今日も井川線に乗ってきたので、川根小山駅のもうちょっとマトモな写真を撮ってきました。
結局3回乗りました。
井川線って車掌さんのナマ解説が入るのですが、どうやら人によって解説変わるみたい。
いつも誰でも同じ場所で同じネタで喋るのではなく、カブってるネタもあるけど、使うネタあり使わないネタあり、その日の気分もあるのかもね。
で、今日は千頭から奥泉駅まで乗りました。
なんで奥泉駅か?って言いますと、昨日井川線に乗って沿線ぼーっと見ていたら、
この駅の上の方に縄文っぽい建物が見えたんで。
これでした!!
・・・縄文風トイレ^_^;
縄文の建物を模した(?)トイレ。
せっかくなので入ってみたが、なんと水洗でウォッシュレットもついている。
縄文風バス停もありました。
で、なんで縄文風か?って言いますと、
このあたりで縄文遺跡、集落跡が発見されたそうなんだが、
それを発見したのが藤枝の高校生の考古学部?だっていうから驚き!!ですね。
発掘遺物の一部が駅前に展示されていました。
石包丁みたい
こちらは石棒です。
で、ネットで調べたらどうやらこのあたりの神社にも石棒が奉納されているらしい。
徒歩5分、ってそこには書いてあったんだけど、google Mapには出てこないし、siriに「この近くの神社は?」って聞いてみたら、
「この近くの神社です」って教えてくれるのはいいが、みんな15km以上離れてるような神社でさ(苦笑)
あー、あんた(siri)に頼った私がバカだったよ、と思ったら、なんと救いの神が!!
手書きの駅前案内図に神社発見!!
ってわけで行ってきました。
ここです。
だが、神社の境内、狛犬はいたけど石棒は見つからず。???と思い、もう一度ブログを読み直したら、
境内ではなく、外の道路わきの庚申塔のところだそうで!!
あー、あったあった!!!
これ、教えてもらわなければ絶対わからないよ、ホント。
先人の皆さん、どうもありがとうございますm(_)m
高さ30cm弱くらいの、なんかキノコっぽい石棒です。
正式に縄文出土品かっていうのはわからないが、直接触れる貴重な機会を得られました。
駅前には、縄文一家の像もありました。
縄文の犬
縄文のウサギ
縄文の魚
縄文土器
で、川根の縄文の特色は初期は関東系→中部地域(八ヶ岳系)→関西系、へと変化し、今も昔も静岡あたりが東部と西部の境目だったみたいです。
そういえば、県内唯一(?)の遮光器土偶が発掘されたのもここ川根でした。
ここからバスで30分くらいのところにある寸又峡温泉の道すがらの祠にこんなのが。
で、井川にも縄文遺跡があったそうで。
あった、というのは過去形で今は井川ダムの底だそうです。
井川ダムの展示の一部にありました。
かっての井川の村落と共に今はダムの底に眠っています。
運転していると、やはり見えないし気付かない。
特に車はねぇ。
川根と言うと家山付近しか歩いたことが無いけど、有名なお店もちらほらあって、お茶のたい焼きとか、生クリーム大福とか。どちらも美味しいけど、昨年たい焼きの味が落ちてて、ちょっと悲しかったさ。
考えたら、今住みやすい場所は多分昔も住みやすい事が多いだろうから、きっと昔から住んでた=遺跡、になるのかも。
大井川鐵道沿線は、各駅沿いにいろいろあって各駅停車的なとこですねー。