いやー、静岡、寒く無いね(爆)
ってわけで帰ってきました。
今日は一日、しとしと細かい雨で霧みたいになってたよ!
なんかサイレントヒルっぽい?
今日は井戸尻考古館に行きました。
最寄駅はJR中央線の信濃境駅から徒歩15分くらい。
駅の中からすでに縄文推し!
あれ?新石器時代・・
まあ確かに縄文は石器は石器だが・・
この辺の区切りは諸説あるんだがはっきり書いてるのは珍しいね、と思ったこの時は。
途中も縄文推し!
新しい看板もあるが、やはりこれは捨てがたい・・
到着しました。
地域コミュニティの場って感じの建物。
なんと、スリッパに履き替えて入るのだ!
で、入ると・・
ど、土器だらけ!
なんかミュージアムと言うより博物館!だなあ。
解説版も手書きなのだ!
このあたりは山梨のヤツと共通項がかなり強い
かなり素朴な感じで、線引いた後とかが肉感的(?)作り手が感じられる土器が多いです。
火焔型みたいな「これ宇宙人が作った?」ではなく、明らかに作った人が感じられるみたいな。
まあ、なんだか用途がわからん土器もあるが。
昔、カレーってこーいうのに入ってなかったか?
あるいはアラジンの魔法のランプ?
土偶の出土も多いが、ほとんどは一部。
でも、やはり八ヶ岳顔。
土偶と言うより、顔のついてた土器の顔部分なんかも。
アルパカっぽい
ここで、ほぼ完体で出てきた土偶は撮影禁止なんで、
駅に貼ってあったグラビア?
なんか太陽の塔系だねー。
下半身にかなり細かい文様が刻まれてます。
駅のポスター。
なんか、ラジオ体操第一!っぽいな。
もう一体貴重な土偶。図録より。
髪型が紐をぐるんぐるんと複雑に巻いた感じで、
蛇を表してるらしい。
刺青もあるねー。
土偶についての解説ですが・・
この博物館の特徴は「押しが強い!」があるなあ。
普通のとこの解説だと「○○ではないか?と考えられています」みたいにビミョーに濁す。
なにせ、今はそれが常識の説でも今後ひっくり返される可能性が低くくはないからね、縄文って。
だが、ここはかなり強く自説を自信を持ち押し出して来ている印象です。
古事記などと結びつけてる説も多く書かれていて、古事記自体が歴史つうより神話・ファンタジーと捉えていた私にはなかなか新鮮だ。
古事記から発生した、ではなくこれらから古事記が生まれた、つう感じだしねー。
古事記は当然縄文よりずっと後の時代だけど。
なんか説得力あるなあ〜。
この説を証明するのは難しいだろうけど。
これなんかも。
こういう丸いドーナツみたいな飾りついた土器は八ヶ岳には多いらしいが、これは眼である!と言う説。
で、実際に目玉に模したビー玉とかスーパーボールまで入れてるよ!うーむ。
私は、最初単に穴のサイズを示すためかと思ってましたが。
って感じで、かなり縄文人の精神世界を土器や土偶と結びつけ理解していこう、と言う意図を強く感じました。
きっとこれ書いた・作った人はかなりの『縄文おじさん』と、見た^_^;;
かわゆい・・
動物系はカエルと蛇と蛟(想像上の生き物らしい)が多い。
別棟に歴史民俗資料館があり・・
下駄スケート!!
木製入れ歯!
はめ心地は悪そうだが、見た目はリアル!
後ろのハエ取り器・・
どーやって使うんだ?
荷札を名札にしてるとこが渋い!
で、
県の石!
花とか鳥はよく聞くが、石もあるのか!
日本の国の石は翡翠だそうな。
で、長野の石は・・
ナウマンゾウの歯??
まあ、化石だから石って言えば石だが・・
と思ったら、県の石にはいわゆる「石」と「鉱物」と「化石」の3ジャンルがあるそうだ。
だから、ナウマンゾウの歯は「県の化石」って事だな。
このあたりが井戸尻の実際の遺跡跡。
復元家屋に、
住居跡
映画のセットみたい・・
駅も秘境駅っぽい・・秘境駅じゃないけど。
待ち合い室はお洒落。
駅前看板
桜がいい感じでした。
しかし、寒かった・・