の特等席』

2012-12-26 19:58:58 | 映画
昨日、また病院から電話があって、大福兄ちゃんの腎機能値がますます悪化して腎不全一歩手前になった、という。
でも、利尿剤投与で尿は出ているらしい。
で、今日も一日、電話いつ来るか来るか、と心配してましたが、なんとか来なかった、ほっ。
(来ないということは、とりあえず悪化してない、という事)
で、直接会いにいってみました。
腎機能値は最悪からは少々脱却という事ですが、まだまだ悪いのでそちらを集中的に治療中。
今は、片目はまぶたが閉じないので角膜保護のために目に軟膏塗り捲ってるし、もう片目も目やにというか目膿みたいのが多くて、多分両目とも見えてないんじゃないかな?


元々はよく鳴く猫なんだけど、入院してからは全然鳴かない・・・
まだまだ、どうなるか判らない状況です。


で、先日見た映画~

映画『人生の特等席』イーストウッドコメント入り予告編


今回は、イーストウッドが監督じゃなくて役者としてだけ出演してます。
「グラントリノ」に出た後に、もう俳優としては出演しない、オレも年だし・・・とかって言ってましたが、その撤回は嬉しい限りでございます。
でも、この映画の場合はまさにイーストウッドが主役を演じるのに相応しいというか、それしかない!!というまでの映画ですね~。
イーストウッド、もう70歳代だと思ったが、なんつうか「枯れた」っていうか「乾燥している」年のとり方してるっていうか(笑)
でも、それが味なんだよね~。
ジャック・ニコルソンなんかの場合は、油ぎってるっぽい年のとり方で、成金的な役柄にあってるという感じなんだが、イーストウッドの場合は断然庶民、貧乏(笑)という感じでございます。
ジャック・ニコルソンといえば、モーガンフリーマンと競演した

最高の人生の見つけ方


を思い出すんですが、この映画、正直私はあんまーり好みじゃないんだよねぇ~、一般的に見れば非常に感動路線なんですが。
っていうのは、この二人(ニコルソンとフリーマン)が、いかにもいかにも過去から続く「ステレオタイプ」の役柄以上の演じてないような感じでねぇ~。
っていうわけで、「面白みがない」っていうか、なんつうか「ほら泣け、感動しろ」が見えるんだよねぇ。
で、この「人生の特等席」もイーストウッドが彼らしいステレオタイプ役柄、超頑固爺系映画で定番といえば定番なんだけど、定番には定番のよさがあるんだよなぁ、と納得できるような感じの映画でした。
面白いことに、この映画、ちょい前にブラピが主演した「マネーボール」


映画『マネーボール』予告編


これと、まったくの正反対っていうのが非常に面白かったですね。
ブラピの役柄は、元選手だけど体を壊して経営側の方に回って、パソコンデーターのみで実際に選手を試合を見ない、金で動く冷血、みたいな役柄で、対するイーストウッドは自分の目と勘だけを信じる、という感じ。
でも、実はこの二人、根っこは同じなんだと思うんだよね~、っていうのは、実は超野球好きという(笑)
好きなのに、ブラピは生の試合を見ない、結果だけ判ちゃいい、って言ってるのも、実は超野球好きだからこそ、その本心を隠すための鎧でもあるわけで。
お金のことばかり言ってるようでも、実は私財すべてを投げ出してもいいくらいに野球を愛していたりする、という。
「マネーボール」は、その「素直じゃない」ところが面白かった、というか、裏をかいてくる面白さがありましたが、「特等席」は、それよりも定番手堅さ、ノスタルジー的な良さ、判りやすさ、を追求してくる映画でしたねぇ。
でも、その「定番さ」に甘えてない点はよいと思います。超読みやすいけどね(苦笑)
という感じで、どちらも切り口は違えども、アメリカ人って野球好きだよねぇ~、とつくづく思う。
個人的には、「マネーボール」の方が好みなんですが。
で、エイミー・アダムスがイーストウッドの娘役・・・?と思ってましたが、なんか顔がベース型(笑)で結構あってるかも、と思ったりしてねぇ~。
まー、元々かわいいからいっか。
ってわけで、いまだに「ホビットの冒険」は見てません・・・
上映時間が長いせいか、上映回数も少なくて、休みに入らないと見れそうもないです~、シクシク。
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クリスマス・イヴですな

