УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

はにわ展に行ってきた

2024-11-26 20:26:28 | 土偶・縄文・考古学


国立博物館のはにわ展に行ってきました。
今、国立博物館でキティちゃん展もやってるそうで、チケット売り場はかなり混んでました。
今は先に電子チケット買えるから、どこでも買えるとこは先に買っといた方がいいよー、ホントに。

キティちゃんほどではないが、はにわ展も結構混んでました!
目玉のひとつが、踊るはにわ


これは以前に常設展で展示されてた時のヤツ。
今回は、人だかりで写真撮るどころじゃなかった!
で、チラ見しただけだが、この前に撮った時は、高さに差がありますよね?
現在はそれが同じ高さになってるんですよ!
要するに台座の高さをあげてるんです。
なんでも、同じ場所から出たはにわは同じ工房で一緒に作られてるんでそうすると高さも揃えられている方が自然である、って最新?の検証結果によるそーな。


このタイプの埴輪が全国+アメリカから五体集結!
似てるようでビミョーに違う。
うちの実家にも何故か似たようなのが庭の片隅に転がっている。


このタイプ、今はテラコッタ感だが、実は彩色されていた?って説もあり、こんなカラーリングだったのでは??ってヤツ。
なんかパジャマみたい〜


日本人とユダヤ人は祖先が一緒説の有力証拠とされてる埴輪ってこれか?


鷹匠埴輪。

た、鷹〜!


こちらも有名な埴輪。
埴輪ってわりとカラッとしている、というか、土偶が呪術的な感じがあるのに対して、埴輪はいろんなモチーフを楽しみながら作ったユーモラスな粘土遊び的な感じがあるんだよねー。


壁もこんなの。









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【Meet to DOGUU】昭島市郷土資料館

2024-10-14 16:40:38 | 土偶・縄文・考古学
先週、東京で久しぶり〜な結婚式&披露宴に参加してきたよー。
元々、結婚式に呼ばれるような機会はあまり無かった上にコロナ自粛だったし。
ウェディング業界大変だっただろーなー。
なんか一見教会風なとこで式挙げるんだ、つうか座り心地悪いベンチまで真似る必要あるんか??
なんか新郎新婦リア充爆発キラキラって感じで、いやー眩しい眩しい。
今後とも、お幸せに・・

で、地元帰ってきたら風邪ひいて咳止まらず声が出なくてのど飴が主食になってましたわ。


で、東京行ったんで昭島市の博物館に行きましたが、図書館と同じ建物で元小学校。

うーむ・・


多摩地区は縄文遺跡が多いが、ここにもたくさん。
初期から晩期までいろいろ。







なんかの動物みたいだが、ワニ??



現物と一緒に発掘場所の地図があるとこが良いねー。






土偶が結構あった!




考古系以外に民族系展示もあり、昔の農機具とか暮らしの道具的展示。
水くれ器・・水をくれる(あげる)道具って事か。

おー!ファミコンにスーファミも博物館に展示される時代になったんだねー。
・・うち、まだあるよww





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登呂遺跡を未来へつなぐ

2024-10-01 20:35:00 | 土偶・縄文・考古学
10月です!が、昼間はまだまだ暑いですねー。
今日からバス運賃が値上がりしまして、まあ20円くらいかな?と思ったら30円値上がりしてました!
この値上がり分が社員の給料を上げるために使われるならまあ良いが、実際はガソリン代高沸のため、みたいな誰の旨味もなく嬉しくない値上げなんだろーなあ。
あ、ガソリン会社は嬉しいかな?

で、登呂遺跡博物館の秋の企画展が土曜から開始になったんで観てきたよ。
さすがに始まったばかりのせいか、なんか考古学好きオーラ満載の高年齢男性層の人が多かった。


今回は、登呂遺跡を未来につなぐ、って企画で、どちらかというと『中の人』的な展示。
遺跡から発掘された遺物をどうやって修復、保管するか?っていうような裏側事情、バックヤードツアー的な展示です。


まずはこれが!

博物館館内に、小さなゴキブリホイホイ的なトラップしかけておいて、そこに虫が捕獲された時にこの図鑑で種類調べる用なんだろう。


登呂遺跡の遺物は木製が多いが、自然乾燥させた場合、フリーズドライ化した場合、
合成樹脂を水分に置き換える、と、その材質による変化の見本。
ただ乾燥させると縮んで、色もかなり変化して元とだいぶ質感が変わるんで、合成樹脂を使うケースがわりと多いらしい。


これは、

発掘後はこの状態で、この部分をどうやってどんな風に修復したのか?を簡単に書いてあるが、実際は簡単では無いんだろうなあ。


いつもなら見えないように置かれているシリカゲルも今回は存在感ありますねー。


木製の遺物は水の中とか泥の中の酸素が少ない状態だと分解されずに残っている事があるそうな。
だもんで、処理が始まるまでの間は水パックに漬けた状態で保存されているそうな。


