新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

暑さ寒さも彼岸までだったはずでは

2013-10-10 08:06:47 | コラム
空調対策で薄くて軽いジャケットを着用:
7日と9日に久し振りにと言うか8月29日の退院以来と言うべきか、友人や仕事関係の方との懇談のためにバスと地下鉄とJRを利用して外出した。昨9日などは大江戸線のかちどき橋まで単独で30分も乗ったほどの遠征?だった。尤も、9月には一駅手前の月島まで家人と乗っていたが。

その際に何に迷ったかと言えば、服装と言うか空調対策だったのだ。それは先週末だったかの寒波の如きものの襲来があったので、車内やビルやデパート等の空調がどうなっているのか、室内と外気温との差がどれほどになるのかの見当がつけにくかったのだから。昨日の訪問先は本来は10月1日からだったスーツにネクタイ着用を15日まで延期して対応していると知らせてくれた。

即ち、「病み上がりの身体では半袖シャツだけでは、もしかして効きすぎている空調に耐えられない事態が生じるのではないか」と危惧したのだった。一体何時までこの高温・高湿の状態が続くのかと恨めしく思った。そこで、極めて薄くて軽いポリエステルのジャケットを半袖シャツの上に羽織って出かけることにした。

結果的には7日の喫茶店での懇談の際には、これだけで不十分だったほど冷房が効いており、大いに不安にさせられてしまった。昨日は大江戸線の空調が意外に効いており、少し涼しすぎたがジャケットが救ってくれた。しかし、思わず「寒い」と言ってしまった訪問先のビルの1階の空調に驚かされた。昼食に入った海鮮丼の店では入り口のガラス戸を開け放して湾岸からの風を入れた自然の空調が何故か心地良かった。

街で見たところでは、Tシャツだけの威勢の良い高齢者もいれば、真夏の装いの若者も多く、スーツにネクタイ着用のビジネス・パーソンもいれば、露出度十二分の若い女性もいるはという状況で、人々は太平洋高気圧に押された30度前後の高温に、思い思いの対応をしているかのように見えた。

当家の室内などは夜になっても27度近辺が維持されていて、寝る前に一度空調をかけて冷やしておく必要があるほど暑い。エレベータの中では「何時まで経っても暑いですね」と挨拶し合っている住民が多い。今日で10月の10日なのに予報では28度とある。今日は何を着て出かけようかと思案中だ。