2012-12-24 16:24:08 | 日記
三連休の最終日がクリスマス・イヴだって言うのも、なんか少々イケズな気もしますが、まーそういう年もあるさ、仕方ない。
でも、思うに、街中「メリークリスマス!!」を装いつつも、実は「良いお年を」色の方がビミョーに強いような気がしてなりませんが・・・

で、昨日は、マトリョミンアンサンブル・カリンカマリンカのメンバーであるIさんのツテで、浜松市のライブハウス「窓枠」で、クリスマスライブなるモノに参加させていただきました。



開演前なので、何だか全然わからんステージ上


「窓枠」って、名前だけは聞いた事あるけど・・・地図みると場所は判るような、でもそれらしき建物あったかなぁ?
と、現地に向かうと・・・
おおおお、わかった、わかったっ!!
その先の公共施設に時々用事があって行った事があるのだが、その道途中に確かにあった、看板!!
小さな窓から中を覗き込もうとしている人々の後ろ姿の絵!!
おお〜、ここだったのか!!っていうよりも、窓枠だからそーいう絵だったのかっ!!
私は、てっきりデザイン事務所とか学校とか、そーいう関係の建物だと思ってたよ〜。
しかし、入口が判らない^_^;という状態、しかも教えていただきても「ここでいいんですか、ホント?」という状況。
ライブハウスってスゴイのねぇ〜(←何がじゃ)
主に浜松で活動している、アマチュアからプロまでいろんな人がどーいう関係だかよくわからんが(笑)とにかくステージに出て、いろいろ音楽しました。
10人以上でステージ狭しとやってるグループもあり、一人ピアノ弾き語りあり、と様々でした。
私らは、いつも通り(?)マトリョミン演奏ですが、その前に師匠がテルミンで一曲演奏。
お誘いを下さったIさんが、ピアノも演奏できる人なので、生伴奏で〜、ステキっ
いいねぇ、生ピアノっ!!
毎回伴奏やっていただきたいところですが、そーするとマトリョミンの人数が足りなくなるという新たな(?)問題が・・・ー_ー;
次は、3月あたりに演奏をご披露する機会がありそうです。
また、詳しく決まったら書きます。

で、昨日はそのライブリハの前に、袋井市に行ってました(で、遅刻しました、すみませんm(_)m)




袋井市のマンホールのフタと橋。デザインも統一されてる感じでおしゃれ〜


袋井っていうと、先行情報としては「メロン??」くらいしか思いつかない私ですが(すみません・・・)上記のマンホールのフタとか、



普通は黄色とかになってるこーいうヤツが瑠璃色ぽかったり、密かにアートっていう感じでした。
全体的に、公共的な場面が、いかにも名物、いかにも産地!!的な宣伝するぜ!!のお役所的な感じじゃなくて、美術館的な抑えたオシャレ感があるっていいましょうか。
でも、こんなんもあった。



前足なんかの曲がりがビミョーです。


で、三連休最終日の今日は、対外的な予定は入れなかったので、入院中の大福兄ちゃんのお見舞いに行こうかと思ったら、先手を打たれて(?)朝、病院から電話が。
電話がある=よろしくない、という事なんですが、そのとおりでして。
右目の腫れがよくなってきた、というのが前回でしたが、今回はどうやら顔面神経マヒが出てきたらしくて、右目のまぶたが閉じなくなってしまった&下顎が動かない、故にごはんが自力で食べられない、という状況になっているそうで。
温熱治療では、神経まで届くような事はないので、原因は癌の浸潤ではないか?という事で。
うーん、進行早い・・・
という感じで、現在は流動食を食べさせてもらっているそうで。
そして、腎機能も急に悪化していて、現在レッドゾーン突入、なので抗癌治療は中断、点滴とかして全身状態の改善に務める、という状況で。
面会してきましたが、まーとにかく痩せた!!
触ると、骨骨している。
巨ネコで、座った姿は米ナス状態だったのに・・・T^T(当然背骨判らず・・・)
それが、ゴツゴツになってしまってますが、その分皮がタプンタプンしております。
うーむ、ヤバイ感じがプンプンしております・・・
もうじき、私が年末年始休みになるから、やろうと思えば家にいられる状況になるので、そしたら流動食でもあげられるし、一時帰宅させようか?と思ってるのですが、腎機能がもうちょっとなんとかならんとそうもいかないし・・・
まだ、約1週間あるので、様子見ですが・・・
多分、今の状況じゃ外泊もさせてくれんなぁ〜。
過去の例からいくと、この感じだと入院したまま・・・というケースになる危険性大です。