記録も重要で、実物を

スケッチに。図に描く事により、細かい文様とかは実物見るよりわかりやすくなってます。


この棒は、昔は

こんな感じで火おこしに使われていた、って事になってましたが、最近は機織りのための部品だ、と考えられているそうな。

資料を大切に保管する事で、今の推測が未来には全く覆り別な説になっているかもしれない、が、そのためにも保管は大切だ、って事で。
今は、今の時代で最適と思われる保存法を使い保存するが、将来はもっとよい保存方法が生まれているもしれない。
そのためにも、必ず発掘された当時の現状に戻せる方法を使う、不可逆的な修復は行ってはならない、ってあたりが学問だなあ〜って感じました。


ワシも使ってます、野帳。

で、静岡市の文化財展の出張展示もあり、








おおーっ!縄文だあっ!
静岡市で縄文ってあんまり見かけないからなー。
やっぱり八ヶ岳系の雰囲気あるなー。
だいぶ簡略化されてはいるけど。

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しずおかタイムトラベル

2024-07-15 20:27:46 | 土偶・縄文・考古学
今朝はちょっと暑さがマシだったのか、ネコが添い寝をしてくれました(爆)

今日は登呂遺跡に行ってきましたー。
最近買いました、こちらの本
こんだあきこさん、って言えば土偶=縄文、なんですがこの本は縄文以外の城系まで『遺跡』として旅してみてきた、ってわけで。
まあ縄文が一番多いですが、弥生遺跡は佐賀の吉野ヶ里遺跡で、本文には『私が弥生時代を学んだ頃には、弥生時代の遺跡と言えば登呂遺跡だったが・・以下略』って感じで、この本でも書かれてるのは登呂遺跡ではなく吉野ヶ里遺跡であるわけで。
ま、まあ、いいけどね、ってわけで企画展見に行きました。


静岡市の旧石器時代から平安時代までの、実際の遺物の展示+解説、って感じで平安時代以降は静岡市歴史博物館の担当なんであろう。




まずは静岡市内の遺跡群の紹介。
あれー?確か瀬名のあたりに古墳群があるはずだが、載ってない?
ちょうど白く抜けてるあたりかなー?

10年くらい前に行った。


今回は、小学生の社会科授業的な展示を、って事で、昭和な教科書と平成な教科書と令和な教科書。
昭和のは『本』って感じで平成・令和のはビジュアルムック、って感じだなー。
令和のにはQRコードもあって、動画とかを見るのかも。


縄文コーナー。






山梨や長野の八ヶ岳土器と比べると、かなり簡略化されてるがやる気はわかる!つうか。
プチプチで固定されとるー。


静岡市の縄文土器で一番有名なヤツ。歯車くんと勝手に呼んでいる。




静岡ではレアな土偶。


弥生コーナー。まあ、常設展にたくさんあるし。


古墳時代。

このオバQチックなのは蒸し器らしいです。

賤機山古墳を作ってる最中の予想図。
普通にみたら、あー古墳作ってるんだね、大変そうだねー、で終わるが、地元民視点だと現在のあの賤機山古墳のあの場所がリアルに重なる絵なんですよ!
あー、あの角度から玄室の入り口が・・って目に浮かぶって感じで。


最後は奈良・平安時代。
お寺跡の瓦とか、お役人が木札に書いてた漢文とか。

縄文土器・弥生土器・須恵器・瓦の破片を実際に触れます。



ヒラサワ・・
場所の名前なんか人名なんか??
(平沢って場所は確かにある)
古代から中世までは登呂遺跡博物館、以降は静岡市歴史博物館の担当、って感じみたいだが、そのうちコラボ企画とかするかもねぇ。











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【Meet to DOGU】東京都埋没文化財センター・2

2024-07-13 21:43:10 | 土偶・縄文・考古学
↑サンリオピューロランド、初めて前を通りかかった。

ここ数日、雨でちょっと涼しい・・というよりめちゃ暑くは無い。だって30度だもん、まだ。
というバグが起きてる毎日です。

で、多摩市にある都の埋蔵文化財センター。
常設展もメインは縄文モノで、



早期から初期、中期の土器は、

って感じで、この展示されてる手前側の土器に直接触れます。
触れる用土器が展示されてる博物館はあるが、展示品そのまんま触ってOK!は珍しい。
後期の土器は出土数が少ないせいか、お触り禁止で。


土偶は板状に近いような感じで。


明治時代のお皿、可愛い。
骨董市にありそう。


収納庫の『見える収納』みたいな土器の山。


おお!土器破片キャッチャーかっ!
幾らだ?と、財布をゴソゴソしてたら、

ほー、そういう意図か。
なんかたまたま作動はしないキャッチャーの機械が手に入ったから、こういう展示にしてみたのか、はたまた最初から意図的に企画したのか??

半分展示で半分は縄文体験、的なので、

縄文時代みたいな服を着よう!コーナーに・・

さりげに重石になってる『いのるん』(青森八戸市の合掌土偶・国宝)


外は縄文の村になってまして、



復元家屋が三基ほど。

住居跡。本物ではない、というか本物を埋めたその上に作られたレプリカな住居跡だそうな。

水源跡。
多摩地区がニュータウンとかで開発されるまではここから水が沸いていたらしい。
地下水脈が開発により切断されたんだろうなあ・・


エモいのー。







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