新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

予想通りの現象では

2013-12-28 10:37:04 | コラム
工事等の現場で人手不足になっていく?:

巷間秘かに、ないしは大っぴらに予測されていたことだったが、「既に(東北の被災地等で)工事や輸送等の現場で人手不足が発生しているにも拘わらず、そこにより色好い収入が保証されそうなオリンピック関連の求人が出てくればどうなるか」と、その筋では囁かれていた。

ところが、年末のemail挨拶を交わした輸出入の専門家からは既に

「今や早くもコンテイナーを引っ張る運転手が、より収入が良いだろうオリンピック需要等を含む物流などに職業替えしてしまい、折角輸入された海上輸送のコンテナを港湾のヤードから引き取れず往生する現象が生じています。 これは全国的な傾向で当社もその一人である荷主も困っていますし、どの港でも同様な事態が発生して困っております」

という嘆きを聞かされた。「矢張りか!」と思わずにはいられなかった。今後益々建設工事現場などでは熟練の労働力不足が激化するのではないのか。

民主主義政治とは

2013-12-28 08:02:55 | コラム
沖縄県庁に反対派が座り込み:

仲井間知事の埋め立て承認に対して圏内の反対派が座り込み、マスコミは知事の暴挙を批判する県民の声を流してくれている。例えば「あれはうちなんちゅーではない」などと言わせて。

私は良く解らないのだが、民主主義政治の下では「自分たちの代表を自らの意思で投票で選んで自分たちの意思を政治に反映されてくれ」となっているらしい。即ち、格差があろうとなんだろうと一票を投じて委任したはずだと思っている。

しかし、(あの県庁に押しかけている中にどれほどの職業運動家がいるか不明だが)沖縄県民は仲井間知事に自分たちの意思と意向を代表してくれとして支持したのではなかったのだろうか。それが今になって(金に目がくらんで)裏切られたようなことを言い出している。マスコミのその矛盾を言う前に知事の批判から入っている。

私は我が国には戦争が終わって間もなく「民主主義政治」が導入されたと記憶している。この原則は多数決だと教えられたはずだ。だが、その後それほど日が経たない間に「民主主義=平等(それも悪平等に極めて近いもの)」にすり替わっていったと思っている。いや、リベラル的と言うか社会主義的な事を指すのが民主的だと信じ込まれているようになったとすら言いたい。

その辺りを最も曲解している姿勢を見せているのが一部の政治家であり報道機関だと思わせられることが屡々だ。仲井間知事を選んだのは沖縄県民であったし、民主党に政権を与えたのも我らが国民の皆様だったのを忘れてはならない。私は民主党に懲りた多くの国民の皆様が今回は自民党を選んだのだと信じている。信じて選んだはずの安倍総理を批判するのは天に向かって唾するようなことではないのかな。

安倍総理の靖国参拝に思う

2013-12-28 07:42:42 | コラム
総理は自身で言ってきたことを実行されただけでは:

靖国神社参拝を肯定的に報じている報道機関は希だ。何処かに「選挙公約にあった事を実行されただけで、それを批判する理由はないのでは」と言う所があってもおかしくないと思っている。しかし、ここまででは、その結果で何が起きたかは別問題だが、それとても苟も報道機関であれば十分に予測できたはずで、何も喜び勇んで中国と韓国からこういう反応があったと大声で報じることでもないのでは。

アメリカからは大使館の不快感表明が国務省のそれに格上げしたと言っているが、アメリカが何か言えばそれが金科玉条の如きもので甘んじて承れと言いたいのかな。それでは日頃からアメリカ政府が言うこと為すことに従順でなかったことと矛盾していないのかな。私にはアメリカ(あの大統領は?)はこう言ったことで中国に何となく気兼ねをして見せたのかと思ってしまうのだが。

私は何度か私的な場でも家庭内で言ってきたことだが、韓国は我が国に対する戦勝国でも何でもなく自分たちの中にも靖国神社に祀られている人がいるはずなのに靖国神社とそれへの総理の参拝に常に過剰以上に異常に反応して我が国を批判してみせる。これらの矛盾をもう少し大きく採り上げて論じる報道機関出てきても良いのではないかな。

私には中国と韓国が貿易の面で我が国と袂を分かつような行動に走って良いほど強固な経営状態にあるとは思えないし、あの姿勢の裏に経済というか貿易面に対する考慮が何処まであるのかなと思っている。

以上に対する私の28日朝の時点での言い訳だが、未だ声が通常の美しさを取り戻せておらず、元気にもなれていないのだが、沈黙していてよい事態ではないと思っての一言。