で、そのほかとしては、映画「100万回生きたねこ」を見てきました。

『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』予告編


超有名絵本「100万回生きたねこ」に関するドキュメンタリー映画です、が、実は私、マトモにこの絵本読んだ事ないんですね^_^;
あらすじ、とか表紙とか一部の挿絵とかは知ってるけど、という状態。
ドキュメンタリーというのは、この絵本の作者・佐野洋子さんが70歳代でしかも癌を患っている、という状況下で、「顔を撮らない」という条件下でのドキュメンタリーという事で、この映画の撮影中に彼女は亡くなったとの事で。
というのがあるのかないのか、最初からそれが意図かどうか不明ですが、私的には、観客(私)と制作側との腹の探り合い、といった印象をうけた映画でございました。
作者本人は「語る言葉」本人の肉声と、あとは彼女の本の一部を朗読という感じで出ている感じなんですね〜。
替わりに、この絵本に感銘をうけた(と思われる)いろんな年代層の女性が、自分の人生とかをこの絵本に重ねて「語る」んですが、同感度としては20%以下っていう感じかなぁ?私には。
ドキュメンタリー映画っていうのもなかなか曲者(?)で、作りの主題となるこの佐野洋子さんに対してはどうかは不明だけど、他の女性たち、彼女らの語りとかも、制作側にとって「素材」として欲しかったほんの一部分だけを切り取って、それが彼女自身の全て、であるように演出している、という感じも受けたからさ〜。
っていうのは、あまりにも出てくる人達が、同じような感じだから。
共通しているのは、ナイーブで繊細、傷つきやすい、記憶力がよい(良すぎる)そして、全員が母親との関係に問題がある(または本人がそう思い込んでいる)という人がほとんどだったから。
私は母親から(または母親含む周囲)愛されていなかった、傷つけられていた、というのを事細かに覚えてるんだよね〜^_^;
そして、それに対抗するように、自分の子供に対して、自分のような思いはさせたくない!!と強く思っているところ、とか。
うーむ、私的には、母親には母親なりの思いっていうか、捉え方の違いがあるんだろうから、そんなに深く思い悩んでそれに囚われてるなら、思い切ってそれを本人にぶつけてみたらどうかな?って思うんだけど。
いつまでも、一人で抱え込んでないで。
って思うんだけど、もしかして観客にその思わせて、「そうだ、他人の事より自分もそうしなくちゃ!!」って気づかせる事が作り手側の目的なのか?って、裏の裏を探るっていうか(笑)
この絵本のテーマ(?)が、他人から愛されるよりも、自分で自分を愛するよりも、自分が他人を愛する大切さを気づかせる、という感じだと思うんだが、そこからすれば、そういったトラウマ的なモノを抱えた人が新たな道を発見する、という流れにもって行った方がいいような気もするが、まぁ写ってないだけで、本人自身はもうとっくにこの本からそれを気づいている、のかもしれません、っていうか気づくでしょ〜、フツー(爆)
という描きがあんまりない、っていうか私に感じられない、ラスト付近のそれぞれのポートレイト風映像に、語らずともそれが表現されているのかもしれませんが、うーむ。
北京のシーンなんかも、なんか「やらせ」までは言わないけど「意図」が見えきってしまっている、というか「演出」感がよく判るような感じで、もうちょっと「ドキュメンタリー映画」としての、夢(?)を見せて欲しかったような気もします。
猫は、絵本のネコもナマ猫も出てきますが、ナマ猫のほとんどが耳カットされている猫でございました。
さすが、都会は違う!!とかと、違った観点から見てしまった私でありました。
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